084 こっそりと恋の 2005-10-17 05:05:00 | 新古今集 題詞に「忍恋(忍ぶる恋)」。一方で公然と手紙攻勢、他方で不倫懸想(けそう)。巧妙に使い分ける平安貴族たち。【略注】○ひま=隙(ひま。すきま。油断)。「ひま」から「涙」が「漏れる」となる。 ○藤原兼実=忠通の三男。慈円の兄。良経の父。五十代半ばで出家して、円証 と号。 « 短歌写真2005-1017 よそほひて | トップ | 085 白波がなぎさに »