最後の冬日は雨に濡れて

コンペの予定が……
雨で中止となった木曜日です。
雨天決行がゴルフの掟と
いつも言っていますが、
昨日の夜に幹事から
電話があって、
中止を伝達されました。

僕が若手という集まりですが、
30年以上続いています。
昔は、台風襲来の中でも
開催してコースを
困らせたことがある猛者の集まりも
寄る年波には勝てない、
ということなのです。

予報では
雨と風速5mの風、
最低気温0℃、
最高気温7℃でした。
『寒すぎて、
死ぬかもしれない』
とちらっと思ったのです。
中止の電話を受けたときに、
実はホッとしました。

とは言っても……
雨天延期とか、
雨天中止というコンペが
増えていることは寂しいです。

冒頭の画像は
定点観測のパー３です。
右サイドの池に
水が溜まりました。



今はまだ修理地です。
目立つように赤杭を
バシバシ立てないと、
池があるとわからずに
打ってしまうゴルファーが
けっこういるような気がします。

雨から水繋がりで池です。
この池は、水源がないので
原則としては、
雨を溜める感じになると
聞きました。

どんなふうな池になるのか？
観察を続けたいと思います。
とりあえずは、今日の雨も
池の水になるのだと考えれば、
少しだけ救われた気持ちになって、
楽しみでもあります。

暖かくなれば、
雨のゴルフも乙なものと
強がりながら、
「濡れていこうか」
なんて言えるのに……
昨日、雨の準備をしながら、
色々なことを考えました。

関東では、今日が最後の
冬日のゴルフになるという
予報がありました。
冬ゴルフの修行の集大成は、
雨に濡れるのかぁ、
と覚悟をしていましたけれど、
予想外の結果になりました。
久しぶりに
自分のクラブで、
自分のボールで
ラウンドするゴルフの予定は
まさに水に流れてしまいました。
４月中旬までお預けです。
それもまた道です。　

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オバケのＱは大化けするかもしれない

プロギアが新しいクラブを
3/23に発売します。
『Ｑ』（キュー）です。

どんなライからでも
ゴルファーを救うクラブ。
フェアウェイウッドから
ミドルアイアンの領域を
この４本でカバーするクラブ。



シャフトにはこんなプリントが……
ピクトグラムです。
池を越え、バンカーも、雨も、
深いラフも……　高い球で！

ラフ、傾斜、フェアウェイバンカー、
ディボット跡、雨、ベアグランド、
池越え、ミドルアイアン難しい、
もちろんフェアウェイでも。
『Ｑ』には９のコンセプトがあり、
ゴルファーを
窮地から救うのです。

なんとも頼もしいです。



こちらは、ロフト18度。
Q18（キュー・イチハチ）です。
一番飛ぶクラブです。

次が、ロフト23度。
Q23（キュー・ニイサン）
そして、ロフト28度。
Q28（キュー・ニイハチ）



この画像はロフト33度。
Q33（キュー・サンサン）
７番とか８番アイアン、
まさにミドルアイアンの
領域です。

実際にコースで
使ったのですけど……
すこぶる好感触でした。
４本で領域の距離全てを
フォローするための秘密も
見つけた気がします。
上手く使えば、
『Ｑ』はゴルフを
変えてくれる可能性があると
しみじみ思いました。

振り返れば……
ユーティリティーの
先駆けとなったクラブは
プロギアが発売した
通称タラコでした。
ロングアイアンが打てなくとも
上級者になれる新しい道が
ゴルファーの前に
開けたのです。

もしかすると、
同じように『Ｑ』が
きっかけになったよね、
と話す日が
来るのかもしれません。

楽しくテストしましたが、
途中からあまりにも楽で
怖くなったりもしました。
良く出来ているクラブです。
感動しました。　

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コンプリートできるかな？

あるホールのティーです。
肉眼ではそんなには
視認できないのですけど、
芝生の隙間に緑が
チョロッと見えてきました。
ティフトンなど
いくつかの芝生が混じった
ティーなので、
高麗芝よりも
芽吹きが早い芝があるのかも、
なんて思って見ていたら……

