エステル・ブライト
主人公ってわりと無個性になりがちな気がするけど、エステルにはしっかりした個性があるところがいい。性格も好き。さっぱりしてるし、たくましいし。添え物ヒロインじゃなくて、ちゃんと「主人公」してる。棒術使いってところもかっこいい。
口調が変なのは最初のうち気になったけど、慣れれば平気だった。ただ、目上の人には敬語を使ってほしかったかな。
ヨシュア・ブライト
モテすぎだよちくしょう。しかも可愛い子ばっかりに。羨ましい!
でも本人はエステル一筋で、そこがヨシュアのいいところ。
FCのときの中性的で可愛らしいヨシュア君が好きだったので、SCであんな顔つきになってしまい、お姉さんは大変ショックだったよ。
あまりにも器用でなんでも出来すぎるところは、個人的にはマイナスポイント。親しみがわきにくいんだよなこういうの。ちょっとくらい抜けててもいいのよ。
あと、FCのラストでエステルのもとを去るときの長台詞がすごかった。オリビエを超えるポエマーっぷり。「僕のエステル……お日様みたいに眩しかった君」とかね。本人は大真面目だし状況が状況なので笑うどころじゃなかったけど、すごい破壊力だった。
シェラザード・ハーヴェイ
褐色の肌が素敵。名前からして、アラブ系のイメージなのかな? FCのどこかで「外国人」って言われてたような気がする。でも具体的にどの辺の出自なのかは謎のままなんだよね、確か。
よくババアって言われてるみたいだけど、23歳の小娘をババア呼ばわりするなよ。確かに年齢より大人びた感じはするし、声はちょっとババくさいかなと思ったりもするけれども。
オリビエ・レンハイム
残念なイケメン、という言葉がピッタリな人。ロン毛もナルシストも正直苦手だったから、最初は「これはない」と思ってた。それなのにいつの間にか一番のお気に入りになっていた。
だってこの人面白すぎるんだもの。FC5章の冒頭に出てきた、ミュラーとの漫才にはやられた。腹筋崩壊しそうになった。
この人のおかげで、SCの終盤をプレイしていた頃は睡眠時間が随分削られたよ。「今度会うときは敵だ」とか意味深なセリフを残して去っていくから、先が気になって気になって、止められなくなって。
「もうオリビエ使えなくなるの?」とか余計な心配までしていた。だから終盤で戻ってきてくれたときは嬉しかったよ。
嬉しかったんだけど、レベルアップして戻って来いよ。去った時のまんまのレベルってどういうことよ。クローゼもだけど。ずっとパーティーにいたメンバーとの差がものすごいことになってたじゃないか。
実は王子、っていう設定はクローゼとかぶるし安直だと思った。帝国軍の参謀とかじゃいけなかったのかなあ。
そもそも私はは王子好きじゃないしね。子供の頃から、王子様に憧れるっていう感覚がまるでなくて むしろ反発してたから。
「閃の軌跡」で再登場するみたいだから、廉価版が出たらこっちもやってみたいな。
クローゼ・レンツ
SC、FC両方のラスボス戦に連れて行ったくらいお気に入りのキャラ。
ショートカットの女の子って大好物なので。それで、ボーイッシュじゃなくておしとやかなのもまたいい。
どうしても亜美ちゃんを思い出すんだけどね。青髪ショート、水属性、おしとやかで優しい、成績優秀と共通点が多すぎて。
実はお姫様、っていうのはバレバレだったけど、きっとシナリオ書いた人も隠す気まったくなかったんだろう。
お姫様なのに偉そうなところがなくて、庶民にも敬語を使うところも好き。でもエステルにはタメ口でもよかったなあ。ジルにはタメ口だったので、クローゼにとってエステル<<<<<ジルってことなんだろうな。
アガット・クロスナー
昔のゲームの主人公みたいなビジュアルでツンデレなアガット兄貴。第3章でティータに「ガキはついてくんな」って厳しく対応したりしたことが一部で批判されてるみたいだけど、至極当然のことだと思う。安易に連れていこうとするエステルたちのほうがちょっと……と私は思ったけどね。子供を危険な戦場に連れてっちゃダメでしょ。
ツンデレっぷりに惹かれて最初はすっごい好きだったんだけど、やたらとティータとセットにされるんでなんか萎えたよ。兄貴がロリコンじゃないのはわかってるけどさ。
FCでは一緒に行動する機会が少なくて寂しかったので、SCの最初のパートナーにはアガットを選んだ。ティータが出てくる前の二人旅のときとか、オリビエ・クローゼが加わった四人のときは楽しかったな。
ティータのことは嫌いじゃないんだけど、アガットとの絡みはあまり好きじゃなかったな。カルナさんとかだったら結構お似合いだと思うんだけど。
ティータ・ラッセル
ロリキャラ。たしかに可愛いよ。可愛いんだけど、狙いすぎな感じがちょっと鼻についた。
こんな小さい子供が戦闘に加われるっていうのはちょっとどうかと思う。なんか可哀想で、痛々しく見えてしまう。
どうしても戦わせることに抵抗があって、FCをプレイしていた時点ではティータのことをまともな戦力として考えていなかった。なので、実はクラフトが結構便利だということも全く知らないままクリアした。
ジン・ヴァセック
このキャラ人気なさそうだなあ、と思ったら実際そうらしい。「不動のジン」をもじって「不遇のジン」なんて呼ばれているんだとか。
「A級遊撃士」という設定どおり、(SC以降は)性能はピカ一。だけどあまり使わずにお留守番させるプレイヤーが多い?
FCではけっこう見せ場あったのに、SCでは散々な扱いだったね。既にものすごく強い設定だから、動かしにくいという事情もあったんだろうけど。
最後に。ジン兄貴、30歳はおっさんだ。特に10代の子から見たら確実にそうだ。諦めろ。キリカさんの結婚の心配より自分の心配しようぜ。
レオンハルト(レーヴェ)
FCクリア後、SCプレイ前の時点での私の予想。
「この人はヨシュアのお兄さんで、終盤で仲間になって、最終的には死ぬんじゃないかな」
→ほぼ当たっていた(笑)。
最初、仮面をかぶった姿で登場したときはときは女だと思ってた。武術大会で初めてこの人のボイスが出たんだけど、おもいっきり男の声だったんでビックリ&ちょっとだけ落胆。
よく女性に間違われているらしいエルナンさん(グランセルの受付)は最初から普通に男性と認識できていたんだけどね。
ワイスマン(アルバ教授)
騙された。普通の気のいいおっさんだと思っていたので、正体を知って驚いた。気付いていた人は結構いたみたいなので、私が鈍いだけ?
本性を現してからは、顔つきといい、言動といい、ものすごく悪役らしい悪役に。Sクラフトにはちょっと笑ってしまったよ。
受付のみなさん
FCのときは、新しい町に行くときに「次の受付はどんな人かな」って考えるのも楽しかった。
一番のお気に入りは、最強受付のキリカ姐さん。次点はルーアンのジャンさん。他の三人も個性あふれていいキャラだった。