シリーズ2の第3話(最終話)は「The Reichenbach Fall」(ライヘンバッハ・ヒーロー)。
元ネタは原作の「The Final Problem(最後の事件)」でシャーロックとモリアーティの対決が描かれています。
脚本担当を見て「The Blind Banker/死を呼ぶ暗号」の人か…、とちょっとガッカリしてたんだけど。(←オイ)
まさか「Fall」がこんな風に置き換えられるなんて~。さすがだっ。
この「最後の事件」はシャーロックが感情的になるシーンも多いので、副音声(英語)+字幕をオススメしまっす!
(ネタバレ)
※日本語訳はテキトーです。
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最後のカウンセリングを受けてから18か月。再びセラピストを訪れていたジョン。
JW : My best friend ... Sherlock Holmes … is dead.
(僕の親友…、シャーロックホームズが…、死んだ)
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<3か月前>
SH : Diamond cufflinks. All my cuffs have buttons.
(ダイヤモンドのカフスだ。僕の袖口には全部ボタンがついてる)
JW : He means thank you.
(ありがとうってことです)
大きな事件を次々と解決しマスコミで大々的に報道される2人。
ジョンも自己中シャーロックのフォローがすっかりうまくなったね。(笑)
最重要指名手配犯を逮捕する手助けをしたことからレストレード警部&部下達から帽子をプレゼントされ
それがシャーロックのトレードマークに。
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SH : Is it a cap? Why has it got two fronts?
(これはキャップか?どうして前が2つあるんだ?)
JW : It’s a deerstalker.
(それはディアストーカー:鹿撃ち帽 )
SH : You stalk a deer with a hat? What are you gonna do ― throw it? Some sort of death frisbee?
(君は鹿を帽子でストーキングするのか?どうやって、投げてか? 死のフリスビーか何かか?)
タブロイド紙に「Bachelor John Watson (独身のジョン・ワトソン)」なんてあだ名をつけられちゃって怒るジョン。
帽子を振り回してブツブツ言ってるシャーロックがおもしろい。ホームズのトレードマークが「死のフリスビー」とは。(笑)
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JM : No rush. (あわてる必要はない)
「Tower of London(ロンドン塔)」に観光客として入り込んだモリアーティ。
彼が携帯の操作ボタンを押すと「Tower of London (ロンドン塔)」「Bank of England (イングランド銀行)」
「Pentonville Prison (ペントンビル刑務所)」のセキュリティシステムが次々とハッキングされる。
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かけつけたレストレード警部に抵抗せず逮捕されたモリアーティ。
「Crown Jewels (クラウン・ジュエル)」を盗もうとしたことで注目される事件となりシャーロックが鑑定人として召喚される。
BGMに使われてる Nina Simone (ニーナ・シモン)の曲がカッコイイ。
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SH : I’ll give you a quote if you like ― three little words. You ... repel ... me.
(もし君がお望みなら発言してやるよ。3つのちょっとした言葉を。君には…吐き気が…する)
法廷のトイレで女性記者に待ち伏せされるシャーロック。
短いシーンなのにナンかゾクゾクするっ。キャサリン・パーキンソン演じるキティ・ライリーがちょっとイッちゃってる感じとか。
SH : There are two types of fans.“Catch me before I kill again” ― Type A ...
(ファンには2種類ある。”また殺す前に捕まえて”というタイプA…、
K : Uh-huh. What’s Type B?
(それで。タイプBは何なの?)
SH : “Your bedroom’s just a taxi ride away.”
(”あなたのベッドルームはタクシーですぐそこよ”)
有名になってファンに誘惑されちゃってるのかシャーロックwww
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いつもの調子で弁護士の質問に先回りして答えたり陪審員の身元を話しまくるシャーロック。
ついには法廷侮辱罪で留置所へ入れられることに。
SH : The only reason he’s still in a prison cell right now is because he chose to be there.
Somehow this is part of his scheme.
