青山潤三の世界・あや子版

あや子が紹介する、青山潤三氏の世界です。ジオログ「青山潤三ネイチャークラブ」もよろしく

朝と夜のはざまで My Sentimental Journey (第92回)

2011-09-06 10:39:20 | サパ ベトナム 

サパ 04.Aug.2011(中)


1 時刻はちょうど正午。時間はたっぷりあるし、天気も良いし、左側の谷も訪ねてみましょう。



2 入口は、“演劇場”の少年少女たちの宿舎です。その前に置いてあったボトル(中身は、竹の子と唐辛子を酒?に浸けたもの、とても美味しいのだそうです)の上に、リュウキュウムラサキが止まっていました。先に紹介したメスアカムラサキと、裏面の模様の違いを確かめてみて下さい。



3 最初のポイントの岩上では、ハノイから来た若者たちが、野外バーベキューパーティー。これじゃ蝶の撮影は無理。



4 次のポイントには、年長組の少女たち。ここもパス。



5 先に渡渉地点に向かいましょう。山の上から、竹の束を担いだ少年少女が下りて来ました。大人(15才ぐらい?)になれば、遊んでいずに何らかの仕事に就くのでしょう。



6 渡渉地点には珍しく誰もいなかったけれど、蝶も少なかった。タテハチョウ科のムラサキイチモンジとシジミチョウ科の一種(Tajuria属?)。



7~9 これまでにも何度も登場している、タイワンイチモンジ♂とリュウキュウイチモンジ♂。タイワンイチモンジ♂は、翅先と中室の縁の赤班が特徴的ですが、リュウキュウイチモンジ♂にもそれらの部分がうっすらと赤味を帯びることがあって、意外と紛らわしいのです。







10~12 翅裏面での区別が最も確実です。中室の白紋が、タイワンイチモンジでは数珠つなぎになり、ヤエヤマイチモンジでは切れ切れです。









13~17 翅表も、こうやって2ショットで見ると違いは一目瞭然。赤班のほか、白帯の形状の差にも注目して下さい。











18 タイワンイチモンジ♂。



19 リュウキュウイチモンジ♂。



20 ムラサキイチモンジ♂。前2者よりずっと大型です。




21 アオスジタテハ。たぶん♂(雌雄は似ているのかな?)。



22 リュウキュウイチモンジの♀。



23 イチモンジチョウ属の一種。



24~30 今日の面子です。大半がイチモンジチョウ属(広義)。他に、ミスジチョウ属の一種、チャイロタテハの仲間(ヒョウモンチョウ族)、シロヘリスミナガシ(スミナガシ族)、イシガケチョウ(イシガケチョウ族)および、翅を開いたボロボロのシジミチョウ(Tajuria sp.?)など。















31 ウラフチベニシジミ(右)。



32~35 前にも紹介した、タヌキモ科と思われる渓流植物。渡渉地点の、水飛沫を帯びる岩の上に咲いています。












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