悠山人の新古今

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短歌写真1122 時うれど

2012-04-04 03:00:00 | 短歌写真

2012-0404-yts1122
短歌写真1122 時うれど 

時うれどいまだ咲かざるさくら花
春のあらしぞなほうらめしき  悠山人

短歌写真、詠む。
きのうは、一日中、時ならぬ春の嵐。せっかく開き始めた染井吉野も、あわてて身をすくめた。
¶時う(得)れど=時季になったけれど。
短写1122  ときうれど いまださかざる さくらばな
          はるのあらしぞ なほうらめしき
【写真】同前、太子寺。きのうの午前中は穏やかに晴れたから、桜並木の様子見に行ったが、染井はまだまだ。
memo-RilkesGrab: R.M.Rilke の墓碑銘には手こずった。発端は、二葉図書館で白水社の新刊(先月)の借出し。NOさんのドイツ語詩解説新装版にCDが付いたということで、さっそく「聞いて読む」。Nさんが高く評価する、R.の墓碑銘の実物はどうか。電網で「rilke rose」から始まって、途中「La vida es sueño(Pedro Calderón de la Barca)」という枝がYTに出たりして、・・・ただの三行詩の確認に、一時間以上もかかった。Grabschrift ではなく、「r. epitaph」
」としたら、素直に出て来た。結論。写真で見ると、最上段に R. の名があって、その下に縦長のため五行の陰刻(碑面は全て大文字)。
  Rose, oh reiner Widerspruch, Lust,
  Niemandes Schlaf zu sein unter soviel
  Lidern.