猫じじいのブログ

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シリーズ『長期政権の磁界』の「磁界」とは何?

2019-05-22 22:42:17 | 安倍晋三批判



今週、朝日新聞が『長期政権の磁界』というシリーズの安倍政権告発をおこなっている。

<安倍政権が政権に復帰して6年半。権力が放つ強い磁力に吸い付けられるように、首相官邸の意向が霞が関で忖度される構図が強まっている。それが社会に影響を及ぼし、さらに政権基盤を強める「磁界」を形成していく。>(5月20日一面から)

朝日新聞は、月曜日には、強権的な官邸主導官僚人事と官僚の忖度を告発した。森友・加計事件のように中央官僚の忖度だけでなく、地方の役人にも波及している。

<金沢市は市庁舎前の広場を「護憲集会」に使うことを「特定の政策や意見に賛成する目的の示威行為」として許可しなかった。>

これは、憲法21条の集会の自由に反する忖度である。

火曜日には、福島第一原発メルトダウン事故の収拾が何もできていないのに、放射線量100マイクロシーベルト超の高台に6分いて、安全であるかのようなパフォーマンスをした安倍晋三を告発した。

水曜日は、安倍晋三を批判する人を、非難する、あるいは、恫喝する人間集団がいることを、告発した。安倍政権の「磁界」に引き寄せられる人間は、何者なんだろう。

「磁界」とぼかしているが、「甘い腐敗の香り」である。森友事件は、安倍晋三がんばれとすり寄ることで、国の土地を安く取得した事件であるが、それに応じた官僚は何も罪にとらわれていない。すべてを籠池夫婦に押しつけて一件落着になっている。

安倍晋三が強権的であることは、決して、リーダーシップを発揮していることではない。強権的であることは、自分の欲得に、迷わず、ばく進するためである。だから、「甘い腐敗の香り」に、いかがわしい者どもや、劣等感のかたまりが、集まるのだ。

そして、安倍晋三は、平然とウソをつくだけでなく、自分より強い者には、すりよる。トランプがファーウェイ製品を使うな、というと、日本では、法的根拠もなしに、通信会社がファーウェイ製のスマホの新発売を延期する。

きのう、あるテレビ局で、トランプとゴルフしていた安倍晋三が、バンカーに落ちたゴルフボールを採ろうとして、ひっくり返った姿を放映した。これが、安倍晋三の本当の姿である、と放映したプロデューサーに拍手したい。

君は、安倍晋三の本当の姿をみたか。



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