兵庫県立やしろの森公園へ行きました。
母屋
木製回廊
池
「どんどん深い森へ入っていくみたい!」ずんずんと木道を進む母
下の湿地に大きなキノコを見つけたところ
カマキリに凄まれる
ミヤマガマズミ
散策路の脇にひっそりと古い道標?がありました。
「すぐ茶????」
「日露???記念林」側面に「明治○○年十月・・・」 2016.9.30(金)
県立やしろの森公園(兵庫県加東市)
行程:往復 家=県道141=県道720=県道316=県道17=やしろの森公園
メンバー:母・私
☆散歩がてらに初めて訪れたやしろの森公園は、自宅から車で30分と
意外に近い所にありました。
森の散策路に巡らされた木製の回廊は、緩いスロープやカーブが地形に沿った造りで、
母の様な高齢者の歩行や、ベビーカーの散策にもありがたい設計でした。
束の間の晴れ間、木の実やきのこを見つけながらゆっくりと散策を楽しめました。
(いつもお世話になっている「国見の森公園」と同じ森の公園シリーズです。)
キクイモ
ツリガネニンジン
サワヒヨドリ
宍粟50名山ファンクラブの登山会に同行し、
大通峠(おおどおりとうげ)-△三室山(みむろやま)ー△竹呂山(たけろやま)を
縦走しました。
ガス(霧)のかかる一日で、なかなか展望には叶いませんでしたが、
幻想的な趣も良いと思いました。
△三室山 1358.0m
△二等三角点
点名:三室山(みむろやま)
△三室山から△竹呂山へ渡る縦走路は起伏もありますが、
かつては手強いネマガリダケの藪を、山の先輩方が鉈や鎌で開拓しながら難路を
切り開いてルートを作って下さったそうです。
今ではこうして明瞭なトレイルが出来上がり、二山間の縦走が出来る様になったのですね。
△竹呂山 1129.2m
△三等三角点
点名:中山
ニホンヒキガエル (12cmくらい)
一緒に歩いていた方が「オンビキだ!」とおっしゃっていました。
オンビキ?初めて聞く呼び名でしたが可愛い言い方だと思いました。
大人しいので背中をなでていたら、おしっこをしました。
作業道も歩き、ひたすら下ると竹呂林道の登山口へ到着。
バスに乗ったところで雨が降り出しました。
2016.9.25(日) 大通峠-△三室山ー△竹呂山 縦走
行程:家=神戸三田IC=(中国自動車道)=山崎IC=宍粟市役所(集合地)=R29=林道=大通峠
ー△三室山ー大トチノキ鞍部―△竹呂山ー(直登尾根コース)―竹呂山登山口=竹呂林道=R29=宍粟市役所(解散地)
=山崎IC=(中国自動車道)=神戸三田IC=家
1/25,000地形図:「西河内」
メンバー:宍粟50名山ファンクラブ会員39名の方々+宍粟50名山ガイドクラブ
☆今日は視界が得られませんでしたが、また機会を見て縦走してみたい良いルートだと思いました。
きっと季節によっても異なった趣を感じるでしょう。
好天の日、吹雪の日(雪山)、ガスに囲まれた今日・・・
同じ三室山なのに、全く違うピークに居るような錯覚を覚え、山の面白さを感じました。
日頃、足繁く宍粟の山々を愉しまれている皆さんから色々なお話を聞かせていただき、
楽しい道中でした。
今日も思い出の一日になりました。
宍粟ライナー 氷ノ山登山ツアーに同行し、氷ノ山へ登りました。
一昨日の雨がぬかるみに残りますが、秋晴れの下、元気に出発しました。
少し紅葉したブナ林、木漏れ日が清々しかったです。
青空を仰ぎながら尾根を歩きます。
ネマガリダケに囲まれた登山道は下に柔らかな芝生が足にとても優しいです。
避難小屋の前を通過
△氷ノ山 三ノ丸
△氷ノ山(兵庫100山)1509,6m 登頂
△一等三角点
点名:氷ノ山(ひょうのやま)
標高:1509.77m
猪のヌタ場やぬかるみに残る鹿のヒズメを見つけながら賑やかに下山しました。
下山地、大段ヶ平(おおだんがなる)
トイレに入ったり、山支度を解いてバスに乗りました。
今日見た植物など
スギヒラタケ(?)
赤く色づいたナナカマドの実
スジタケ(?)
