ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸の馬(1)

2021-07-08 20:35:01 | 水戸

形象埴輪(埋蔵文化財センター 塩崎町1064-1)
 酒門町の荷鞍坂(にぐらざか)遺跡から発掘された、古墳時代後期(6世紀)の埴輪を復元したもののようです。各地で出土する馬の埴輪を見ると、たいへんよく似ていて、今さらながら、技術伝播の広がりに感心します。

 

馬塚古墳(愛宕町4 36°23'41.9"N 140°27'10.2"Eあたり)
 愛宕神社がある愛宕山古墳を中心にした、愛宕山古墳群の内の一つだそうです。直径14mで、復元保存されたものだそうです。ただ、現存するのは愛宕山古墳と馬塚古墳の2つだけだそうです。写真左の木は、ソメイヨシノの古木で、開花時はたいへんきれいです。

 

馬頭観世音碑(内原町 36°21'29.6"N 140°21'29.1"Eあたり)
 内原市民運動場向かいあたりにある、市内最大級の馬頭観世音碑です。上半分が折れて修復されたようです。石仏のほかで一番見ることが多いのが馬頭観世音碑のようです。農作業を助ける大事な動物だったのでしょう。明治以後は、軍馬の供養碑が目につきます。

 

絵馬(大井神社 飯富町3475)
 神社に願を掛けるときや、願がかなったときに奉納する絵などを描いた木札のようです。神社に馬を奉納する代わりに馬の絵を描いた板などを献じたことが始まりだったようです。今、馬を描いた絵馬は、午年(うまどし)の奉納物のようです。大井神社には絵馬堂があって、たくさんの絵馬が並んでいます。

 

神馬像(水戸八幡宮 八幡町8-54)
 神社に生きた神馬の代わりに奉納された木造の馬のようです。水戸八幡宮では叶馬(かなえうま)といわれて、祈願成就の信仰対象になっているようです。


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