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エイプリルフールに産声をあげた。「泥」も六ヶ月が過ぎた。あっという間だったというのが正直な気持ちである。
創刊号の反響は想像を超えるものがあり、小誌の部数が足りなくなるというアクシデントまで起こり、大変に失礼をしてしまったことを先ずお詫びしなければならない。
有形無形の身に余るご厚情に胸を熱くしながら二号目の出来栄えは?
いよいよ三者三様のカラーが彩濃く表出されてきたのではないだろうか。
満身創痍の覚悟のスタートが満身に温かなエールを受け、今大いなるプレッシャーこそが創作意欲の源であることを実感している。
「全ての創作品は未完成である。」という言葉があるが、読者の中でしか完成しない作品を読者はどのように読んで下さるのだろう。