有馬から白石谷を遡行し、△六甲山へ登りました。
GPS軌跡(クリックで拡大されます。)
有馬から崩壊地を通り抜け、紅葉谷へ向かいます。
紅葉谷
百閒滝
白石谷を目指していたつもりが、百閒滝のある似位谷の方へ進んでいました。
GPSを見て軌道修正し、白石滝へ。
白石滝
白竜滝
大安相滝
滝と離れ、堰堤を越えてしばらく歩くと、魚屋道に出合います。
△六甲山頂 931m
☆六甲山頂へ来たのは4年振りくらいでした。
△一等三角点
点名:六甲山(ろっこうさん)
標高:931.25m
△摩耶山を眺望
下山路は東お多福山を経て東お多福山バス停へ下山。
(植物他)
フサフジウツギ(フジウツギ科)
ヤマジノホトトギス(ユリ科)
ゴマダラカミキリ
フサヒメホウキタケ
白いエンゴサク?
アポロチョコの様な形のひっつきむし、正体はキンミズヒキの種でした。
ハギ(マメ科)
シラヤマギク(キク科)
ヤマハギ(マメ科)
2019.9.15(日) 白石谷を経て△六甲山頂
行程:神鉄三田=(神戸電鉄)=有馬温泉駅ー(崩落林道)-紅葉谷道コースー似位谷ー百閒滝ー白石滝ー白竜滝ー大安相滝ー魚屋道北コース出合ー△六甲山ー鉢巻トンネルー蛇谷北山ー△東お多福山ー東お多福山登山口バス停
=阪神芦屋駅ーあしや温泉ー阪急芦屋川駅=阪急西宮北口=阪急宝塚/JR宝塚=JR三田
地図:吉備人出版 六甲山系登山詳細図(東編)
昭文社 山と高原地図『六甲・摩耶』
メンバー:Yさん・自分
☆沢ヤさんのYさんにお声掛けいただき、沢登りで六甲山頂を目指しました。
入渓すると、次から次へと現れる滝に、六甲にこの様な場所があったのか、と
目を見張りました。険しい部分もありましたが、楽しかったです。
YさんはJR芦屋駅で下車、私は阪神芦屋駅で下車し、徒歩で最寄りのあしや温泉へ。
芦屋市営の温泉です。外に足湯まであり、山帰りにはありがたい存在でした。
五蔵山の帰り、みちのえき一宮で「庭酒(にわざけ)」を購入しました。
このお酒は期間限定品なので、年中あるわけではありません。
一年振りの庭酒、とても良かったです。〈飲み過ぎ注意〉です。
播州一献「庭酒」 原材料 米・米麹 アルコール11度
(宍粟市は福知の山本豆腐店 絹ごし豆腐も一緒に買いました。)
◎瓶裏ラベルの説明文より
「・・宍粟市一宮にある庭田神社より酵母菌と麹菌を
採取し原始的な醸造方法で古代の酒を復活させました。・・」
◎瓶に添付された注意書きより
〈開栓注意〉
「このお酒は酵母が生きているので炭酸ガスが出ています。
瓶詰より日数が立つに従い瓶内のガス圧が高くなります。
瓶を振らないで下さい。またよく冷やしてください。」
調査・整備登山で△五蔵山に登りました。
GPS軌跡(クリックで拡大されます。)
三方谷 八十八か所 第廿四番(24番)霊場
登山口(池王神社側)へ向かう途中に参拝。
五蔵山登山口(池王神社側)
お天気が良く、地面も乾燥していたせいか、ヤマビルには遭いませんでした。
展望地の松ノ崎山でお昼ご飯。
『・・・このコースで最も展望の良い松ノ崎山へ着く。パノラマは南に黒尾山、西方向に