『なんかいる！』
目土ボックスに、
耳が長くて白いものが。

白ウサギの置物です。
先週から、あちこちに
色々な生き物の置物が
設置されました。
ウサギも様々な色のものが
隠れるようにしていたり、
フクロウが諭すように
ホール案内に乗っていたり……

全く気が付かないゴルファーも
いると思いますけど、
僕はけっこう楽しみました。
ここにもいた！
あそこにもいる！
みたいな感じでした。
置物とはいえ、
目がクリクリ、ピカピカで
可愛いのです。

最終的に何匹いるのかは
わからなかったのですけど、
スタンプラリーみたいに
どのホールかはナイショにして、
コースのＦＢページなんかに
見つけた置物を画像を投稿して
コンプリートしたら、
プレゼントみたいな企画が
あったら楽しそうです。
（若いゴルファーしか
参加できないかもしれないが）

一番心配だったのは、
バカが調子に乗って
盗んだり、壊したり、
池の中に放り込んだり……
そういう愚行をしないか、
ということでした。
祈るしかありません。

ゴルフに関係がないから、と
こういうちょっとした遊び心を
否定する人もいます。
無粋な話です。
興味がなくとも、
１人でも楽しんでいる
ゴルファーがいるなら、
黙って見守れば良いだけです。
ゴルフに関係がないからこそ
迷惑もかかっていないはずです。

真面目なゴルファーだから、
と言い訳をする人がいます。
それは、真面目ではなく、
意地悪で面白みがないだけです。
ゴルフの神様は、
そういう部分を露呈させて
戒めてくれているのです。

ゴルファーの別称は
ラビットです。
野原を駆け回るのが、
僕らの唯一のお仕事です。　

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後になってわかって納得する

先々週に撮った画像を
見ていて気が付くことが
色々とありました。
朝イチのシーンです。
練習グリーンです。
ホールピンまで、
真っ白に霜が降りて
きれいだなぁ、と
呑気に撮ったのですが……

暖かい日が増えてきて
グリーンが急に元気に
なってきました。
先週のコースで感じて、
改めて画像を見て、
前の週からだったんだ、
と思いました。

グリーンがきれいです。
上手く冬を越したのだと
見た目でわかりました。
毎日グリーンを刈る季節も
もうすぐ来ます。
元気一杯に株分けが始まって
パンパンに硬く感じるグリーンは
一瞬だけしか味わえないですが、
今から楽しみです。



同じ日のスタートホールです。
順番決めのくじ引きです。
左上に写っているのは
脇に挟んでいた
自分のドライバーです。
4本の内、1本だけ
霜がついていないのです。
僕らがトップスタートで
誰もコレに触っていません。
『どうしてだろう？』と
撮ったのですけど……

真相はわかりませんが、
先日、別のコースで
雑談中にカチッと
結びついた瞬間がありました。
この順番決めのクジが
最近、よく盗まれて
困るという話を聞きました。
悪気なく、戻すのを
忘れただけなのかもしれないし、
戻そうと、どこかに置いて
そのまま忘れてしまうような
ことなのかもしれません。
あんな棒を盗んでも
使い道がないような気が
するのです。
それも、４本全部ではなく、
大概、１本欠ける形で
なくなったことが発覚する、
というパターンなのだそうです。

１本ずつは買えないので
4本セットで買い直しますが、
使うのは１本だけだから
残りは予備にしておくそうです。
１～４の中で、例えば
１を使えば、２，３、４は
余るというわけです。
その内、またなくなると
それが、ちょうど予備にある
数字のクジでOKという
ラッキーがあるらしいのです。

サイズも同じで
デザインも完全に同じなのに
購入時期によって
素材が違うケースが
あるのかもしれない！
それが、霜が降りない１本の
秘密なのか。
結びついたのです。

