2007-0425-yis145
谷底で咲かない花は別にして
私の春は深い溜め息 悠山人
○和泉式部集、詠む。
○「なげくこと侍りけるに」。谷底の花が咲かないのは、当たり前。でも、春だというのに、この私はと言えば、物思いに沈むばかり・・・。
¶深く=「谷底」「物思ひ」に懸かる。現代詠も踏襲。
□和145:はなさかぬ たにのそこにも あらなくに
ふかくもものを おもふはるかな
□悠145:たにぞこで さかないはなは べつにして
わたしのはるは ふかいためいき
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