青山潤三の世界・あや子版

あや子が紹介する、青山潤三氏の世界です。ジオログ「青山潤三ネイチャークラブ」もよろしく

2006.11.6 屋久島モッチョム岳 アズキヒメリンドウ 1

2011-03-15 14:48:27 | 屋久島 奄美 沖縄 八重山 その他




フィルム(デジタル)を整理していたら、数年前に屋久島モッチョム岳で観察・撮影した、ヘツカリンドウ(アズキヒメリンドウ)の写真が出て来ました。はじめの予定では、昨年末~正月明けの伊平屋島での調査結果を詳しく紹介していくつもりだったのですが、順序を逆にして、この機会に屋久島産を紹介していくことにします(一部写真は紹介済み)。デジタル以前に撮影したカットなども紹介していきたいのだけれど、いかんせんフィルム(ポジ)が見つかりません。それらはまたの機会に、ということで。このあと、奄美大島、沖縄本島と、まとまり次第アップし、その後で今回の伊平屋島に於ける詳しい報告、ということになります*。

*台湾産を含めた、ヘツカリンドウ(広義)についてのまとめは、近く「青山潤三ネイチャークラブ」のほうでアップする予定。アップの日にちが決まり次第報告しますので、そちらもよろしく。

「あや子版」のほうは、ヘツカリンドウだけでなく、その日の撮影行における様々なカットも一緒に紹介していきます。今後、前回(「レンゲソウ」)や今回のスタイル同様に、“年月日(1975.4.13~2011.1.18)+地域(南西諸島や中国や台湾や東南アジアや北米の各地)”をタイトルとした、「探索行リプレイ・シリーズ」でやって行くつもり。当面、「野生植物図鑑」「蝶類生態図鑑」「セミ」「アジサイ」「屋久島はどこにある」「中国旅行情報」「My Sentimental Journey」などに関連するテーマも、一緒くたにぶち込んでしまおうと考えています(一応毎回、植物各種、昆虫各種、その他のテーマあり)。

写真が主体となるので、文章は原則簡単なコメント程度にしておくつもりですが、時には、長めの考察やトピックや総説なども、臨機応変に付け加えて行くことになると思います。ということで、今回の「アズキヒメリンドウ」も、なるたけ短いコメントのみで、進めて行きたいと考えています。

(第1回)ヤッコソウ


屋久島の11月は、ベストシーズンかも知れません。山麓では、秋から早春にかけての花が咲き競い、ツマベニチョウが最も活発に飛び交うのもこの頃から。下旬になると山上では冠雪が始まります。固有種のホソバハグマやカンツワブキの開花盛期もこの月です。台風の季節がおわり、穏やかな天候の日もしばしば。今日も朝から快晴です。安房川の橋の上で河口を眺めながらぼんやりしていたら、「そろそろヘツカリンドウが咲いているかも、モッチョム岳に登ってみよう」と、突然思い立ちました。







登山前に、鯛之江河口のトローキの滝(直接海に落ちる滝)を訪ねて見ました。途中の道は、ウバメガシ(最後のほうでもう一度登場予定)のトンネルです。







登山口のところで石コロとかいろいろと売っている外国人(ドイツ人だっけ?)のおじさん。麓に家を借りて住んでいます。








登山口の千尋滝展望台脇の斜面で、ヤッコソウ(ヤッコソウ科)を見つけました。
















展望台と鯛之江の間の急斜面(ほとんど絶壁)には、様々な稀産植物が咲いています。ヤクシマノギク(キク科)もその一つ。
















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