40年前、私たちはカナダに4年間いた。
ファミリーが遠くから集まるのは10月の感謝祭。12月のクリスマスはいっしょに住んでいる家族がイエスの誕生を祝う。
24日の夕方には、kindergarden(保育園)の子どもたちが、イエス誕生劇をやる。物語は、星に導かれて羊飼いがいくと、馬小屋でイエスが生まれている、という物語である。見に行ったはずなのに、息子が羊飼いの役をやったのか、ヒツジの役をやったのか、遠いむかしで判然としない。
キリスト教徒でなかったので、私たちは教会に行かなかった。
25日の朝は家族同士がプレゼントを交換する。25日からクリスマスセールがはじまる。クリスマス・プレゼントの売れ残りを安く売るという理屈のようだ。町は活気につつまれる。私たちは、包装紙とかリボンとかクリスマスカードとか絵本を買った。
クリスマスの前まで、モールにサンタクロースがいた。無料で子どもたちと一緒に写真を撮られていた。
40年も前のことで、思い出そうとすると、デティールが消えていく。
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