日名倉山はじめ千種の山々、北方は目の前が五蔵山、大きな姿の東山、
その奥に氷ノ山など四周をみることができる。・・・』
(宍粟50名山ガイドブック【35五蔵山】から抜粋)
△五蔵山 791m登頂
△四等三角点
点名:深河谷
標高:790.76m
頂上からちょっと寄り道
山内さんがとっておきの場所へと案内して下さいました。
巨大な岩の正面に廻ると、大きな岩窟。
立派な石段、祠が目の前に現れました。
本来、ここの磐座に朝に参拝した霊場の石仏がお祀りされていたそうです。
磐座の石組も崩れず、しっかりと存在していました。
貴重な場所へご案内下さった山内さんに感謝いたします。
山は深く神秘であることに感動しました。
再び正規登山ルートに戻り、シャクナゲ谷を下山。
大師堂跡に到着。
熊の木彫りが出迎えてくれました。
登山口(大師堂跡側)へ無事に下山。
2019.5.14(土) △五蔵山(宍粟50名山)
行程:国見の森公園=R29=県道6号線=消防詰所P-登山口(池王神社側)ー松ノ崎山ー△五蔵山ーシャクナゲ谷ー登山口(大師堂跡側)=国見の森公園
1/25000地形図:『安積』
宍粟50名山ルートマップ:『35五蔵山』
メンバー:宍粟50名山ガイドクラブ 調査・整備班5班+山内さん
☆正規ルートに崩れや荒れなどは皆無で、滞りなく調査が終了しました。
今日は五蔵の主(ヌシ)さんも参戦して下さり、楽しく豊かな山行になりました。
目の前の東山と下方の集落・・・大らかな風景に足が止まります。(シャクナゲ谷ルート途中)
☆「横尾忠則 自我自損展」
記者内覧会・記者説明会に出席しました。(2019・9 / 13)
横尾忠則現代美術館
滝のインスタレーション
図録
今般、残念ながら横尾氏ご本人は体調不良からオープニングに
出席されませんでした。
以下は横尾氏からのコメント紙面より抜粋した文章です。
「・・・・・・・・・・・・
今回の展覧会は学芸員のキュレーションではなく、私のキュレ
ーションですが、キュレーションをしないキュレーションとし
て裏をかいたつもりです。テーマも技術も意味も目的もない、
バラバラの作品をバラバラに並べたもので代表作、自信作とは
何の関係もない作品です。だから、どうぞ無責任に見て下さい。
・・・・・・・・・・・」
**********
私個人としては、今までに訪れたどの回よりも満足感がある、
大変楽しい展覧会でした。
頭の中が白紙に戻った頃、再訪する所存です。
鑑賞後は必ず、4階へ登ります。
窓一面の風景は、六甲や海を見ながら脱力感に浸るのも、気持ちの良いひと時です。
***********
蛇足ですが、翌日に作品「祈りⅠ」「祈りⅡ」に似た場景に出会ったこと、
この秋は偶然にも滝に行く機会が多いことに、勝手ながら「縁」を感じている次第です。
コケの観察会に参加しました。(宝塚市 最明寺滝周辺)
☆阪急宝塚線 山本駅に集合し、徒歩で最明寺滝へ向かいました。
一同、駅を出発して数分も経たないうちに、
先生から街路樹に付いているコケの説明がありました。
ちょっとつまんでルーペで覗きながらお話を聴きつつノートに記録・・
側溝の水の中に漂っている黒い植物、一見して藻(も)だと