マムシグサの実
コブシの実
ガマズミの実
先々週は赤かった実が黒くなっていました。
ミヤマシキミの実
キイロナギナタダケ
2016.9.24(土)
△氷ノ山 宍粟ライナー 氷ノ山登山ツアー
行程:宍粟市役所=R29=波賀みちのえき=坂ノ谷登山口ー(坂ノ谷コース)ー三ノ丸ー△氷ノ山ー(大段ヶ平(おおだんがなる)コース)
ー大段平=宍粟市役所
1/25,000地形図:「氷ノ山」「戸倉峠」
メンバー:ツアー参加の方々19名 +(宍粟50名山ガイドクラブ:福田さん、岡崎さん、大学院生のインターシップの菊池さん、私)
☆神姫バスと宍粟市の企画による氷ノ山登山ツアーに同行しました。
二日前の雨が強かったのか、登山道には緑色のブナの葉や小枝がたくさん落ちていました。
頂上付近では今週もアサギマダラが見られ、三ノ丸でのお昼休憩にはつがいのテンが
人達の間をすばしこく走り回っていました。
今年は夏からあまりお天気が続きませんが、どうにか晴れ間に恵まれました。
一週間ぶりに来た山ですが、その間にも雨風や気温の移り変わりで
山の中には変化が見られ、自然の営みを感じました。
雨も上がり、爽やかな気温なので母を誘い
有馬富士公園を散歩しました。
ヤマボウシの実が熟していました。
かじってみると、甘くておいしかったです。
梅酒の様にリカーに漬けても美味しいそうです。
母は虫を捕まえるのが昔から得意です。
何でも素手でパッと。
コブシの実
一度見たら忘れられない形状の実です。
落ちて黒く腐った様は動物のフンみたい。
これもコブシの実の様です。
莢(さや)?が赤いのもあるのですね。
ホウノキ(朴の木)の実はやはり大きいです。
10cmくらい!
公園内で見かけたアケビはどれも取りずらい場所に成っていました。
とても大きな実だったのに残念。
?
?
ドングリは種類がとても多いので、毎秋覚えても、
次の秋までにまた忘れてしまいます・・・。
写真は、クヌギ、カシ、ナラだと思います。
赤い羽根の様な実は楓ですか?
ハンバーガのバンズ(パン)、パンケーキ、ブライダルみたいなキノコ
大型のキノコにはやはり目が奪われます。
森の入り口には
北摂里山大学
という札がでていました。
「ちょうどいい。ここはこれでなかなか開けてるんだ。入ろうじゃないか」
・・・・・・・・・・・・・・
以前、福島大池の周囲はセイタカアワダチソウが繁茂し、
ススキが駆逐されかけていました。
最近、セイタカをすっかり除草した様で、ススキだけ残されていました。
ハスの実はいつ見ても面白いです。チブル星人が彷彿されます。
☆ゆっくり二時間、福島大池の周囲を散策しました。
植物に秋の趣を感じることが出来ました。
☆最近、土手で見かける小さな花の名前が「ヒルガオ科 マメアサガオ」と
解りました。
つる性で葉の形から、てっきりイモ科の花だと思いました。
帰化植物とのことですが、最近目につく花や植物に外来種が大変多いのは、
やはり繁殖力が強いためでしょうか。
ベニバナボロギク
(今日、唯一見かけた花)
☆今日はお昼まで晴れの予報だったので、単独で後山へ向かいました。
ところが千種へ入る辺りから雨が降り出し、すぐ本降りになりました。
河呂・河久保林道は、最近落ちたらしい落石や倒木が多く、ハンドルを取られつつも
何とか登山口へ。
そして雨着を着て不動の滝を渡るうちに土砂降りになり、急に気持ちが折れました。
軟弱ですが登山は断念。
天児屋(てんごや)たたら公園 たたらの里学習館へ
(12月~3月は休館)
☆今まで登った宍粟の山で見かけた、かんな流しの遺構やカナグソ、
そして山中に多く残っている炭焼き釜の跡、「鉄」の採取について他々・・・
実はよく解っていませんでした。
今日初めて、採取から製鉄までの実に大掛かりな工程が成されていたかを
知ることが出来ました。
炭にする木の伐採、水路や櫓を築く仕事、炉を作る仕事、製鉄作業、
その中にも細分化された役割が幾つもあり、
そして何より驚いたのは、農閑期である冬季、雪深い千種の山中(急斜面)で、
かんな流しの作業が行われていたということでした。
農繁期、農閑期、一年を通して重労働に追われていた人々の日々を蒔絵から
伺い、とても感慨深かったです。
山登りが出来なかったのは残念でしたが、「鉄山」について学べたことは
私にとってとても有意義でした。
帰路、さらに雨は強く、久々に水量の増した揖保川を見ました。
宍粟ライナー 氷ノ山登山ツアーに同行し、氷ノ山へ登りました。
心配した雨も降らず、時々青空も見える天候の下、
坂の谷登山口から元気に出発。
(先導車担当の八木さんが見送って下さいました。
八木さんは後に、殿下分岐、そして頂上へも先回りして居られました!)