(やつがまだ刑務所にいるただ1つの理由は、やつがそこにいることを選んだからだ。どうやらこれは計画の一部らしい)
翌日、弁護を一切行わなかったモリアーティに無罪の判決が下る。
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JM : I owe you. (君には借りがある)
シャーロックがお茶の用意をしていると、あらわれたのはモリアーティ。
彼が3つの施設に押し入り何も盗らなかったのは入ることが目的ではなく、そこに入ることができるキーを持っていることを
世界に見せつけるためだった。
JM : You need me, or you’re nothing. Because we’re just alike, you and I ― except you’re boring.
You’re on the side of the angels.
(君には僕が必要だ。でないと君は何者でもない。なぜなら僕たちはそっくりだから、君と僕。君がたいくつなことを除いては。
君は天使の側にいるから)
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<2か月後>
またしても権力を利用してジョンを拉致したマイクロフト兄ちゃん。
ATMにまでメッセージを出せるってwww いったいどれだけ力があるんでしょうか。
そして連れてこられたのが「Diogenes Club (ディオゲネス・クラブ)」。
「バスカヴィルの犬」でもマイクロフトがくつろぐ姿が見られたこの場所は、原作にも登場する彼が創立発起人のクラブで
「Total silence (完全なる沈黙)」が伝統。そんな所へ大声で話しながら入って行き強制退場させられちゃうジョン。(笑)
ジョンはマイクロフトから複数のトップクラスの国際暗殺者が「221B」の近くに引っ越してきたことを警告される。
写真を見せられる場面で女性の殺し屋だけは見たことがあると言ったジョン。女性のチェックは怠らないぜっ。
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ジョンが家に戻ると駐米大使の2人の子供が誘拐されたという事件の依頼が。
2人が通う学校の寄宿舎に向かい男の子が残した「Linseed oil (アマニ油)」の手掛かりを発見するシャーロック。
A : Not much use. Doesn’t lead us to the kidnapper. (そんなに使えないな。誘拐犯の手掛かりにはならない)
SH : Brilliant, Anderson. (素晴らしいな、アンダーソン)
A : Really? (本当に?)
SH : Yes. Brilliant impression of an idiot. (ああ。素晴らしい”バカの物まね”だよ)
アンダーソン、おかえり!でも相変わらずヒドイあつかいwww
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手掛かりを分析するためにバーツへ向かうシャーロック&ジョン。
M : You look sad ..when you think he can’t see you. Are you okay? And don’t just say you are,
because I know what that means, looking sad when you think no-one can see you.
(あなたは悲しそうに見える…彼にはあなたが見えてないって思ってる時は。大丈夫?ただ大丈夫って言わないで。
なぜなら、誰にも見えてないって思ってる時にあなたが悲しそうに見えるのが、どういう意味か知ってるから)
SH : You can see me. (君には僕が見えてる)
M : I don’t count. What I’m trying to say is that, if there’s anything I can do, anything you need,
anything at all, you can have me.
(私は数に入らないから。何を言おうとしてるかというと、もし何かできることがあるなら、あなたが必要なことならなんでも。
どんなことでも。私がいるから)
モリーーーー!!・゜・(ノД`)・゜・。 ええ子や。
ランチデートをキャンセルさせられるし、分析結果を報告しても「Thank you, John. (ありがとうジョン)」とか言われたのに。(笑)
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I owe you. (君には借りがある)
ジョンが見つけた封筒の「パンくず」で、これがおとぎ話になぞらえた事件だと気付いたシャーロック。
ホームレスネットワークを使って探し当てた廃屋の菓子工場で子供たちを発見し、救出。
しかし話しを聞こうとしたクローデットに悲鳴をあげられてしまう。
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わずかな手掛かりだけで事件を解決し、子供に拒絶されたシャーロックを見てドノヴァンは疑惑を持ち始める。
そしてその疑惑を「Knight at the Round Table (円卓の騎士)」になぞらえシャーロックに見せるモリアーティ。
SH : Moriarty is playing with your mind too. Can’t you see what’s going on?
(モリアーティは君の頭の中でも遊んでるんだ。何が起こってるのか分からないのか?)