思ったら、コケだそうです。
ニブハタケナガゴケ(流水/水の中だけに生えるコケ、止水には無い)
と思えば、柔らかいビロードの様なコケ(緑色)は何??と思ったら、
これはコケでは無く、藻(も)だそうです。
ルーペで覗くと、とても繊細な糸の集合体が見えました。
チャボスギゴケ
(葉がしっかりしているのはスギゴケの特徴だそうです。)
キノコ
佐木山先生から伺ったのですが、名前を書き忘れました・・
「食」ですが、あまり美味しい茸では無いそうです。
最明寺滝に到着。
滝の岩肌に滑らかな藻の様な感触(緑色)、これもコケだそうです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
(自分のフィールドノートに記録したコケの名前)
・ミノゴケ・コゴメゴケ・ヒナノハイゴケ・カヤゴケ・カマサワゴケ・ニブハタケナガゴケ・ツクシヤバネゴケ
・フルノコゴケ・ヒメタチゴケ・コムチゴケ・ムチゴケ・チヂミバコブゴケ・チャボスギゴケ・アカイチゴケ
・クモノスゴケ・ヒメクサゴケ・リボンゴケ・ケギボウシゴケ・シンモエスギゴケ
◎観察会では、各々のコケに付いて聴いた説明やお話、スケッチも記録しますが、
後で読み返すと、自分ながら稚拙な記録で「?」にしか過ぎません。
2019.9.11(水)
🔍コケ観察会(宝塚市 最明寺滝周辺)
行程:阪急山本駅ー最明寺滝(往復)
主催:オカモス関西(岡山コケの会関西支部)コケサロン
担当:佐伯雄史先生
☆久しぶりに観察会に参加しました。
最明寺滝は、北摂中山連山縦走の折に、登山口となる場所で、何度か通り抜けた
ことのある場所です。
駅から歩き、街の中のコケから日陰のコケ、水場で見られるコケへと
変化していく環境で、今回もたくさんのコケの観察が出来ました。
理科系も苦手なので、専門的な勉強にどこまで付いて行けるか判りませんが・・
観察会は楽しいので、努めて参加しようと思っております。
***
佐木山祝一先生のホームページにニブハタケナガゴケについての
記事があり、復習になりました。
顕微鏡の写真も美しく、大変勉強になります。
そよ風のなかでpart2
テントを干しながら凧揚げもしました。 2019.9.10 / 風速3.4m 西北西の風
グランドシートやマットも干しました。
風が強く、調子よく揚がりました。
ズームで顔を見てみる。
揚げている姿を客観的に見てみる。
キンミズヒキ(バラ科)
コウヤマンネングサ(苔)
シシウド(セリ科)
?(調べ中)
ダイモンジソウ(ユキノシタ科)
ツリフネソウ(ツリフネソウ科)
ヤマトリカブト(キンポウゲ科)
トモエシオガマ(ゴマノハグサ科)
キツリフネ(ツリフネソウ科)
?(調べ中)
サラシナショウマ(キンポウゲ科)
ソバナ(キキョウ科)
タマブキ(キク科)
センジュガンピ(ナデシコ科)
ゴゼンタチバナ(ミズキ科)の実
サンカヨウ(メギ科)の実
リンドウ(リンドウ科)
ナルコユリ(ユリ科)の実
アキノキリンソウ(キク科)
アザミ(キク科)
〇アザミ・・確実な名前が断定出来ません。
ハクサンフウロ(フウロソウ科)
??
