大阪府豊中市 お酒と創作料理の『心響彩酒ごえん』 ブログ

和食とお酒を楽しみながらゆったりとくつろいで頂ける雰囲気のお店です。

夏には長物!~天然鰻~

2021年07月08日 | 日記

梅雨なのに晴れ間が差して蝉の声。

 

皆様如何お過ごしですか?

 

昨日夜分にまん延防止継続見込みという

ニュースが出まして料理長の難しい顔も

晴れないままです。

 

どうも時間じゃなくて人数緩和になるとの事。

8月22日までともあったので、夏が過ぎてしまいますね。

 

秋になるころには収まればいいのですが…。

 

さて本日のオススメ

   天然鰻

言わずもがなの美味うなぎ

ごえんでは

 料理長と特製のタレで作る蒲焼

 ふっくらと焼き上げてわさび醤油で食べる白焼き

でお出ししてます!

 

ちなみに今年の「土用の丑の日(どようのうしのひ)」は

7月28日(水)。

土用は季節ごとにあるのですが、夏の土用は

体調を崩しやすい時期のため特に重要視され

土用といえば夏の土用を指すようになりました。

 

夏の暑さに負けないように

うなぎ、いかがでしょうか?


七夕は石垣鯛で!

2021年07月07日 | 日記

七夕に晴れていたためしがありません。

今日も曇雨です。しかも記録的豪雨。

 

 

七夕とは、織姫(おりひめ)と彦星(ひこぼし)が

天の川を渡って、1年に1度だけ出会える7月7日の夜のこと。

短冊に願い事を書いて、笹竹に飾り付けます。

 

「雨が降ると天の川が渡れない」ともいわれているので

新暦になってから会えていないのではと思います。

 

旧暦の7月7日は現在でいうところの8月上旬~下旬ごろ。

昔は晴天率の高い行事だったのです。

 

ちなみに織姫と彦星は夫婦です。

イチャイチャしすぎて仕事もしなくなった末

偉い人に制限をかけられたという…そんなお話だったはず。

恋は盲目で、きっと周りの人たちに迷惑かけたんだろうなと。

初回なら許してやって欲しいと思ったりもします。

 

さて今日のオススメ

  石垣鯛

イシガキダイ(石垣鯛)はイシダイ(石鯛)と同じ

イシダイ科イシダイ属の一種で、幼魚の体側には

石垣のような模様があることから名付けられたようです。

成魚になると石垣というよりはヒョウ柄になり、更に老成魚になってくると

斑点が薄れ、口の周りの色が石鯛が黒くなるのに対し

イシガキダイは白くなってくる事からクチジロ(口白)とも呼ばれます。

イシガキダイは通年漁獲されていますが、磯釣りのシーズで言えば

春ののっこみと呼ばれる時期から秋にかけてとされます。

 

石垣に似た模様がキレイです。

磯釣りをされる方々には人気のお魚で

上品な白身と独特の磯の香り、歯触りが良いお魚です。

 

磯の香りが苦手な方でも料理長特製のお醤油とワサビで

お召し上がり易くなります!

 

強い食感、脂が口中でとけるときの甘味が感じられ非常に美味です。

是非この妙味をご享受ください!


夏には長物!~伝助穴子~

2021年07月06日 | 日記

晴か曇かわからないような空模様です

沖縄はもう梅雨が明けたみたいなので

本島も一週間から十日のち程に梅雨が明けるのではと思います。

 

もうすぐ蝉の声も聴けるはずです。

そうなると本格的な夏ですね^^

 

さてごえんのオススメ

伝助穴子

「伝助」というその名前の由来なのですが、兵庫県の昔話に出てくる

「大きくて役に立たない」伝助という人物からとっているようです。

大きい穴子も大きくて骨が太く、食べにくいため

昔は捨てられていたことから、「伝助穴子」の名前が付いたとされております。

 

穴子自体にビタミンAが多いようで

ビタミンAには 目(眼精疲労)やお肌の美容に効果があります。

あと、高タンパクで、不飽和脂肪酸(EPA・DHA)が多いです。

※不飽和脂肪酸(EPA・DHA)・・・サバや鰯(イワシ)など

青魚やオリーブ油、サラダ油等の植物性脂肪に多く含みますが

血中のコレステロールを下げる効果があるそうです

脂質が少なく高タンパクなので、体にも嬉しいものです。

 

皮目を炙って香ばしい焼つくり、それを梅醤油で

じわっと火を通しふっくらとした白焼

ジューシーな身をパリっと包んだ天ぷらなど

お出ししておりますので如何でしょう?