JW : No. I know you’re for real. (いいや。僕は君が本物だって分かってる)
SH : A hundred percent? (100パーセント?)
JW : Well, nobody could fake being such an annoying dick all the time.
(ああ、誰もそんなウザイやつのふりなんかずっとできないよ)
人になんて思われようとまったく構わないシャーロックが、ジョンに疑われていると思った時に声を荒げるのがいいね。
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SH : Joining me? (一緒に来るのか?)
JW : Yeah. Apparently it’s against the law to chin the Chief Superintendant.
(ああ。警視正を殴るのは法律違反らしい)
シャーロック&ジョンの逃亡劇!
手錠をしたまま一緒に走るのに「SH : Take my hand. (僕の手を取れ)」とか言われちゃったけど
ウワサになるのがイヤだから袖をつかんでるジョンがかわいいぞ。(笑)
モリアーティがロンドン塔で残した「Get Sherlock (シャーロックを捕まえろ)」というメッセージ。
これは犯罪者達にあらゆるシステムを破ることができる「キーコード」が彼の元にあること、
そしてシャーロックが犯罪者と関係があるように見せかけるための巧妙な罠だった。
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シャーロックの真実についての記事を書いた女性記者キティ・ライリーを訪ねた2人。
が、そこに現れたのはモリアーティ!!
モリアーティだと思われた男は自らを「Richard Brook (リチャード・ブルック)」と名乗り、
自分は役者で自分が行ったことの全てはシャーロックから金を貰ってやったことだとジョンに告げる。
SH : He’s been sowing doubt into people’s minds for the last twenty-four hours.
There’s only one thing he needs to do to complete his game, and that’s to …
(やつはこの24時間で人々の心に疑いの種をまいた。やつのゲームを完成させるのに必要な事が1つだけある。それは…)
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SH : You’re wrong, you know.You do count. You’ve always counted and I’ve always trusted you.
But you were right. I’m not okay.
(君は間違ってる。君は数に入ってる。君はいつも数に入ってたし、僕はいつも君を信じてた。でも君は正しかった。僕は大丈夫じゃない)
M : Tell me what’s wrong.
(何があったか教えて)
SH : Molly, I think I’m going to die.
(モリー、僕は死ぬことになると思う)
M : What do you need?
(何が必要なの?)
SH : If I wasn’t everything that you think I am – everything that I think I am – would you still want to help me?
(もし僕が君が考えてるような僕じゃなかったら?僕が考えてるような僕じゃなかったら?それでもまだ君は僕を助けたいか?)
M : What do you need?
(何が必要なの?)
SH : You.
(君だ)
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バーツ。ジョンを呼び出したシャーロックは彼の元にあるキーコードを見つけることができれば
リチャード・ブックルを再びモリアーティに戻すことができると告げる。
そしてそのキーコードが何なのかに気付いたシャーロックはモリアーティにメールを打つ。
Come and play. Bart’s Hospital rooftop. SH
(遊びに来い。バーツの屋上。SH)
PS. Got something of yours you might want back.
(追伸。君が取り戻したいものを手に入れた)
ジョンの携帯に救急救命士からハドソンさんが撃たれたとの連絡が入る。
「SH : You go. I’m busy. (君は行けよ。僕は忙しい)」と言ったシャーロックに怒って1人出ていくジョン。
SH : Alone is what I have. Alone protects me.
(僕にあるのは孤独だ。孤独は僕を守ってくれる)
JW : No. Friends protect people.
(いいや。友達が人を守るんだ)
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JM : Nobody seems to get the joke, but you do.
(誰もジョークに気がつかなかったみたいだね。でも君は気づいた)
SH : Rich Brook in German is Reichen Bach - the case that made my name.
(リッチ・ブルックはドイツ語でライヘン・バッハ。僕が有名になった事件だ)
モリアーティをバーツの屋上へ呼び出したシャーロック。
天才探偵が詐欺師だったというストーリーを完成させるためモリアーティはシャーロックに自殺を要求。
そしてそれを受け入れなければジョン、ハドソンさん、レストレード警部の3人が暗殺者によって殺されると脅す。
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SH : I may be on the side of the angels, but don’t think for one second that I am one of them.