耳が三つある、熊の頭の様な形の実です。;霞沢岳へ向かう登山道脇
ヤマハハコ(キク科)
シラタマノキ(ツツジ科)の球形果
?(調べ中)
ノギク(キク科);小梨平
☆秋の花をいくつか見かけました。
島々から徳本峠へ向かう沢沿いの登山道では、色々なコケが美しかったことが
印象的でした。
最近、アザミにも多くの種類があることを知りました。
参照:アザミの図鑑サイト(国立科学博物館 日本のアザミ)
9/8
☆今日は△霞沢岳アタックの日です。
GPS軌跡(クリックで拡大されます。)
朝から快晴で、安曇野方面に雲海が望めました。
展望所からは穂高方面も晴天が伺えました。
△霞沢岳へ向かい、どんどん高度を上げます。
足元も木々も実を付けた植物が目に付きました。
前穂、奥穂、ジャンダルム・・・猛々しい山岳と対峙する展望地
ジャンクションピーク
ジャンクションピークは素晴らしい展望地。
南側には富士山もばっちり見えました。
次の展望地からは、御嶽、乗鞍も手に取る様にくっきりと。
小湿地
☆アップダウンが繰り返され、メリハリのある行程を実感しました。
青空の濃さが、高山に来ていることを実感します。
やっとK1ピークが望めました。もうひと登り、頑張ろうと気合が入ります。
K1ピーク登頂
K1ピークからの眺めは、今回の山行で一番だったと思います。
昨年泊まった笠ヶ岳山荘もきちんと確認出来ました。
穂高連峰、焼岳、白山連峰・・・かつて登ったことのある峰々を望むことは感激
の一言です。
K1ピークで小休止後、さらに気合を入れて△霞沢岳本峰へ向かいます。
ここから一旦、どーんと下りるのですが。
K1ピークを振り返りながら、進みました。
△霞沢岳 2646m 登頂
△二等三角点
点名:『霞沢岳』(かすみざわだけ)
標高:2645.77m
☆今般の目標、霞沢岳へ無事登れました。大休止を取って再び往路を戻りました。
△蝶が岳、△常念岳、△大天井岳、△燕岳 方面
ジャンクションピークへ戻る鞍部の辺りで、お猿さんに出合いました。
どうやらこの猿が一番大きかったので、ボスかもしれません。
あっという間に周辺に群れがやって来て、我々が囲まれたかと思うと・・
群れは足早にダーッと通り過ぎて行きました。
移動中だったのでしょうか??
再び、徳本峠。
台風が近づいて来ているせいか、少しだけ雲がかかって来ました。
今夕も皆で乾杯タイム、お酒タイムを経て、各々就寝。
夜半、弱雨が降っただけで、台風は通り過ぎて行った様でした。
9/9
二晩、お世話になった徳本峠のテントサイトはとても快適でした。
またぜひ、行きたいと思います。
小屋に泊まった方々も、「のびのびと寝られた・・」と良い感想。
本館は有形文化財なのですね。
末永く保存されます様に。
徳本峠と別れ、一路、明神、上高地へ向かって出発。
明神の分岐
☆下山はあっという間でした。
ここで3人の方々とお別れ。とても楽しかった山行、念願の霞沢岳・・皆さんには
感謝の気持ちでいっぱいです。
小梨平もお猿さんが多いです。
木にいっぱいの子猿達。
とっても可愛かったです!
梓川の流れは昔も今もきれいですね・・
河童橋の上から。
立ち寄り湯は、早朝から入れる上高地アルペンホテルの温泉へ。
4日分の汗と疲れが流せてすっきり・・
上高地からはアルピコバスに乗り、新島々の駅へ。
新島々の駅には、旧い“旧島々駅舎” が移築されて立っています。
☆台風が近づいて来ていたにもかかわらず、3日間快晴という、恵まれた山行になりました。
昨年の笠ヶ岳山行で、高科さんが「来年、霞沢へ行きましょう!」と誘(いざな)って下さった
一言が無事、実行出来て本当に良かったです。
△霞沢岳に登りました。(北アルプス)
GPS軌跡(クリックで拡大されます。)
2019.9/6(夜)~9/9 島々ー△霞沢岳ー徳本峠ー明神ー上高地
行程:9/6 大阪=(夜行バス:さわやか信州号)=
9/7 =中の湯下車=(高科さん号に同乗)=島々(P)=ー二俣ー岩魚留小屋(休業中)-徳本峠(徳本小屋)/テント泊
9/8 徳本峠ー△霞沢岳 (往復) 徳本峠テント泊
9/9 徳本峠ー明神ー上高地=(アルピコバス)=新島々=(松本電鉄)=松本=(あずさ)=名古屋=(のぞみ)=新大阪
地図:昭文社 山と高原地図 『槍ヶ岳・穂高岳 上高地』
