悠山人の新古今

日本初→新古今集選、紫式部集全、和泉式部集全、各現代詠完了!
新領域→短歌写真&俳句写真!
日本初→源氏歌集全完了!

短歌写真1248 いづれかは

2013-05-19 03:00:00 | 短歌写真

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短歌写真1248 いづれかは

いづれかは晴るるものとは知りながら
なほもうき世の雲ぞ真くらき

短歌写真、詠む。
歴史から学ばない輩が、日本の指導者層に居座って、ますます勢力を増やしている。日本は戦争に負けたこともなければ、他国に人的物的心的損害をあたえたことなど、全くない・・・などという「真実」がこの国を支配する日は、意外に早くやってくるのかもしれない。
短写1248  いづれかは はるるものとは しりながら
           なほもうきよの くもぞまくらき
【写真】電網から一部を借用して、全面的に加工した。


俳句写真1173 日を避けて

2013-05-19 02:00:00 | 俳句写真

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俳句写真1173 日を避けて
 
日を避けて会話はじける薔薇の芯  悠山人

俳句写真、詠む。
〇五月とは言っても日中の日差しは強い。この薔薇の芯(しべ)たちは花びらで囲って日を遮り、おしゃべりに夢中だった。
俳写1173  ひをさけて かいわはじける ばらのしべ
【写真】先日、芸術公園。色相(-10%)にだけ手を加えた。


image1787 許許能用之月(九夜月)

2013-05-19 01:00:00 | images

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image1787 許許能用之月(九夜月)
title: ninth_nite_of_the_moon
note: 懲りずに続けて月写真・・・「宵月」しか知らないの? いえ、この月は「九夜月」。さてこの読み方は? 広辞苑にはなく、電網調べではすべて「くやづき」。私は「古事記」(中巻倭健命条)からの援用で、許許能用之月(ここのよのつき)と標題にした。なお連歌はこの古事記の記事が最初で、詠われた甲斐国酒折宮では毎年連歌まつりが行われている。参考までに古事記原文は次のとおり。
卽自其國越出甲斐、坐酒折宮之時、歌曰、
  邇比婆理 都久波袁須疑弖 伊久用加泥都流
爾其御火燒之老人、續御歌以歌曰、
  迦賀那倍弖 用邇波許許能用 比邇波登袁加袁
是以譽其老人、卽給東國造也。
撮影は、2013年05月18日(土)18時、月齢8.36、自宅。