(僕は天使の側にいるかもしれない。だがほんの一瞬でも僕がその1人だと思わないことだ)
JM : No, you’re not. I see. You’re not ordinary. No. You’re me. You’re me! Thank you!
Sherlock Holmes. Thank you. Bless you.
As long as I’m alive, you can save your friends, you’ve got a way out. Well, good luck with that.
(ああ、君は違う。分かったよ。君は平凡じゃない。違う。君は僕だ。君は僕だ!ありがとう!シャーロック・ホームズ。ありがとう。祝福を。
僕が生きている限り、君は友達を救うことができる。君は出口を見つけた。では、幸運を)
暗殺を阻止するためならどんなことでもすると言ったシャーロックにモリアーティは自ら死を選び、その選択肢を絶つ。
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自分が死ぬこと以外に暗殺者を止める方法がなくなったシャーロック。
ハドソンさんが撃たれたのはウソだったと分かり駆けつけたジョンに、新聞に書かれていることは全て本当のことで
自分がモリアーティを作ったと告げる。
あんなに証拠や疑惑を見せられて本人にまで言われたのに、ちっともシャーロックを疑ってないジョンが…、もう!
SH : Nobody could be that clever. (誰もそんなに賢くなりえない)
JW : You could. (君はできた)
この後に思わず笑うシャーロック。あの涙はホンモノだと思いたい。
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JW : You ... you told me once that you weren’t a hero. There were times I didn’t even think you were human,
but let me tell you this, you were the best man, and the most human ... human being that I’ve ever known and
no-one will ever convince me that you told me a lie, and so ... There.
(君は僕に一度、君はヒーローじゃないって言ったね。君が人間だって思えない時もあった。
でも言わせてくれ。君は最高の男で、そして僕が知っている中で一番人間らしい。
誰も君が嘘をついていたってことを僕に納得させられないだろう。それで…、そうなんだ。)
JW : I was so alone, and I owe you so much.
No, please, there’s just one more thing, okay, one more thing: one more miracle, Sherlock, for me.
Don’t ... be .. dead. Would you do ...? Just for me, just stop it. Stop this.
(僕はとても孤独だった。そして僕は君にたくさん借りがある。
いいや、頼むよ。もう1つだけある。いいね。もう一つだけ、もう一度奇跡を。シャーロック、僕のために。
死なないでくれ…。できるかい?ただ僕のために。やめてくれ。こんなことはやめてくれ)
ジョーーーーン!!・゜・(ノД`)・゜・。
いやもう、涙なしには見られません。うますぎるぞマーティン・フリーマン!
震える声や、涙した後に軍人らしく毅然とした態度で去っていくところなんてもう。
シャーロックが生きていることは分かってるんだけどね。せつないじゃないですか。
最後にいいとこ持っていったなぁ。
原作では次にホームズがワトソンの前に現れるのは「The Adventure of the Empty House (空き家の冒険)」という作品で、
死んだと思われてから3年後!
制作側もシリーズ3の1話目はこの「空き家の冒険」が元になると言ってるようですが、まさか3年も待たせない…、よね?(^^;
マーク・ゲイティスによると原作でホームズが姿を見せた時にワトソンが気絶するというリアクションは違うものになるらしい。
ちょっと見てみたかった気もするケド。(笑)
とにかく、ジョンがカウンセリング費用で破産しちゃう前に早く帰ってきて欲しいものデス。
イギリスのみならず世界的にもヒットしちゃったもんだから、主役の2人も注目されるようになりひっぱりだこ。
なので「シリーズ3」の制作は決定しているものの、撮影は2013年はじめからなんだそう。
別の記事にはクリスマスに放送みたいなことが書いてあったけど、うっそーん。長すぎる…。
せめて「シリーズ2」の時みたいにイギリス放送終了の1週間後にDVDが発売されて欲しいなぁ。
【BBC SHERLOCK INDEX】
元ネタは原作の「The Final Problem(最後の事件)」でシャーロックとモリアーティの対決が描かれています。
脚本担当を見て「The Blind Banker/死を呼ぶ暗号」の人か…、とちょっとガッカリしてたんだけど。(←オイ)
まさか「Fall」がこんな風に置き換えられるなんて~。さすがだっ。
この「最後の事件」はシャーロックが感情的になるシーンも多いので、副音声(英語)+字幕をオススメしまっす!
