弁護士任官どどいつ集

弁護士から裁判官→原告→法科大学院教授になった竹内浩史のどどいつ集

数独などより 超難問の ジグソーパズルか 判決は

2008年06月16日 01時47分33秒 | 未分類
陪審制を採用しているオーストラリアで、陪審員の半数近くが法廷でパズル「数独」に興じていたとして、裁判長が審理の取りやめを命じる事態が起きたという。
よほど法廷がつまらなく感じたのだろうが、実は法廷自体が謎解きの場である。
例えれば、判決起案は、ジグソーパズルに取り組むのに似ている。
ミステリーファンには是非、裁判官・裁判員になることをお勧めしたい。
少なくとも、真面目に取り組めば、「数独」などより遙かに手応えがあって面白いと思う。
しかも、自分だけに特別に出題されるのである。
それにしても、最近は出題が多すぎる上、制限時間も短すぎて、解答を出すのに四苦八苦する局面が増えている。