今回の白馬旅行・山行は、家族四人(長男は所用で欠席)で行きました。
娘と次男はスノボ、夫と私はスノーシュー登山が目的でした。
二日目、親二人は遠見尾根を△大遠見山まで詰め、子ども達は前日に引き続き、
スノボに興じました。
北アルプス大展望の白馬五竜スキー場 (リフトの終点)
私が山座同定を指差するも、二人は『全く興味無し』で、滑って行ってしまいました。
子ども達曰く、「スキー、スノボはこんなに面白いのに、あえて登山をする意味が解らない。」とのこと。
“スノボに夢中”組と分かれ、“登り”組は遠見尾根をアタックです。
地蔵の頭ケルン △1,673m
あっ!くっきりと!胸が躍りました!
一ノ背髪 さらにパノラマ。
春の五竜岳に残雪によって浮かび上がる雪形、「武田菱」です。
まるで五竜岳の「家紋」みたいでかっこいいです!!
一年で一番の適期に見られて感激しました。
「白馬岳だより」五竜山荘のホームページ“五竜岳名前の由来”に、
詳しいお話があります。ご参考下さい。
昨夏に幕営した時の五竜山荘の写真です。下手写真ですがこれも参考まで。
△小遠見山 2,007m
△中遠見山 2,037m
(道標がかろうじて露出)
△大遠見山 2,106.3m 吹雪いてきてホワイトアウトしかけたので、ここまでで引き返しました。
目前を何かが通ったと思ったら、冬雷鳥(冬季、冬毛で真っ白な状態)でした。
子どものライチョウが三羽、トトトトっと歩いていました。
自分達のトレイスを追って下山に向かいます。
往路は気付かなかった大きな雪屁(せっぴ)。往きよりも内陸を歩きました。ひやひや・・・
ガスが消えて下界が見えて来ました。子ども達はまだ滑ってるかな・・・と思いながら。
アルプス平(だいら)に下山。 △アルプス平(だいら)から遠見尾根を辿り、△大遠見山スノーシュー登山
行程:(往復)サニーサイドハット―五竜とおみエスカルプラザ=(テレキャビン・リフト)=
△アルプスだいら―△地蔵の頭(かしら)―△小遠見山―△中遠見山―△大遠見山
※登山行動時間:5時間
☆後立(ごたて)の眺望を目の当たりに雪の遠見尾根を詰めていくのは、とても贅沢な
気分でした。雪の北アルプスはやはり神々しく、惹き付けて止まない魅力を呈していました。
この春は、この夏は・・・次々に湧き上がる山行欲に苛まれています。