2009-0307-yhs446
ひななれば
すゑは京を
みゆるらん 悠山人
○俳句写真、詠む。
○蔵元の雛。「ひな」は「雛」「鄙」と掛ける。「鄙」「京」で対語。「すゑ」は「行く末」「見ゆる末」。
□俳写446 ひななれば すゑはみやこを みゆるらん
【写真】同前。
【memo-『脳単』】一般に馴染みはないが、医師・医学生に隠れた愛読者が多い書である。監修＝河合良訓、本文・イラスト＝原島広至、発行＝エヌ・ティー・エス社。副題は「語源から覚える解剖学 英単語集」。希（ギリシャ）語・羅（ラテン）語との関連で読んでいるのだけれど、監修者（解剖学）が「予想以上に多数の読者から好評をえて」と言うとおり、確かに従来のいかにも「学術書」というスタイルとは、全く異なる。二色刷りで図版が豊富なのだ。『骨単』から始まり、『肉単』『脳単』と来て、今は『臓単』『生薬単』まで公刊されている。この本の場合、2005年に初版、2008年に同20刷という版刷歴で、その人気ぶりは測れるというもの。