題詞に、『維摩経』(ゆいまぎょう)の「此身如夢」(ししんにょむ)を詠うと。これを読んで、すぐに連想したのは、古代中国の荘周の「胡蝶の夢」である。(胡蝶蘭の胡蝶) どこかで繋がっているのかどうか、まだ調べてはいない。
ひらかなy168:ゆめうつつ うつつがゆめと わからずに
めざめはどんな よのなかかしら
ひらかなs1973:ゆめやゆめ うつつやゆめと わかぬかな
いかなるよにか さめんとすらん
【略注】○夢や夢うつつや夢と=「夢が夢そのものなのか、それとも現実が夢
なのかと」(は、分からないものだ)。
○覚めんとすらん=「目覚めるというのだろうか。」
○赤染衛門=悠 078(10月10日条)既出。
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