頂上下のエコトイレから三ノ丸展望台(中央)が良く見えました。
(植物他)名前の記入無しは調べ中・・
ドクベニタケ?(不明。)
タマゴタケにも似ていますが・・・
鹿のふん
ガマズミ
ムシコブ?
コブシの実?
ツルタケ?(不明。)
リョウブの実
タニソバ
ハナニガナ 2016.9.17(土)
△氷ノ山 宍粟ライナー 氷ノ山登山ツアー
行程:宍粟市役所=R29=波賀みちのえき=坂ノ谷登山口ー(坂ノ谷コース)ー三ノ丸ー△氷ノ山ー(大段ヶ平(おおだんがなる)コース)
ー大段平=宍粟市役所
1/25,000地形図:「氷ノ山」「戸倉峠」
メンバー:ツアー参加の方々19名 +(宍粟50名山ガイドクラブ:八木さん、石原さん、私)
☆神姫バスと宍粟市の企画による氷ノ山登山ツアーに同行しました。
週間天気予報では、雨のち曇り予報でしたが、前日から回復して
冷涼な気持ちの良い登山日和になりました。
今日は元気な女性のお客様が多く、和やかで楽しいうちに登山が終了しました。
下山最後の10分ほどでスコールに遭い、ちょっとびっくりしましたが、
大段ヶ平(おおだんがなる)へ着くとケロッと止んでしまいました。
今年度のツアーに参加二回目の方も居られ、頭が下がる思いでした。
きっと初夏と秋の趣の違いを感じられたことでしょう。
小雨振る中、道端に咲いている花が目につきました。
タマスダレ (ヒガンバナ科タマスダレ属)
初め、ハナニラと思いましたが勘違い。
ハナニラ(ヒガンバナ科ハナニラ属)は食用になるようですが、
タマスダレは毒性があり、食べては危険とのこと。
ユウゲショウ
先日から気になっていた、小さな星の様なピンク色の花です。
この写真、ピントが上部の甲虫(こうちゅう)に合っている下手写真です。
宍粟ライナー 氷ノ山登山ツアーに同行し、氷ノ山へ登りました。
ネマガリダケのトンネル
熊の水飲み場は水量が少なかったです。
登山道サイドのネマガリダケが伐採されていて歩きやすい稜線。
冬季は雪がネマガリダケの上まで積もり、雪原になります。
△氷ノ山三ノ丸 1,464m 登頂。
△氷ノ山 1509.6m 登頂
△一等三角点
点名:氷ノ山(ひょうのやま)
標高:1509.77m
神大ロッジ(大段ヶ平コース)
(植物、他)
ムシカリ(オオカメノキ)の木と実
ムシカリの名の由来・・・葉を虫が好むので、ムシカリ、
オオカメノキの名の由来は、葉が亀の甲羅の形に似ていることから、とのこと。
実のついた茎はサンゴの様にきれいな真っ赤でした。
タニソバ
葉の形が牛の顔に似ているので牛の額(うしのひたい)とも呼ばれる様です。
スギゴケ
「庭に植えたい・・・」と言われる方もおられました。
小さい星の集合体みたい。近くに寄って見ると本当に繊細できれいです。
ホソバトウゲシバ
ヒカゲノカズラ
苔のモールの様ですが、シダの仲間とのこと。
ノギランの葉
千年伽羅木(せんねんきゃらぼく)
年季を感じる古木で、腰の曲がった仙人の様に見えます。
芦生杉(あしうすぎ)
クワガタ
モグラ 2016.9.10(土)
△氷ノ山 宍粟ライナー 氷ノ山登山ツアー
行程:宍粟市役所=R29=波賀みちのえき=坂ノ谷登山口ー(坂ノ谷コース)ー三ノ丸ー△氷ノ山ー(大段平(おおだんだいら)コース)
ー大段平=宍粟市役所
1/25,000地形図:「氷ノ山」「戸倉峠」
メンバー:ツアー参加の方々20名 +(宍粟50名山ガイドクラブ:山根さん、福田さん、私)
☆神姫バスと宍粟市の企画による氷ノ山登山ツアーに同行しました。
爽やかな天候の下、20名のお客様方と初秋の氷ノ山を和やかに登りました。
初対面の方々ばかりとは思えないほど、終始足並みが見事に揃い、
皆さんの健脚ぶりに敬服しました。
ナナカマドの実も真っ赤になり、風も涼しく、もう山は秋へ向かっていることを
感じました。
既に秋に向かう移行期のせいか、多くの花には会えませんでしたが、
いくつか写真を撮りました。
植物の名前などは、野付半島ネイチャーセンターに掲示されていた
花のパネルを参照させていただきました。
ハマナス(ハマナシ)
ハマナスの実
北海道の海岸や海岸付近でよく見かけます。
真っ赤に熟したものは梨の様な味です。北海道のリスが好んで食べます。
エゾフウロ
よく見られる場所:原野など
エゾカワラナデシコ
よく見られる場所:低地や海岸の草原
クサフジ
よく見られる場所:日当たりの良い草原や林のふち
オオハナウド
よく見られる場所:低地から山地の明るいところ
オオハナウドの枯れたもの
チシマアザミ
よく見られる場所:海岸・草原、山地の日当たりの良いところ
セイヨウノコギリソウ
よく見られる場所:道端や空き地
ナミキソウ
よく見られる場所:海岸の砂地や草地
ヤマアワ?
