福岡市の一家4人殺害事件(03年6月)を巡る「週刊文春」の記事で「真犯人扱いされ名誉を傷つけられた」として、被害者の兄で同市の自営業、梅津知敏(ちとし)さん夫妻が発行元の文芸春秋(東京都千代田区)側に1億1000万円の賠償を求めた訴訟で、東京地裁は28日、1100万円の支払いを命じた。金子順一裁判長は「ずさんな取材で主要部分が真実でない記事を6回も掲載され多大な精神的苦痛を被った」と述べた。一般市民の名誉棄損の賠償額としては異例の高額判決。(毎日新聞【高倉友彰】から)
去る21日の東京地裁判決のテレビ報道で、何か違和感を覚えなかっただろうか。
いつもの言渡し直前の法廷の画面が全く無かったのである。
被告は「敗訴なんて1%も予想してなかった」(朝日新聞22日朝刊)そうだが、当のマスコミ自身も全く同様だったようだ。せっかく大法廷で言い渡した方も拍子抜けだったのでは。
ただ原告弁護団だけは、「勝訴」「画期的判決」「違憲判決」「都教委通達は教育基本法違反」「国歌斉唱義務なし」等の垂れ幕を準備していたので、「想定の範囲内」であった事を立証できた。
いつもの言渡し直前の法廷の画面が全く無かったのである。
被告は「敗訴なんて1%も予想してなかった」(朝日新聞22日朝刊)そうだが、当のマスコミ自身も全く同様だったようだ。せっかく大法廷で言い渡した方も拍子抜けだったのでは。
ただ原告弁護団だけは、「勝訴」「画期的判決」「違憲判決」「都教委通達は教育基本法違反」「国歌斉唱義務なし」等の垂れ幕を準備していたので、「想定の範囲内」であった事を立証できた。