悠山人の新古今

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060 降るものは山里の

2005-09-19 00:45:00 | 新古今集

 平安期を支配していた貴族たち。彼らに共通の、逃れられない不安・恐怖-それは老い・死であった。名声も権力も、そこでは全く無力である。やがて末法思想が大きく台頭し、鎌倉仏教が登場することになる。
【略注】○雪=(白い)雪。四句・結句の縁語として、「白髪」を暗示する。以下、「降り」が
    「経(ふ)り・古(ふ)り」に掛かる。
    ○紀貫之=悠 012 (07月11日条)既出。


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