けさ、朝日新聞に小泉今日子のインタビュー記事『言い続ける強さ 見せなきゃ』がのっていた。政治的な発言を彼女がインターネットに投稿したら、中傷の標的になったという。
「〔コロナ禍〕そんな時に、何だか勝手に事が進んでいることがあるってことに、よりみんなが不安になっているって見えて、これはちょっと小さな風穴を開けた方がいいのではないかなと思って、それで自分も意見を言ってみようかとな思った」
日本は国民主権の国のはず、民主主義の国のはず。誰でも思ったことが自由に言えるはず。
政治家でないと政治に自分の意見を言えないなんてあっていいはずがない。
ところが、自分の意見をネットにのせたら、「芸能人のくせに」とか「アイドルのくせに」とか、ツイッターで中傷がたくさん来たという。「しんぶん赤旗」の取材を受けたら、「共産党員」と決めつけられ、「真っ赤っかになったおばさん」とか「共ン共ン」とか書き込まれたという。
ところが、彼女は、「色々言われるのも仕事のうち」「ドラマに出ても、下手だ、ブスだ、太った、老けたとか、何をやっても言われる立場で仕事をしている」と言ってめげない。「私はもう50歳も過ぎた人間だし、言い続ける強さみたいなものを見せてあげないと」と闘志を燃やす。
息子の話だと、いま、彼女は政治的発言のため仕事から干されているらしい。彼女のように、おかしなことはおかしいと言える社会でないといけない。みんなで、自由に本当のことを言うことで、彼女を応援しよう。
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