(ネタバレ)
※日本語訳はテキトーです。

最後のカウンセリングを受けてから18か月。再びセラピストを訪れていたジョン。
JW : My best friend ... Sherlock Holmes … is dead.
(僕の親友…、シャーロックホームズが…、死んだ)
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<3か月前>
SH : Diamond cufflinks. All my cuffs have buttons.
(ダイヤモンドのカフスだ。僕の袖口には全部ボタンがついてる)
JW : He means thank you.
(ありがとうってことです)
大きな事件を次々と解決しマスコミで大々的に報道される2人。
ジョンも自己中シャーロックのフォローがすっかりうまくなったね。(笑)
最重要指名手配犯を逮捕する手助けをしたことからレストレード警部&部下達から帽子をプレゼントされ
それがシャーロックのトレードマークに。

SH : Is it a cap? Why has it got two fronts?
(これはキャップか?どうして前が2つあるんだ?)
JW : It’s a deerstalker.
(それはディアストーカー:鹿撃ち帽 )
SH : You stalk a deer with a hat? What are you gonna do ― throw it? Some sort of death frisbee?
(君は鹿を帽子でストーキングするのか?どうやって、投げてか? 死のフリスビーか何かか?)
タブロイド紙に「Bachelor John Watson (独身のジョン・ワトソン)」なんてあだ名をつけられちゃって怒るジョン。
帽子を振り回してブツブツ言ってるシャーロックがおもしろい。ホームズのトレードマークが「死のフリスビー」とは。(笑)
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JM : No rush. (あわてる必要はない)
「Tower of London(ロンドン塔)」に観光客として入り込んだモリアーティ。
彼が携帯の操作ボタンを押すと「Tower of London (ロンドン塔)」「Bank of England (イングランド銀行)」
「Pentonville Prison (ペントンビル刑務所)」のセキュリティシステムが次々とハッキングされる。

かけつけたレストレード警部に抵抗せず逮捕されたモリアーティ。
「Crown Jewels (クラウン・ジュエル)」を盗もうとしたことで注目される事件となりシャーロックが鑑定人として召喚される。
BGMに使われてる Nina Simone (ニーナ・シモン)の曲がカッコイイ。

SH : I’ll give you a quote if you like ― three little words. You ... repel ... me.
(もし君がお望みなら発言してやるよ。3つのちょっとした言葉を。君には…吐き気が…する)
法廷のトイレで女性記者に待ち伏せされるシャーロック。
短いシーンなのにナンかゾクゾクするっ。キャサリン・パーキンソン演じるキティ・ライリーがちょっとイッちゃってる感じとか。
SH : There are two types of fans.“Catch me before I kill again” ― Type A ...
(ファンには2種類ある。”また殺す前に捕まえて”というタイプA…、
K : Uh-huh. What’s Type B?
(それで。タイプBは何なの?)
SH : “Your bedroom’s just a taxi ride away.”
(”あなたのベッドルームはタクシーですぐそこよ”)
有名になってファンに誘惑されちゃってるのかシャーロックwww
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いつもの調子で弁護士の質問に先回りして答えたり陪審員の身元を話しまくるシャーロック。
ついには法廷侮辱罪で留置所へ入れられることに。
SH : The only reason he’s still in a prison cell right now is because he chose to be there.
Somehow this is part of his scheme.
