2007-0910-yts450
晴れたるに薄紅薔薇の露おきて
夏の名残とあはれうるはし 悠山人
○短歌写真、詠む。
〇雨上がり。枯れ急ぐ中に、夏の名残の薔薇が懸命に咲いている。限りなう愛をこそ語れる、いとうれし。
□短写450 はれたるに うすべにばらの つゆおきて
なつのなごりと あはれうるはし
【写真】近くの公園のロウズ・エリアで。
2007-0910-yhs149
下野の
異国にいまだ
可憐なり 悠山人
○俳句写真、詠む。
○今夏の猛暑のせいか、下野がまだ生き生きしている。
¶下野(しもつけ)=下野国(野州)は栃木県。花名・国名を掛詞にする。下野草は夏の花。
□俳写149 しもつけの いこくにいまだ かれんなり
【写真】ソフト・ソーカシング。同前。