よく見られる場所:
ナワシロイチゴ
よく見られる場所:海岸や丘陵の砂地や草原
エゾオグルマ・・?に似ていますが、葉のふちにギザギザが無いです。
名前が解りません。
ウンラン?
エゾオグルマ
よく見られる場所:海岸の砂地やれき地
エゾノシシウド
よく見られる場所:海岸線の草原
ツルキジムシロ
よく見られる場所:海岸や野山の草地や砂地、れき地
根室半島の周囲には実に多くの岬と港があります。
それらひとつひとつの風景を時間かけて見て周りたかったですが、
さすがに滞在日数が足らず、花咲港と花咲岬だけ訪れました。
アザラシがドプンドプンと悠々と泳いでいました。
思わずはしゃぎましたが、アザラシやトドなどの海獣は
漁師さんたちの定置網を破って魚介を食べてしまうそうで、
漁業からは歓迎されない生き物とのこと。(自然の資料館の方から聞きました。)
断崖絶壁にある奇岩、車石は玄武岩の放射状節理の形状で、大変大きく圧巻でした。
他にも渦を巻いている岩や石が多く、不思議でした。(国の天然記念物指定)
根室市歴史と自然の博物館
花咲港近くにある博物館へ寄りました。
レンガ造りの建物は、海軍通信隊根室分遣(ぶんけん)所として建設され、
のちに花咲港小学校校舎として使われ、さらに平成2年から資料館へ生まれ変わった
とのこと。
興味深い資料がたくさんありましたが、中でも根室には多くの冒険者が訪れていたことが
印象に残りました。
資料館の隣には、現・花咲港小学校の校舎があります。
広々とした“1階建ての校舎”というのが珍しくも北海道らしく、素晴らしい建築でした。
大きい校庭も前に広がり、思わず通いたくなるような小学校ですが・・・現在は10数名(!)の児童数とのこと。
根室駅へ寄りました。
日本最東端の駅でもあり、始発の駅でもあることから、賑やかな
駅周辺を想像していましたが、静かなメインストリートでした。
偶然に発車するところをギリギリ見られました。
いつか、根室から札幌まで列車の旅をしてみたいです。
駅前には海鮮のお店が並んでいます。
「根室駅長推薦の店」と書かれたこのお店で今が旬の花咲ガニを食べました。
兵庫から来たと言うことで(?)サービスをして下さいました。
身がぎっしりの大きな一匹あたり400円程。水揚げ場近くならではの価格です。
根室市観光課からも旅の資料をたくさん送っていただきました。
行き切れず残念な場所も多く・・・また次の機会に必ず。
***************
名残惜しい根室を後に、再び別海町へ。
途中、色々な名所旧跡、景勝地へ寄りました。
(写真が多くなるので割愛します。)
別海町郷土資料館
興味深い資料が多く展示されていました。
気になっていた「幻の街キラク」について、大変詳しい文献があり、
特にその資料を読みました。
ほんの数年前、漁港で捕獲されたヒグマのはく製。
ヒグマは本当に大きい!
