悠山人の新古今

日本初→新古今集選、紫式部集全、和泉式部集全、各現代詠完了!
新領域→短歌写真&俳句写真!
日本初→源氏歌集全完了!

短歌写真458 ももあまり

2007-09-19 00:40:00 | 短歌写真

2007-0919-yts458
ももあまりよそとせふりて今になほ
四民の是非の論ぜられしか   悠山人

○短歌写真、詠む。
〇菜園の隅で、秋桜が色とりどりに咲き乱れている。それを見て、日本人の生活の格差が急速に開いている、という実感を詠う。社会詠。
¶ももあまりよそとせ(百余り四十年)=明治維新から140年。
¶四民(しみん)の是非=維新政府・自由民権派とも、「四民平等」という新しい思想を広めるのに、躍起となっていた。

短写458 ももあまり よそとせふりて いまになほ
        しみんのぜひの ろんぜられしか
【写真】「四民」に合わせて、コスモス四花を四分の一ずつ切り、残りの背景に合成。
先日、自宅で。


俳句写真154 秋の日を

2007-09-19 00:10:00 | 俳句写真
2007-0919-yhs154
秋の日を
玻璃茉莉花の
しのぶあり   悠山人

○俳句写真、詠む。
○一年ぶりぐらいに立ち寄った花園で、「宝塚」に出会う。強烈な秋の日差しを避けて、半日陰の室内にたたずんでいた。ドゥランタ・エレクタ・タカラヅカ  Duranta erecta 'Takaraduka。通名はデュランタ。別名に、台湾連翹(たいわん れんぎょう、針茉莉(はりまつり)。ここは、「玻璃茉莉」の一説を採る。『逆引き辞典』によると、「避ける」の意味では、「避く」よりも「しのぶ」が一般である。
□俳写154 あきのひを はりまつりくゎの しのぶあり
【写真】花見本園で、先日。