(第17回) 付録2009.5.5
【以降は、恩施から宣昌までの帰路の報告です】
宿の部屋と、前夜の食事。宿泊費と食事代は覚えていない。通常、僻地の宿は、10元(150円弱)から50元(約700円)程度が相場だと思います。宿賃が安くて安心していると、同程度の(3食だとそれ以上の)食事代を取られることがあるので注意が必要。
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泊まった宿はバス停の前、一階が売店を兼ねています。
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売店の中に座って、恩施行きのバス待ち。朝一番に板橋を出た、9時過ぎの便です。
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向いが小(中?)学校らしく、沢山の子供たちが、お菓子や掻揚を買いに集まってきます。
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地図の真ん中からやや左寄りの、「堤厂」という所だと思います。2048mがカッコいい山でしょうか? 板橋のすぐ北の県境を越えれば、三峡ダムのある(長江本流)重慶市奉節県や巫山県(「巫山黄耆」の原記載地)。この地図の左隣が、メタセコイアの野生地・利川県。昨日行った猫児坪(地図では猫儿)は、右上建始県の手前。東西の赤線は国道318号線で、右(東)は武漢を経て上海へ、左(西)は重慶・成都を経てラサに至ります。数字は上海からの距離数。この318号線に沿って、高速道が建設中(G5、おそらく上海~ラサ)で、この時点で9割方完成しているのですが、実際に通行可能になったのは、しばらく経ってからです(翌・2010年夏には、工事中だった宣昌~重慶間が、全線開通していた)。また、地図には載っていないけれど、上海~ラサを結ぶ、高速新幹線も建設中(現在、重慶~成都間が運行しています)。今回は、旧国道で、宣昌・武漢に向かいます。宣昌までの300㎞弱、高速で行けばあっという間(3時間弱)なのでしょうが、現在は旧国道と一部工事中の高速道を縫いつつ走行するため、8時間近くかかってしまいます(行きには悲惨な想いをしました、そのことは機会があれば改めて紹介するつもりでいます)。でも、その間の環境は素晴らしい!高速道が完成してしまえば、バスは旧国道を通らなくなってしまう。今のうちに、訪ねておかねばならないのですが、、、、。
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お昼前に恩施バスターミナルに到着。すぐに、正午発の宣昌行き直通バスのチケットが手に入りました。途中、気に行った場所で降りて、一泊して探索・撮影を行いたいのですが、切符は終点まででないと売ってくれません。もう予算的にぎりぎり(明日午後入金予定、宣昌のATMで引き出せるのですけれど、それまでは2000円弱しか残っていない)、安宿一泊分と次のバス代を確保するので精一杯でしょう。好適な環境があって、宿泊施設があるところを見つけて、ピンポイントで下車しなくてはなりません。
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