皆様いかがお過ごしでしょうか?
年末、飲み会シーズンです。
今月入って(他店にて)飲み会帰りに自転車で倒けた方が
2人いましたので、コロナ対策も大事ですが
暴飲暴食にならない様お気を付けくださいませ。
さて本日のオススメ
あん肝
「あん肝」とは、あんこうの肝臓です。
あんこうは水深500m程度の深海に生息している深海魚で
あんこう独特の少々グロテスクな見た目をしています。
頭には「誘引突起」と呼ばれるアンテナのようなものがあり
それを使って餌となる小魚をおびき寄せて捕食します。
しかし、その見た目に反して「あんこうは骨以外捨てるところがない」
といわれるほど無駄なく食べられる魚です。
そんなあんこうの中でも
珍味として重宝されているのが「あん肝」なのです。
あんこうの身は脂質が少なく低カロリーです。
一方、あん肝は40%以上が脂質で構成されており
そのぶんカロリーも高くなります。
ただし、タンパク質は100gあたり10.0gと
豊富に含まれており、炭水化物は2.2gと低くなっています。
食べ過ぎは脂質とエネルギーの過剰摂取に注意が必要ですが
お酒のおつまみなどとして適量を食べるぶんには問題ないでしょう。
ビタミンB2、ビオチンも多く含まれています。
ビタミンB2は体内で補酵素としてほとんどすべての栄養素の代謝に関わっており
エネルギーの代謝を高めます。そのため、疲労回復に役立ちます。
また、ビオチンも糖質やアミノ酸、脂質の代謝に関わっており
ビタミンB2とともにエネルギー代謝を高めてくれます。
さらに、ビタミンB2とビオチンをはじめとしたビタミンB群は
皮膚粘膜の正常維持の役割も担っており、口内炎や肌荒れ防止に効果が期待できます。
さらに
鉄や銅といったミネラル、ビタミンB12も豊富です。
鉄は赤血球の原料となるミネラルで、貧血の予防・改善には欠かせない栄養素です。
また、銅は私達の身体の骨や骨格筋、血液に存在していますが
鉄とともに造血機能に関わっています。
ビタミンB12も補酵素としてアミノ酸や脂質などの代謝に関わっており
不足すると悪性貧血を引き起こします。
以上のように、あん肝には造血機能に関わる重要な栄養素である
鉄、銅、ビタミンB12が豊富に含まれているのです。
そのため、貧血や貧血を原因とするめまいや立ちくらみなどの症状を
予防・改善するのに役立ちます。
どうでしょう、これを肴にごえんで一杯如何ですか?
皆さまのお越しをお待ちしております。
参加しています!
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