メンバー:山内さん・福田さん・高科さん・夫・私
島々から徳本峠を目指すのは、学生時代以来、何十年振り?でした。
早朝、朝陽を浴びながら島々谷川に沿って登山道を進みました。
学生時代、重いキスリングを背負っての歩きは下ばかり見て歩いていましたが、
あらためて風景を見渡せば、今更ながら、こんなにも美しい道程だったとは、と驚きました。
暑い下界を忘れるほどの冷涼な気温
上高地から入る北アルプスは人も多いですが、やはりクラッシックルートは
ほぼ人が居ません。それは昔も今も同じ様です。
沢や小滝を何度も渡渉したり橋を渡ったり・・
昔はもっとラフな道のりだった気がします。
何十年もの歳月の間、橋が架けられたリ架け替えられたリされたことでしょう。
休館中の岩魚留(いわなどめ)小屋
昔も今もここは一服場所。
ここのちから水は、とても純度が高い上質の湧き水だそうです。(徳本峠小屋の方、談)
徳本峠到着。徳本峠本館
後に、文化財ということを知りました。
徳本峠からは穂高連峰の眺めが開けます。
島々から上がって来て、峠に来ると一気に景色が開ける、この展開が素晴らしいと思います。
さっそくテントを設営。
お天気の土日、テントがいくつも張られていました。左がmyテント、右が夫テン。
小屋前のテーブルで、着くや早速、酒盛りタイム。(蜂も参戦です。)
(皆さん、SAPPORO黒生がお好きな様ですね、私は黒ビールでした。)
各々持参のお酒、おつまみを広げて、大いに飲んだ楽しいひと時・・・
「酒無くして山、成り立たず。」
「汗のシャツ 乾かすふりして 宣伝す。 」
宍粟50名山のアンバサダーは抜け目無いですね、あっぱれ。
皆、お酒で赤い顔。穂高も夕陽に赤く染まっていました。
真ん中のふくらみは昨年登った△笠ヶ岳のシルエット!
夕飯は、山小屋グループとテント組、別々で。
この晩、鍋焼きうどんでしたが、
山内さんが沢で採って来て下さった野生のワサビを入れて
“ワサビ入り鍋焼きうどん”に。大変、美味しかったです。
調査・整備登山で△長義山(なぎさん)に登りました。
GPS軌跡(クリックで拡大されます。)
△長義山登山口
☆メンバー二人はここより入山し、藪っているカヤを刈りながら尾根を目指しました。
岡山県西粟倉村(にしあわくらむら)と兵庫県宍粟市の県境を通ります。
積雪期はここまでラッセルするのが大変な道、今は想像も付きませんが・・・
☆あと二人は峰越峠(みそぎとうげ)側の登山口から入山。
登山口取り付きの道標がススキで覆われて踏み跡も見えにくいので、刈りながら
進みました。
ススキの穂が揺れる季節
△長義山 1106m
△三等三角点
点名:森上
標高:1105.39m
☆正規ルートから上がって来たお二人と分岐から合流し、全員で登頂。
木洩れ日の山頂でひと息。
登山道や道標などを整備しながら、正規ルートを進みました。
日差しは眩しいものの、木々や足元に秋の訪れを感じました。
△三室山、△竹呂山、△天児屋山などを眺望しながら、スキー場ゲレンデを下山します。
△ダルガ峰、(△長義山)登山口に無事、下山。
(植物)
オオカメノキ(ムシカリ)(レンプクソウ科)の実
ナギナタダケ
ママコナ(ゴマノハグサ科)
アスヒカズラ(ヒカゲノカズラ科)
ヒカゲノカズラの新芽
2019.8.31(土) △長義山(なぎさん)(宍粟50名山)
行程:国見の森公園=ちくさスキー場(車デポ)=△長義山登山口=峰越峠登山口ー分岐ー△長義山ースキー場分岐ーちくさスキー場側登山口=峰越峠=国見の森公園
1/25000地形図:『西河内』
宍粟50名山ルートマップ『15長義山』
メンバー:宍粟50名山ガイドクラブ 調査・整備班5班
☆お天気予報は雨のち曇りでしたが、予想外の晴天になりました。
登山道は大きな荒れや崩れなども皆無で、滞りなく作業が終了しました。
この夏、初めてずいき(芋茎)と 冬瓜の皮 を調理しました。
(ずいき)
☆家庭菜園をしているご近所の方から、ずいきをいただきました。
老母に教えてもらい、初めて料理してみました。
☆皮を剥いて軽くゆでると、ボールに一杯だったずいきが、ほんの少しの嵩(かさ)に
なりました。油揚げと共に煮物にすると、切り干し大根の煮物みたい・・
こんなに美味しい食材だったとは!
