読者の方々に質問です(僕は頭が悪いので、教えて頂ければ幸いです)。
【Ⅰ】
マスクは、なぜ必要なのですか?
【Ⅱ】
「沖縄に対する日本」
「台湾・チベット・ウイグルに対する中国」
の違いを教えて下さい。
*ブログ記事の冒頭に、この質問を繰り返し続けます。
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↓数回前のブログにも書いたけれど、もう一度書きます。
「バンクシー」というのがあるそうです。落書き屋さんですね。その“作品(落書き)”には、何10億円の値が付いているんだそうな。衆目の一致するところ「素晴らしい芸術」ということなのだそうです。
郵便ポストに落書きして逮捕された青年がいましたね。かわいそうに、連行中の姿がニュース番組に映されていました。ヤフコメには、「どうしようもない悪人」「社会に不要な犯罪者」「何の価値もないので抹殺を」、、、。
僕には、両者がどう違うのか、よく分からんのですが、、、。
“心正しき大衆”から見れば、確かに違うんでしょうけれど。
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今日、午前中に裏山(霞丘陵)を5時間ほど歩いてきました。
入口のところ(オオムラサキが来る樹液が出る木の手前)の草刈りを終えた休耕田に、何故か刈り取られないまま残っている黄色い花の群落がありました。
ショウキズイセンLycoris traubii(あるいはLycoris aurea、、、あとで確かめます)。黄色いヒガンバナです。
ショウキズイセンは、日本の南西諸島に野生し(昔、屋久島やトカラ列島や奄美大島で何度も出会いました)、黄花の種としては他にリコリス・アウレアなど数種が中国大陸に分布しています(「海の向こうの兄妹たち・上・第3章:ゲンゲとヒガンバナの故郷」で紹介した“崖に咲く黄色いヒガンバナ”もその一つ)。
いずれにしろ(どのような経過によるのかはともかく)人為的に持ち込まれたものですね。
ユーチュブにも収録した話題ですが、、、最近、気になって(というか不愉快で)仕方ないのが、(東京近郊の)いたる所でテッポウユリを見かけること。庭に植えられていたり、道端に(雑草みたく)生えていたり、、、。
こちらも在来野生は南西諸島で、北は三島列島黒島から南は八重山諸島波照間島まで、諸島(=琉球弧)全域を覆っています(本来はたぶん南西諸島固有種、台湾にも在来分布する由ですが僕は詳細については把握していません)。屋久島の春田浜には、隆起サンゴ礁の上に、茎が著しく短く大きな花だけからなるテッポウユリが咲き競っています。
ヨーロッパにおいては、キリスト教絡みで重要な植物なのですが、その出自は日本なのです。
台湾には別にタカサゴユリも在来分布し、僕は合歓山や阿里山の高山帯で多数撮影したことがあるので「高山植物」だと思っていたのですが、低地帯にも分布しているようです。
この2種の姉妹種的な位置づけ(3種で同一グループを形成)にあるのが、中国大陸原産で、やはりヨーロッパに於いて重要な園芸種となっている「リーガル・リリー」。僕は、30数年前に最初に四川省の九賽溝を訪れたとき、川(眠江)に崩れ落ちる急斜面にこの花が咲いているのを見て、感動した覚えがあります。後に一つ西側の宝興渓谷の崖でも出会いました(あるいは両者は別の種かも知れません)。
その、由緒正しきテッポウユリ(どうやら今身近に見られるのはタカサゴユリとの交雑種らしい)が、東京の至る所に生えている、、、、。
「美しい日本」だから、綺麗な植物がどんどん増えていくのは止められないのでしょうが、、、なんだか不気味です。
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不気味といえば、なんか最近、皆ナップサック(ナップザック)背負って歩いていますね。僕は昔からずっと(50年ほど前から数年前まで)ナップサックを日常的に愛用していたのですが、この数年間は利用していません。
それと入れ替わるように、皆が揃って(日常的時空で)ナップサックを利用しだした。
僕が使っていた頃は、(日常的な時空で)ナップサック担いでいると、なんとなく白い眼で見られたものですが、、、、それが「日常」化した今は、そんなことはないのですね。でも、僕から見ると、なんだか不気味に思えます。
「皆と同じ事をする」という事は、むろん決して悪い事ではありません。
しかし「皆と同じでないことは良くない」とすることは、悪い事だと僕は思います。
「教科書絶対」の世界は、不気味です。
*ちなみに(これまでにも何度か自慢したような気もするけれど、笑)僕の書いた文章も、(複数)教科書に採用されているのですよ。それも「国語」の、、、。世も末です。
「教育」と「洗脳」の違いは、どこにあるのでしょうね。