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水戸の見て歩き

水戸のごりやく(2)

2021-04-06 20:36:33 | 水戸

  もうすでに行われなくなった習慣も多いようですが、現在になじむ形で信徒の信仰に対応している所も多いようです。

 

楊林寺(ようりんじ 三湯町45)
 入口の石造物群の中にある屋根のかかった場所に、鼻がかけて修復したという地蔵があります。お産のときには、安産のごりやくを得るために、夜中そっとこの石仏を借りて行き、終わると返したそうです。こぶりですが、相当重そうな地蔵です。

 

宝蔵寺(谷田町633)
 本堂に石像の弘法大師像があり、21日の大師の縁日には、静岡の行者が来てそれを持ちあげて信徒の運命を占ったそうです。軽々と持ちあげることができると運が廻って来るのだそうです。

 

六地蔵寺(六反田町767)
 寺からもらうお守りの中にある、4枚の加持符をお産のときに、時間に従って飲むと安産するという信仰があったそうです。産後には、そのお守りを返して成長のお守りをもらったそうです。今でも安産・子育ての信仰は続いているようです。写真は今年のシダレザクラです。写真奥に本堂が見えます。

 

桂岸寺(松本町13-19)
 縁結びのカツラの木だそうです。木のまわりを3回まわって願をかけると成就するそうです。境内にある 愛染堂に向かって右側にある木です。写真右が愛染堂で、左に見えるのは、徳川家霊廟の門を移築したものだそうです。

 

吉田神社(宮内町3193-2)
 夫婦(めおと)木で、なでると、夫婦円満、家内安全、子授けにごりやくがあるそうです。根元で2本に分かれたサワラだそうです。

水戸のごりやく(1)


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