(冬瓜の皮)
冬瓜も時折いただくお野菜です。あんかけの煮物(果肉)は定番ですが・・・
皮を細く切って人参と一緒にきんぴらにしてみました。
苦みなどは全く無く、それどころかごぼう使用よりも柔らかく
味が染みて、老母も喜んで食べていました。
☆慣れない野菜や、捨てる部分でも美味しいものがあることに気付きました。
大地の恵みはありがたいです。
今年もたくさんの赤紫蘇をいただきました。
昨年の猛暑を元気に乗り切れたのは、赤紫蘇ドリンクのお陰。
今年はシロップを抽出した後の葉で初めて「ゆかり作り」にも
挑戦しました。
(赤紫蘇シロップ作り)
☆木ごといただいた赤紫蘇は、両手で抱えきれない程の大量でした。
バスタブ(浴槽)でざぶざぶと葉を洗っていたら、白い浴槽が
ピンクに染まってしまいました。
家で一番大きい大鍋で、葉を煮出し、お砂糖、クエン酸を加えて
15リットルもシロップを作りました。
☆冷水や炭酸で割って毎日ごくごく飲んでいます。
暑い日はこれが一番でした!
(ゆかり作り)
☆煮出して絞った後の葉を広げて天日に干しました。
炎天下ではすぐにカラッカラに乾きました。
(・・・この、濡れて縮まった葉を広げる作業が、今般一番根気が要りました。
老母にも手伝ってもらい、一日がかりで伸ばしました。)
乾いたバリバリ状の葉をフードプロセッサーにかけて
細かく砕いた後、更に擂鉢(すりばち)で摺って粉状にし、
塩を加えてミックス。※塩はこだわりの『昔 塩:錦海ソルト』!
煮出した後の茶色くなった紫蘇の葉、本当に赤く戻るのかな・・?
と疑心暗鬼でしたが、ちゃんと赤紫蘇色のふりかけが完成しました。
ご飯に混ぜてさっそくおにぎりに。
☆余すことなく赤紫蘇をからの恩恵をいただき、
今夏も暑さをやり過ごすことが出来ました。
暑い中、畑からたくさんの赤紫蘇を運んで下さった
“きのちゃんT”には大感謝です!