(やつがまだ刑務所にいるただ1つの理由は、やつがそこにいることを選んだからだ。どうやらこれは計画の一部らしい)
翌日、弁護を一切行わなかったモリアーティに無罪の判決が下る。

JM : I owe you. (君には借りがある)
シャーロックがお茶の用意をしていると、あらわれたのはモリアーティ。
彼が3つの施設に押し入り何も盗らなかったのは入ることが目的ではなく、そこに入ることができるキーを持っていることを
世界に見せつけるためだった。
JM : You need me, or you’re nothing. Because we’re just alike, you and I ― except you’re boring.
You’re on the side of the angels.
(君には僕が必要だ。でないと君は何者でもない。なぜなら僕たちはそっくりだから、君と僕。君がたいくつなことを除いては。
君は天使の側にいるから)

<2か月後>
またしても権力を利用してジョンを拉致したマイクロフト兄ちゃん。
ATMにまでメッセージを出せるってwww いったいどれだけ力があるんでしょうか。
そして連れてこられたのが「Diogenes Club (ディオゲネス・クラブ)」。
「バスカヴィルの犬」でもマイクロフトがくつろぐ姿が見られたこの場所は、原作にも登場する彼が創立発起人のクラブで
「Total silence (完全なる沈黙)」が伝統。そんな所へ大声で話しながら入って行き強制退場させられちゃうジョン。(笑)
ジョンはマイクロフトから複数のトップクラスの国際暗殺者が「221B」の近くに引っ越してきたことを警告される。
写真を見せられる場面で女性の殺し屋だけは見たことがあると言ったジョン。女性のチェックは怠らないぜっ。

ジョンが家に戻ると駐米大使の2人の子供が誘拐されたという事件の依頼が。
2人が通う学校の寄宿舎に向かい男の子が残した「Linseed oil (アマニ油)」の手掛かりを発見するシャーロック。
A : Not much use. Doesn’t lead us to the kidnapper. (そんなに使えないな。誘拐犯の手掛かりにはならない)
SH : Brilliant, Anderson. (素晴らしいな、アンダーソン)
A : Really? (本当に?)
SH : Yes. Brilliant impression of an idiot. (ああ。素晴らしい”バカの物まね”だよ)
アンダーソン、おかえり!でも相変わらずヒドイあつかいwww
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手掛かりを分析するためにバーツへ向かうシャーロック&ジョン。
M : You look sad ..when you think he can’t see you. Are you okay? And don’t just say you are,
because I know what that means, looking sad when you think no-one can see you.
(あなたは悲しそうに見える…彼にはあなたが見えてないって思ってる時は。大丈夫?ただ大丈夫って言わないで。
なぜなら、誰にも見えてないって思ってる時にあなたが悲しそうに見えるのが、どういう意味か知ってるから)
SH : You can see me. (君には僕が見えてる)
M : I don’t count. What I’m trying to say is that, if there’s anything I can do, anything you need,
anything at all, you can have me.
(私は数に入らないから。何を言おうとしてるかというと、もし何かできることがあるなら、あなたが必要なことならなんでも。
どんなことでも。私がいるから)
モリーーーー!!・゜・(ノД`)・゜・。 ええ子や。
ランチデートをキャンセルさせられるし、分析結果を報告しても「Thank you, John. (ありがとうジョン)」とか言われたのに。(笑)
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I owe you. (君には借りがある)
ジョンが見つけた封筒の「パンくず」で、これがおとぎ話になぞらえた事件だと気付いたシャーロック。
ホームレスネットワークを使って探し当てた廃屋の菓子工場で子供たちを発見し、救出。
しかし話しを聞こうとしたクローデットに悲鳴をあげられてしまう。
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わずかな手掛かりだけで事件を解決し、子供に拒絶されたシャーロックを見てドノヴァンは疑惑を持ち始める。
そしてその疑惑を「Knight at the Round Table (円卓の騎士)」になぞらえシャーロックに見せるモリアーティ。
SH : Moriarty is playing with your mind too. Can’t you see what’s going on?
(モリアーティは君の頭の中でも遊んでるんだ。何が起こってるのか分からないのか?)