別海町グルメ、ジャンボホタテバーガー
当バーガーは別海町の代表的グルメの一つです。
(お店:双葉さん)
旅行最後の夜は別海町「郊楽苑」という宿泊施設へ泊りました。
ここはモール温泉というコーラ色のお湯で、湯上りは肌がつるつるというより
ピカピカに光る効果の温泉でした。
今回の旅でもあちらこちらのセイコーマートを利用しました。
中標津空港から帰路へ。
天候が悪く、出発が遅れましたが無事に飛び立ちました。
出発を待つ間、自衛隊の飛行機が到着しました。
間近に見られたので思わず観察しました。
2016.8/25~8/29 別海町・根室市(標津町) 旅行
行程:8/25 伊丹空港ー千歳空港ー根室中標津空港
25・26(宿泊:別海町 打たせ屋)
27 (宿泊:根室 イースト ハーバーホテル)
28 (宿泊:別海町 郊楽苑)
8/29 根室中標津空港ー羽田空港―伊丹空港
メンバー:母・夫・私・長男・次男 (娘は仕事の為欠席)
旅行の趣旨
(別海町と根室市)
かつて、家族で夏の北海道を8年間に渡りキャンプ旅行をしました。
道内179市町村、全ての場所を網羅したわけではありませんが、
唯一、残していたのが根室市と別海町でした。
・日本最大の砂嘴(さし)を歩く
・最東端の納沙布岬へ行く
・肉眼で北方領土を見る
3点の目的を軸に二つの街へ行く計画を立てました。
(ルーツを辿る目的)
三年前に父が亡くなった折、諸事で謄本を見る機会があり、祖父(父の父)が北海道(道東)で生まれた
ことを初めて知りました。〔祖父は父が13歳の時に他界したので私は写真でしか知りません。〕
謄本から辿るに、曽祖父(ひいおじいちゃん)も北海道に住んでいた様です。
今般の旅行では、謄本に記載されていた住所(明治・大正時代の事なので、地名は変わっています。)
を探す計画をしましたが、目的地へ向かう道路が暴風雨で土砂崩れになり、通行不能となり断念しました。
残念でしたが、必ず近いうちに祖父、曽祖父のルーツを辿るため、また道東へ向かいたいです。
☆まとめ☆
素晴らしい自然、海の幸・山の幸・乳製品の幸、優しい人達・・・
わずか5日間でしたが、別海町も根室市も本当に行って良かったです。
次は厳冬期にぜひ訪れたいです。きっと夏以上に素晴らしいと思います。
根室へ移動前、標津(しべつ)町のサーモン科学館へ行きました。
展望塔の上には大きなイクラが乗っている、近代的な建物でした。
Rana pirica(ラナピリカ)という北海道のカエルが展示されていました。
チョウザメに手を噛ませているところ。
チョウザメは歯が無いので、噛まれても痛くありません。
好奇心が強い様で、エサにも手にも旺盛に寄って来ます。
☆入館前は堅苦しいミュージアムを想像しましたが、
鮭の生態について学べたのはもちろん、北海道の海水・淡水に生息する生き物についても
詳しく知ることが出来、予想外に楽しい時間を過ごしました。
周辺は広大な公園になっており、時間が許すなら一日過ごしていたい場所でした。
・・・R244・R243・R44を経て根室へ。
途中、原野の中を流れる川、森、湖には目を奪われました。
カヌーを漕いでみたくなる川をいくつも見ました。
たくさんの牛、エゾシカの群れ・・・人口より動物の頭数の方が多い様です。
風蓮湖(ふうれんこ)の港で。
船に乗るわけじゃなく だけど僕は港にいる
……………………………………
汚れてる野良猫にもいつしか優しくなるユニバース
風蓮湖、春国岱(しゅんくにたい)でもタンチョウが見られました。
納沙布岬
ついに納沙布岬へ着きました。
日本で最東端の岬です。一番最初に日が昇る場所です。
岬には灯台の他、北方館、オーロラタワーという施設がありました。
オーロラタワーは残念ながら休館でしたが、
北方館では四島について詳しく知ることが出来ました。
高精度の望遠鏡では目の前の水晶島他、歯舞諸島が手に取るように鮮明に望め、
その近さにあらためて驚きました。
日本から四島へ渡ること・・・生きている内には叶わないかもしれませんが、
諸資料から察する島の風土、自然は道東に似ており、
国後島の爺々岳(ちゃちゃだけ)などの山岳には惹かれるものを感じました。
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根室では一泊の宿を取り、街を少し散策しました。
夕飯はエスカロップ・オリエンタルライスという歴史ある根室グルメで
お腹も心も温かく満たされました。
(宿:イーストハーバーホテル 食事:どりあん)
根室の旅はもう少し続きます。
風蓮湖