青山潤三の世界・あや子版

あや子が紹介する、青山潤三氏の世界です。ジオログ「青山潤三ネイチャークラブ」もよろしく

2009.5.4 湖北恩施 白いレンゲソウ 21

2011-03-08 09:35:37 | 湖北 恩施 長江ほか



(第21回) 付録2009.5.5


そこそこに良い環境だと思うのですが、この天候と時刻(午後5時)では、チョウも姿を現さないでしょう。






スイカズラ科タニウツギ属。中国の各地では、この明るいピンクの花の種を良く見ます(同じ種なのか否かは未祥)。この帰り道でも、最も数多く見かけた花です。色調は日本のタニウツギにそっくりで、同一種の可能性もありそうです。






再びサクラ属の種。さっきのと同じかな?(この帰途の写真は、原則時系列順に紹介して行ってるので、同じ種が重複して登場します)








“核基地”とあったのでギョッとしたけれど、“核桃基地”でした。核桃とは何でしょうか? アーモンドは扁桃ですし、バントウは蟠桃(「西遊記」で孫悟空が盗み食いする不老不死の桃)。アーモンド同様、核の中の種子を生食するモモ属の栽培種なのかも知れません。アーモンドと桃は同じ仲間、両者はごく近縁で、原産地(西アジアと東アジア)と食べる部分(種子と果肉)が違うだけ、と考えても良いくらいです。ちなみにスモモは、(広義のサクラ属を分割する場合は)モモとは別属のスモモ属で、どちらかといえばモモ属よりも、ウメなどのアンズ属に近いようです。従って、早口言葉の“ももももも、すももももも”と言うのは間違い、“桃も桃、アーモンドも桃”と訂正せねばなりません(笑)。






野生アヤメの一種。








まだ4㎞ちょっとしか進んでない。あと11㎞余です(道標のキロ数は上海起算)。







僕の悪い癖、その3は、バスが通りかかると、ついシャッターを切ってしまうこと。でも(時刻表代わりに)意外と役に立つのです。






写真⑩
次の村が見えて来ました。一度下って、また上ります。






何と書いているのでしょうか?20数年中国に通っていて、未だに中国語を判読できません。いずれにしろ、ここは巴東県なのですね。西の建始県と東の長陽県の間に、ほんのしばらく、長江本流沿いに県庁所在都市がある(重慶市巫山県の隣町)巴東県が挟まっています。今歩いているところが、その部分というわけです。






シュロ属(または近縁のシュロチク属)の種。この仲間も在来分布地がはっきりしない一群で、きちんとチェックしておく必要があります。






帰化植物シロツメグサ。こういった光景を目に留めているものですから、次回のラスト写真のような勘違いをしてしまうのです。





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