ごえんでお召し上がりになりませんか?

 


キス

2021年07月02日 | 日記

五月に梅雨入りしたので、今年の七夕は晴れるのでは!?

と期待したら、ただの長い梅雨みたいです。

 

皆様雨の日はお健やかに過ごされておりますか?

 

七月に入りイベント目白押し!のはずなんですが…

今年も落ち着いた夏になるでしょうか。

ゆっくり家で過ごす夏もいいですよね^^

 

さて本日のオススメ

   キス

白く透明で美しい外見から海の貴婦人に例えられます。

貴婦人の割には居酒屋さんでお求めやすく美味しいという

美人なのに親近感があり気立てがいいみたいなお魚です。

 

結構気軽に食べられているのですが、実は高級魚で

関東などではスーパーや魚屋さんでは売られることは希で

東京では江戸時代から打瀬舟などで漁獲していて

江戸前天ぷら種としてなくてはならないものなのです。

 

旬は春から夏にかけて

天ぷらにすると身がふんわりと豊潤に膨らんで

甘味が感じられます。

皮目には独特の風味があって実に味わい深いもの。

 

ごえんでは天ぷらが定番のキスを

昆布締めにしてます。

単に上品さではではなく独特の風味があって、うま味も豊か

そんなキスの箕を昆布に挟んで旨みマシマシで

お召し上がり頂けます!

 

他に焼いたりもありますので

この機会に、今が旬、キスをごえんでどうぞお召し上がりください!

 

 

 


夏(梅雨)!岩牡蠣!!

2021年07月02日 | 日記

雨で過ごし易い今日この頃

お洗濯が出来ないジレンマと

この涼しさを止めないでほしいジレンマで

早く秋が来ないかなと。

 

皆様、春の旬をすっ飛ばし、もう夏の旬です。

今日のオススメは

  岩牡蠣

岩牡蠣はマガキの旬が終わる春頃から夏の終わりまで出回ります。

養殖されている隠岐が3月頃から出荷され始めます

平成4年に隠岐島の西ノ島町で岩ガキの養殖に成功し

それ以降西ノ島町や海士町などで養殖されるようになりました。

それ以外ではだいたい5月から8月にかけてが漁期となっています。

 

岩牡蠣と真牡蠣の違い

真牡蠣に比べ、岩牡蠣は分厚く大きな殻に覆われています。

育つ環境が違い、真牡蠣が育つのは波打ち際や海岸線沿いなどの沿岸部

養殖場も主に浅瀬に作られます。

 

反対に岩牡蠣が育つのは海底深く。

そのため過酷な環境に耐えられるよう、殻が分厚くなったと考えられます

 

同じ牡蠣なのに旬が真逆なのは、「産卵」の仕方に違いがあるからだそう。

 

真牡蠣も岩牡蠣も、産卵時期は同じ夏場。

ただ、その産み方が違います

 

真牡蠣の場合は、秋冬から栄養を蓄え、夏の手前で一気に産卵します。

そのため、産卵直後の夏は栄養が抜けた状態で味が落ちてしまうのです。

 

岩牡蠣の産卵も同じく夏場ですが、真牡蠣のように一気に産卵せず

少しずつ、少しずつ卵を産んでいきます。

そのため、産卵期の夏場でも栄養が抜けてしまうことがなく

濃厚な味が楽しめます。

 

本日の岩牡蠣は天草からのものです!!

過行く季節を感じながら

ごえんで岩牡蠣お召あがりませ!