やっと言えるようになりましたから書きます。
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ここ数か月続いていますので、やっと公表できるようになりました。明日金曜日にパソコン版を配信、土曜日に携帯版を配信予定です。
今回のテーマは「なぜ耐震性能が必要か」を地震が起きた時でなく、大きな地震が起きた後の状況より説明しています。岐阜特有の条件を考えるとやっぱり耐震等級3はいるんですよね。
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さてさて、最近はというと島田は新築2棟を担当し、私はリノベーション工事と今月中ごろからかかるお宅とお引渡しさせて頂いたお宅の対応をしています。
50年以上前の住宅、これになんと樹脂サッシをつけてしまいます。そして内壁をふかして(壁を中にもう一回組むこと)断熱を入れます。断熱気密性能は劇的に変わる予定です。
但し断熱気密性能が上がるということは、家に対するリスクがすごく増えるということです。だから、通気を確実に取れる方法を現地にて考え検討しながら進めています。 予算・・・は恐ろしくオーバーしていますが、やっぱり長持ちさせたいのです。
こんなふうにサッシがついています。サッシの隣は耐震補強の合板です。
実はこのお隣は先日お引渡しさせて頂いた家が建っています。
杉の外壁を貼って約1ケ月チョット、徐々に落ち着いた色になってきました。
そして
今日は3時間ほどかけて丁張をしてきました。
丁張とは建物のくい打ちや基礎を行うときに位置を決めるための重要なものです。
私が造る丁張はくい打ちを行うためのもので、3時間かけて作っても作業をする2日ほどで撤去されます。それでも誤差2ミリ以内で正確に作ります。
今回採用する地盤改良はエコジオ工法です。砕石をパイル上に地中に埋めます。
ここ数日、エコジオを設計する業者とやり取りをしていました。
エコジオ工法はあくまでも地盤改良。設計趣旨は20KN以上の地盤にすること。だから、設計は建物の下部に2.3m以下のスパンで均等に打つ設計をしてきます。
私としては、構造計算をして基礎を設計していますので、どこにどの程度の重量がかかるかが解ります。ですのでこの柱の下、この梁の下に杭を持ってきてほしいと依頼をします。そうすると・・・ムチャクチャ杭の本数が増えて無茶苦茶な金額になります。
で、こんなやり取りを数日やっていました。
私)いやいや、そうじゃなくて、ここにはまったく力がかからないからこの杭をこの梁の下に移動してここにもってきて・・・・
業者)できません。規定スパンを超えてしまいます。
私)けど、ここ、梁にのっていませんよね。全く関係ないですよね。
業者)規定ですので、必要です。
最終的には、規定を伺い私が位置決めをして、業者の設計担当にチェックをしてもらいました。
いい工法なのですが、実は大なり小なり毎回このようなやり取りをしています。
地盤改良はあくまでも地盤改良であり杭工事ではない。いつも矛盾を感じるのですね。
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