ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸の猪

2019-01-10 20:11:41 | 水戸

おみくじのたてがみがある猪(水戸八幡 八幡町8-54)
 拝殿右手にあります。たぶん水戸で一番知られた猪でしょう。御神木・オハツキイチョウの前には、鶏と犬の石彫が置かれています。境内の木々の枝は、結ばれたおみくじでいっぱいです。

 

猪の絵馬(水戸八幡 八幡町8-54)
 これも水戸八幡です。絵馬奉納所は当然のことながら猪だらけです。こうした奉納所がいくつもあります。

 

猪山(三の丸3)
 竃神社はかつて三宝荒神といわれ、水戸城本丸西方にあった下町方面への降り口である、浄光寺口あたりにあったそうです。この高台は猪山といわれていたそうで、竃神社の社伝には猪山にあったと書かれているそうです。写真は日赤病院近くから撮ったもので、浄光寺口は左端あたりです。

 

猪目のある懸魚(三所神社拝殿 加倉井町1162)
 猪の目に似ているということで、魔除けのハート形意匠を猪目(いのめ)というそうです。この写真(中央とその左右の3つ)は懸魚(げぎょ)ですが、ほかにもいろいろな所で見ることができます。でもなぜ猪の目なのかよく分かりません。

 

猪の折り紙(城南病院デイケア 城南3-15-17)
 通所者さんの作品だそうです。達磨も意識して作ったのでしょうか。

 

猪の石彫(赤塚駅南口広場 河和田1)
 飛ぶことを夢見る猪なのでしょうか。ここにはいろいろな動物の石彫が置かれています。

 

電気柵(長者山 渡里町)
 作物被害を防止するために電気柵を張る風景があちこちで見られます。那珂市の茨城県植物園で、ザゼンソウがすっかり食べられた跡を見たことがあります。現在、猪の食害はそうとうあるようです。写真は平成28年に撮りました。

 

猪捕獲実施のお知らせ(杉崎町)
 写真右端の立て札がお知らせです。これも猪対策なのでしょうが、あちこちで見かけます。どうも猪は、今やそうとう農家にきらわれる害獣となってきているようです。

 

城内での猪突猛進(写真は彰考館跡碑と大日本史編纂之地碑 三の丸2-6-8あたり)
 文化11年(1814)に、彰考館に勤めていた嘉兵衛という人物が大手番所まで来たところ、手負いの猪が飛び出して来て、彰考館の構内へ駆け込んだり、5~6人に怪我を負わせたりして柵町へ逃げ去ったそうです。城内でも猪が見られたということのようです。城下町でも、そうした話はいくつも残っているようです。写真奥は市立第二中学校の校門です。

コメント
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