△富士山に登りました。(須走ルート)
GPS軌跡(クリックで拡大されます。)
2019.8/25(日)~8/26(月) △富士山(須走ルート)
行程:
8/24(土)大阪(東梅田)=(近鉄高速バス)=
8/25(日)=JR御殿場駅=(富士急バス)=須走5合目登山口ー8合目胸突江戸屋ー頂上(久須志岳)-(吉田・須走 下山道)-胸突江戸屋 泊
8/26(月)胸突江戸屋ー頂上(久須志岳)-△剣ヶ峰ー(お鉢巡り)-(吉田・須走下山道)-吉田・須走分岐ー(須走下山道)-須走登山口5合目
=(富士急バス)=JR御殿場駅=(東海道線)=JR沼津=JR三島=(ひかり)=JR新大阪
地図:昭文社 山と高原地図『富士山』
メンバー:夫・自分
☆天候に恵まれ、晴天の下に登り、ご来光も望めました。
(8/25)
大阪から御殿場駅まで乗って来た、富士急行バス(夜行バス)
御殿場駅からは須走口五合目までバスを乗り換えます。(富士急行バス)
須走コースの序盤は森の中を歩きます。
緩やかな傾斜でとても歩きやすく清々しかったです。
数軒の小屋を通過します。
森林帯を抜け、ぱあっと展望が開けると、青空に頂上が望めました。
今回の宿泊小屋はこちらです。
早く到着したので、荷物を置いて頂上まで行ってみました。
須走コースは上部から吉田コースと合流するので、
昨年にも歩いていますが、新鮮な気持ちで洋々と頂上を目指しました。
お参りをして・・
火口(大内院)と剣ヶ峰を眺望。
強い風が吹いて空は晴れ渡っていました。お鉢巡りは明朝の御来光時に取って置くことにして、
今日はこれにて小屋まで下山。
傾斜と雲海と空・・富士山のダイナミックな風景は特権です。
手の届きそうな雲海
小屋を目指します。心はBeerを目指します。
夕陽に染まる雲海、天上人になった気分・・
夕飯前に給油。ロング缶を家から持って来ました。
;小屋の大広間にて
給油2
日本盛とmont・bellコラボの生原酒
常温◎ 冷酒〇 熱燗△ と思います。
;平素、山には紙の酒パックを持って来ますが、
このアルミボトルなら川で冷やしたり、燗も出来るので
アウトドアには便利です!
(8/26)
浅間大社奥宮
早朝、3時に小屋を出発し、頂上を目指しました。
何しろ驚くべきは外国人登山者が多いことと、登山者の年齢層が若いことです。
こんなに若者の多い山域は他には無いでしょう・・
剣ヶ峰へ・・
朝陽に染まる大内院(火口)
△二等三角点
点名:富士山(ふじさん)
標高:3775.51m
三角点の説明盤(クリックで拡大されます。)
御来光
今回は雲の中からのお出ましでしたが、やはりここからの礼拝は雄大で感動です・・
お鉢巡りへ・・
影富士
今回も運良く望めました。
朝陽を浴びながら歩く、至福の周回
360度雲海と、雲の切れ目から時おり見える下界。
いつまでも頂上に留まりたかったですが、
再び小屋へ戻り、荷物を取って下山します。
砂走り!
五合目近くで鹿を見ました。
小鹿さんも何頭も居て、「群れ」でした。
五合目へ下山。
再び富士急バスでJR御殿場駅へ。
帰路は電車(JR)で帰りました。
(立ち寄り湯)
御殿場 人参湯(にんじんゆ)
JR御殿場から徒歩10分。こじんまりとしたアトホームな銭湯でした。
「にんじん湯」の由来を番台の方に聞くところ、「昔、高麗にんじんをお湯に入れていたから」
とのことでした。
夏季はお昼12:00~ 開いている、登山者にありがたい街の銭湯です。
(植物)
ノギク(キク科)
オンタデ(タデ科)
ヤマホタルブクロ(キキョウ科)
アキノキリンソウ(キク科)
トモエシオガマ(ゴマノハグサ科)
トリカブト(キンポウゲ科)
ヤシャブシ(カバノキ科)
シロバナノヘビイチゴ(バラ科)
ミヤマオトコヨモギ(キク科)
ムラサキモメンズル(マメ科)
フジハタザオ;富士旗竿(アブラナ科)
☆富士山の固有種
タマブキ(キク科)
ヤハズヒゴダイ(キク科)
フジアザミ(アザミ科)
(〆)
静岡麦酒と御殿場コシヒカリラガーで今回の富士登山を締(し)めました。
於;帰途の新幹線
(本)
『登ってわかる 富士山の魅力』
著者:伊藤フミヒロ
出版社:祥伝社新書
☆7月に御殿場コースを歩いた後、購入しました。
富士山の詳細地図を見ながら読むと、
殊によく解り、楽しかったです。
私こと、まだ富士登山は4回。
ほんの触りを知っただけです、
伊藤さんのお話に導かれ、更に広く深く、
富士山を訪れたいと思いました。
素晴らしい一冊です。