だから、どうした、
という話ですが、
雑談をしていたコーススタッフは
「あんなもん、パクって
何に使うのか？
というものも盗まれるんです」
と信じられないものが
盗まれる実例を
聞かせてくれました。
盗み癖がある人は
実用ではなく、記念品的な
盗みにも快感があると
以前、読んだ記憶があります。

凍った世界だから見えるものに
ゴルフの神様の暗号が
隠れているような気がして
さり気なく探しては、
見つけたと喜ぶのも
ゴルフの内です。

先週、同じコースで
梅の花の開花を
見ることができました。
次に見るときは
満開だと思います。
春ゴルフが来ました。　

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21世紀は選択できるから愉しい

ピンゴルフのG400の
追加バージョン『G400MAX』の
貧打爆裂レポートが
公開されました！
https://www.facebook.com/golfesinfo/videos/1582356231848836/

ベタ褒めしています。
飛距離性能と安心感……
最先端の尖りに、
弄ばれる快感……



キャロウェイゴルフの
『クロムソフトＸ』も
新しいバージョンになります。
本日発売です。
（イエローは4月）

これも良かったです。
前バージョンも良かったですけど、
細かい所が雑というか、
総合力にバラツキがありました。
普通のボールなら十分ですが、
ツアーボールとしては、
ちょっと問題でした。

新しい『クロムソフトX』は
ツアーボールとして
完璧に
チューニングされています。
証明するように、
ガルシアは1月に
このボールを使用して
シンガポールオープンで優勝しました。

力がかかるものは大きく潰れて
低スピン性能を発揮して、
弱い力になるとハイスピンに。
潰れるのに、芯を感じます。
そして、ショートゲームです。
良い打音を響かせます。
パットの弾き感とリンクします。
これが全ての距離の領域で
きれいに揃うんです。
最大の特徴は
アプローチのスピン性能です。
プロV1に匹敵する敏感さを
堪能できます。

『あとは好みで……』
という感じですね。
ボールも、ドライバーも、
良いものが市場に並んでいて
好みで選べるのは、
21世紀のゴルファーの特権です。

用具がたくさんあって、
自由に選択できるのは
ゴルフというゲームの特徴です。
悩むこともありますけど、
楽しみましょう！　

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外を替えたら中身も良くなった

パターカバーを替えて
ラウンドしてみました。
結果として……
パットが良くなりました。

元々使っていたパターカバーも
自然に落ちないように
家庭科『５』だった実績を
フルに活かして
間口を小さくしました。
小さくし過ぎて、
ちょっと使いづらくなりました、
その内、公開します。

パターカバーを
落とさないように注意して、
集中力が落ちていたのかも、
なんて考えました。
何がきっかけになるか、
パターの調子というのは
不思議なものです。

トラブルがあって、
途中で右手の手の平を切って
けっこうな血が
出てしまいました。
エナメル仕上げふうの
ヘッドカバーに
赤い汚れつくのに気が付いて
『何じゃこりゃ？』と、
手の平の傷を発見しました。
グリップするので、
左手の親指も血だらけ。
ボールの拭きの
予備の未使用のタオルを
濡らしてあちこちを拭いて、
バイ菌に強いことに
感謝したのです。



昨日、コースで日向の様子が
変わったと書きましたが、
このシーンでも感じたのです。

カップからこちらに
白い線が見えます。
日光が当たって
霜が溶けてきたのに、
旗竿の影だけは白いのです。
肉眼だと
もっとハッキリ見えます。
日光が強くなる時期になると
ハッキリ見えるようになります。
周囲が溶ける速度が
上がるからなのだと思います。

ちなみに、ホールの右に
見える黒い影がボールです。
パーパットでした。
ストレートに見えるけど、
しっかりと左に曲がるラインを
読み切って入りましたが、
それで、調子が良い、
と確信してしまう単純な自分が
大好きです。

今日の東京はGW並みの
暖かさになるという予報です。
３月最初の１日は、
暦の上では春なのだと
教えてくれています。　

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