093 道ばたの 2005-10-31 05:45:00 | 新古今集 女のもとへ行ったが、具合がわるくなって、帰宅した。このまま、道端の芝の露が消えるように死んでしまったら、どうしよう、と歌を贈った。 ひらかなs1187:たれゆきて きみにつげまし みちしばの つゆもろともに きえなましかば【略注】○道芝=道端の芝。名もない、儚いもの(の命)。 ○賀茂成助(なりすけ)=神主成直の子。珍しい命名。一首。 « 短歌写真2005-1031 天駆ける | トップ | 094 思い出す有明 »