芭蕉は奥の細道で
深川を出て日光、那須、から殺生石へと
旅している
殺生石は
温泉の出る山蔭にあり
その毒気はいまだに失っていないと
緑豊かな山麓に
ぽっかりと焼け爛れた斜面が
露出し巨石が目を惹く
殺生石の名の通り
怖い雰囲気です
千体のお地蔵さんが
赤い帽子をまとって
立ち並び不気味さを倍加しています
信心の無い私には
何故芭蕉がわざわざ遠回りして
ここへ立ち寄ったかわかりません
句は確か
野をよこに 馬引き向けよ ほととぎす
だったと記憶しているが
この句は無く
石の香や 夏草赤く 露あつし
芭蕉
とある
硫化水素臭が鼻をつき
火山地帯を想起させる那須でした
近くに有名な鹿の湯がありました
命取りですよね、 このような場所には
余り行きたくありませんが・・やはり
怖いもの見たさ・・で興味はあります。
芭蕉も 同じだったのでしょうか (*^_^*)
昔の人も 神だのみ 地蔵頼みで・・
被害を防ごうと・・していたのかも??