にゃんこままの部屋

その時々に感じたことを、日記風につづります。

ハイレベルな戦い フィギュアスケート女子シングル

2010-02-26 15:13:10 | フィギュアスケート 他スポーツ
女子は、SPに続いて、FSでも素晴らしい演技が続き、見応え充分でした。堪能させてもらいました。
競技結果はこちら。五輪公式サイトから。

もうニュースでも報じられていますね。


ショートプログラムで2位につけていた浅田真央選手は、3回点半ジャンプを2回成功させ、銀メダルに輝きました。
演技に一部ミスがあった浅田選手は「悔しいが、自分のできることはできたかなと思う」と述べ、
「トリプルアクセルを2回飛べたのはすごく良かったが、他の部分にミスがあったので全然納得していない」
と涙ながらにコメントしました。

浅田選手の得点は、フリーで131.72点、合計で205.50点。


フィギュア女子の日本勢メダル獲得は、1992年アルベールビル五輪での伊藤みどり選手 の銀、前回トリノでの荒川静香選手の金に続く快挙。

五輪で、SPにトリプルアクセルを成功させたのは、浅田選手が初めて。
FSでも2度のトリプルアクセルに成功。

FSにミスがあったとはいえ、立派な銀メダルです。

ラフマニノフの「鐘」に乗せて演技する浅田選手の姿は、芸術とスポーツが融和し、まさに真骨頂でした。

本人曰く「全然納得していない。悔しい。」と言うことですが、胸を張って銀メダルを誇ってください。
日本のファンは「浅田選手、よくやった!すばらしい演技をありがとう!」
と迎えますよ。


金メダルはSPで首位に立っていたキム・ヨナ選手が獲得しました。
 キム選手はフリーの演技で150.06点、SPと会わせて228.56点の世界最高得点を記録しました。
ガーシュウィンの「ピアノ協奏曲ヘ長調」の曲に乗って、流れるようによどみない演技を披露してくれました。素晴らしかったです。


SPで3位だったジョアニー・ロシェット 選手(カナダ)が合計202.64で銅メダルを手にしました。
ロシェット選手は、大会直前のお母様のご不幸にもめげず、SP,FSとも渾身の演技を披露してくれました。
ロシェット選手のお母様のご冥福をお祈りします。


日本人の両親を持つ長洲未来選手(米国)は総得点190.15点で4位としました。
FSの「カルメン」は、解説されている八木沼さんの言われるように
「かわいくてエレガントなカルメン」でした。
若い力が伸びてきています。ソチオリンピックではメダル争いに加わってくる選手でしょう。


SP4位だった安藤美姫選手はフリーでは124.10点、合計188.86で5位、
SP11位の鈴木明子選手は合計181.44点で8位と、共に入賞。
お二人とも、日頃の練習の成果が充分に発揮できた素晴らしい演技でした。
安藤選手、鈴木選手、入賞おめでとうございます。

6位に、ラウラ・レピスト選手、7位にレイチェル・フラット選手がそれぞれ入賞しています。


試合の様子はNHK総合で観たのですが、現在プロスケーターとして活躍されておられる太田由希奈さんが
スタジオに出演されておられました。
バンクーバーオリンピックでの日本人選手の活躍を期待されるコメントを!
氷上のバレリーナといわれた太田さんの今後のご活躍をお祈りします。











コメント (4)
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