6丁目のつぶやき

歩く、登る、耕す、聴く、造る、採る、乗る、見る、の写真ブログ徒然草

東海道宿場町 関宿

2016-12-03 | 旅行
東海道53次の47番目の宿場町
三重の関宿を名古屋から快速JR関西本線で・・・

生憎、雨の中
小さなJR関駅を降りて駅前の 
国道1号線を横切り
道幅の狭いなだらかな坂道を山側へ
400〜500m歩って
お目当ての街道に突き当りました

驚きました
木崎、中町、新所と
ゆるい曲道の一本街道筋が
昔のままズウッと続いて


全国の宿場町の中で
旧態ままの町並みが
東西1.8kmのこれ程長い
街道筋は初めてです

特徴は2階部分が土壁で覆う塗籠が
なぜか多かったことです



国重要伝統的建造物群保存地区に
選定されたのは当然で
古い町屋200軒
本陣、旅籠、木賃宿、
出格子、虫籠窓、庵看板、漆喰彫刻等々

リアリティがあり
よくある映画仮セットの様な
雰囲気はまったく感じられず
血が通っているなぁと心服しました



将軍家光から続く
伝統的な銘菓 も
阿波の和三盆を使い
小豆の漉し餡を求肥餅で包んだ
関ノ戸を
駅売店の気さくなおばさんに勧められ
風味も上品で
「名物に旨い物なし」を完全に裏切り

チョット割り高と思いながら
買い求めてしまいました



380年の連綿と続く街道と伝統銘菓で
江戸時代にタイムスリップしたような
まさに歴史的な景観でした
満足、満足

コメント (1)
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