JW : No. I know you’re for real. (いいや。僕は君が本物だって分かってる)
SH : A hundred percent? (100パーセント?)
JW : Well, nobody could fake being such an annoying dick all the time.
(ああ、誰もそんなウザイやつのふりなんかずっとできないよ)
人になんて思われようとまったく構わないシャーロックが、ジョンに疑われていると思った時に声を荒げるのがいいね。
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SH : Joining me? (一緒に来るのか?)
JW : Yeah. Apparently it’s against the law to chin the Chief Superintendant.
(ああ。警視正を殴るのは法律違反らしい)
シャーロック&ジョンの逃亡劇!
手錠をしたまま一緒に走るのに「SH : Take my hand. (僕の手を取れ)」とか言われちゃったけど
ウワサになるのがイヤだから袖をつかんでるジョンがかわいいぞ。(笑)
モリアーティがロンドン塔で残した「Get Sherlock (シャーロックを捕まえろ)」というメッセージ。
これは犯罪者達にあらゆるシステムを破ることができる「キーコード」が彼の元にあること、
そしてシャーロックが犯罪者と関係があるように見せかけるための巧妙な罠だった。
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シャーロックの真実についての記事を書いた女性記者キティ・ライリーを訪ねた2人。
が、そこに現れたのはモリアーティ!!
モリアーティだと思われた男は自らを「Richard Brook (リチャード・ブルック)」と名乗り、
自分は役者で自分が行ったことの全てはシャーロックから金を貰ってやったことだとジョンに告げる。
SH : He’s been sowing doubt into people’s minds for the last twenty-four hours.
There’s only one thing he needs to do to complete his game, and that’s to …
(やつはこの24時間で人々の心に疑いの種をまいた。やつのゲームを完成させるのに必要な事が1つだけある。それは…)
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SH : You’re wrong, you know.You do count. You’ve always counted and I’ve always trusted you.
But you were right. I’m not okay.
(君は間違ってる。君は数に入ってる。君はいつも数に入ってたし、僕はいつも君を信じてた。でも君は正しかった。僕は大丈夫じゃない)
M : Tell me what’s wrong.
(何があったか教えて)
SH : Molly, I think I’m going to die.
(モリー、僕は死ぬことになると思う)
M : What do you need?
(何が必要なの?)
SH : If I wasn’t everything that you think I am – everything that I think I am – would you still want to help me?
(もし僕が君が考えてるような僕じゃなかったら?僕が考えてるような僕じゃなかったら?それでもまだ君は僕を助けたいか?)
M : What do you need?
(何が必要なの?)
SH : You.
(君だ)
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バーツ。ジョンを呼び出したシャーロックは彼の元にあるキーコードを見つけることができれば
リチャード・ブックルを再びモリアーティに戻すことができると告げる。
そしてそのキーコードが何なのかに気付いたシャーロックはモリアーティにメールを打つ。
Come and play. Bart’s Hospital rooftop. SH
(遊びに来い。バーツの屋上。SH)
PS. Got something of yours you might want back.
(追伸。君が取り戻したいものを手に入れた)
ジョンの携帯に救急救命士からハドソンさんが撃たれたとの連絡が入る。
「SH : You go. I’m busy. (君は行けよ。僕は忙しい)」と言ったシャーロックに怒って1人出ていくジョン。
SH : Alone is what I have. Alone protects me.
(僕にあるのは孤独だ。孤独は僕を守ってくれる)
JW : No. Friends protect people.
(いいや。友達が人を守るんだ)
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JM : Nobody seems to get the joke, but you do.
(誰もジョークに気がつかなかったみたいだね。でも君は気づいた)
SH : Rich Brook in German is Reichen Bach - the case that made my name.
(リッチ・ブルックはドイツ語でライヘン・バッハ。僕が有名になった事件だ)
モリアーティをバーツの屋上へ呼び出したシャーロック。
天才探偵が詐欺師だったというストーリーを完成させるためモリアーティはシャーロックに自殺を要求。
そしてそれを受け入れなければジョン、ハドソンさん、レストレード警部の3人が暗殺者によって殺されると脅す。
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SH : I may be on the side of the angels, but don’t think for one second that I am one of them.
