昨日の夕方。
ゲリラ豪雨が上がると
虹が出ました。
きれいな半円で、
自宅のベランダから見た
虹では最もクリアで
美しかったです。
虹の出現は
科学的に予測できます。
でも、位置関係や
気象条件などは、
運次第です。
ほんの少しだけ
立ち位置が変われば
虹の見え方は
大きく変わるのです。
つまり、
ラッキーだったのです。
時短勤務で
早く帰ってきた愛妻と
少しだけはしゃぎながら、
幸運を味わいました。
『スリクソンX2』です。
僕はインプレで
賞賛しています。
(今後出るものでも)
https://gridge.info/articles/14520
しかし、他のテスターは
僕ほどは褒めていません。
それについて、
どうしてですか? 的な
問い合わせが
複数ありました。
理由は複数ありますが、
主なものは二つです。
一つは、ボールテストが
かなり難しいことです。
レンジで打って、
計測器でわかることには
限界があります。
コースで打つにしても
相当に行き慣れたコースで
試打しなければ、
自分の調子や
コースコンディションの
誤差にボールの個性が
隠れてしまうからです。
もちろん、
腕前にプラスして
敏感な感覚も不可欠です。
つまり、調査方法に
問題があって、
個性を発見できない、
というパターンです。
もう一つは、
現在のメディアの
テスターの
ヘッドスピードが
42~46m/秒の人が
大多数であることです。
ボールは、
ヘッドスピードで
挙動や性能が
変わります。
X2の場合、
速いヘッドスピードでも
トップレベルに
飛びますが、
40m/秒以下の
プレーヤーが
打ったときの個性が
際立っているのです。
僕は自分より
ヘッドスピードが速く、
ゴルフを何度もして
諸々のスペックが
わかる仲間にも
打ってもらって、
僕ほどは
変わらないことを
複数確認しましたし、
ヘッドスピードが
遅い仲間にも
打ってもらって、
特性が発揮されるのを
確認しました。
僕のインプレでは
逆に
もっとヘッドスピードが
速くないと
機能を活かせない、
という仮説のときが
あります。
同じ高さにいなければ
見えない風景が
あるように、
ゴルフ用具にも
そういうことが
あるのです。
普段から高性能の
ボールを
使いこなしているか、
ということが
ボールテストでは
大切です。
中途半端なボールでは、
違う項目の
振り幅が大きいと
他の項目の細かい部分が
わかりにくいのです。
色々なボールを
使っている人も、
基準が曇りがちで
頼りになりません。
つまり、原則的に
上からの視点で
マイナスを探していくのは
簡単なのですが、
プラスとマイナスが
混在すると、
立ち位置が
わからなくなりやすい、
ということなのです。
虹と用具テストは
少し似ています。
立ち位置で、
同じものが違って見えます。
どちらも本当にことで、
それは運不運みたいないもの。
昨日、虹を見ながら
そんなことも
考えていたのです。
週末は、不手際の
連鎖が起きて、
予定していた試打が
先送りになりました。
(試打中のものが
あるので、
試打はしますが)
ぼんやりとしながら
楽しくゴルフを
しようと思います。