(僕は天使の側にいるかもしれない。だがほんの一瞬でも僕がその1人だと思わないことだ)
JM : No, you’re not. I see. You’re not ordinary. No. You’re me. You’re me! Thank you!
Sherlock Holmes. Thank you. Bless you.
As long as I’m alive, you can save your friends, you’ve got a way out. Well, good luck with that.
(ああ、君は違う。分かったよ。君は平凡じゃない。違う。君は僕だ。君は僕だ!ありがとう!シャーロック・ホームズ。ありがとう。祝福を。
僕が生きている限り、君は友達を救うことができる。君は出口を見つけた。では、幸運を)
暗殺を阻止するためならどんなことでもすると言ったシャーロックにモリアーティは自ら死を選び、その選択肢を絶つ。
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自分が死ぬこと以外に暗殺者を止める方法がなくなったシャーロック。
ハドソンさんが撃たれたのはウソだったと分かり駆けつけたジョンに、新聞に書かれていることは全て本当のことで
自分がモリアーティを作ったと告げる。
あんなに証拠や疑惑を見せられて本人にまで言われたのに、ちっともシャーロックを疑ってないジョンが…、もう!
SH : Nobody could be that clever. (誰もそんなに賢くなりえない)
JW : You could. (君はできた)
この後に思わず笑うシャーロック。あの涙はホンモノだと思いたい。
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JW : You ... you told me once that you weren’t a hero. There were times I didn’t even think you were human,
but let me tell you this, you were the best man, and the most human ... human being that I’ve ever known and
no-one will ever convince me that you told me a lie, and so ... There.
(君は僕に一度、君はヒーローじゃないって言ったね。君が人間だって思えない時もあった。
でも言わせてくれ。君は最高の男で、そして僕が知っている中で一番人間らしい。
誰も君が嘘をついていたってことを僕に納得させられないだろう。それで…、そうなんだ。)
JW : I was so alone, and I owe you so much.
No, please, there’s just one more thing, okay, one more thing: one more miracle, Sherlock, for me.
Don’t ... be .. dead. Would you do ...? Just for me, just stop it. Stop this.
(僕はとても孤独だった。そして僕は君にたくさん借りがある。
いいや、頼むよ。もう1つだけある。いいね。もう一つだけ、もう一度奇跡を。シャーロック、僕のために。
死なないでくれ…。できるかい?ただ僕のために。やめてくれ。こんなことはやめてくれ)
ジョーーーーン!!・゜・(ノД`)・゜・。
いやもう、涙なしには見られません。うますぎるぞマーティン・フリーマン!
震える声や、涙した後に軍人らしく毅然とした態度で去っていくところなんてもう。
シャーロックが生きていることは分かってるんだけどね。せつないじゃないですか。
最後にいいとこ持っていったなぁ。
原作では次にホームズがワトソンの前に現れるのは「The Adventure of the Empty House (空き家の冒険)」という作品で、
死んだと思われてから3年後!
制作側もシリーズ3の1話目はこの「空き家の冒険」が元になると言ってるようですが、まさか3年も待たせない…、よね?(^^;
マーク・ゲイティスによると原作でホームズが姿を見せた時にワトソンが気絶するというリアクションは違うものになるらしい。
ちょっと見てみたかった気もするケド。(笑)
とにかく、ジョンがカウンセリング費用で破産しちゃう前に早く帰ってきて欲しいものデス。
イギリスのみならず世界的にもヒットしちゃったもんだから、主役の2人も注目されるようになりひっぱりだこ。
なので「シリーズ3」の制作は決定しているものの、撮影は2013年はじめからなんだそう。
別の記事にはクリスマスに放送みたいなことが書いてあったけど、うっそーん。長すぎる…。
せめて「シリーズ2」の時みたいにイギリス放送終了の1週間後にDVDが発売されて欲しいなぁ。
【BBC SHERLOCK INDEX】
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