弁護士任官どどいつ集

弁護士から裁判官になった竹内浩史のどどいつ集

「色が着いてる」判事を叩く 色に染まった 週刊「し」

2024年02月06日 12時20分14秒 | 裁判
「大雪警報」に続いて「裁判官攻撃警戒警報」発令。
このところ、難民認定や社会福祉等の関係を初めとして、被告国に厳しい判決が各地で相次いでいる。
また、最高裁や各地の高裁に、LGBT関係、同性婚関係、夫婦別姓関係等の「保守派」が毛嫌いしそうな争点の訴訟が多数係属している。
したがって、例によって例の如く、右翼色の論調が強い諸雑誌は「裁判官がおかしい」攻撃を準備しているに違いないと警戒しておくのが妥当であろう。
岡口基一裁判官に対する一連の攻撃もその一環と見ることもできよう。
最高裁も、慎重に対処しなければならない。

しかし、芸能人や政治家や弁護士等とは違い、現代の多くの謹厳実直な裁判官について、不倫等のスキャンダルを探したところで、ネタを見つけられるとは到底思えない。
何かそれ以外のプライバシーを暴いてみたところで、名誉毀損罪や不法行為に厳しく問われ、廃刊の危機に追い込まれることは免れないだろう。

結局、裁判官攻撃の手法としては、約半世紀前の裁判官に対する「偏向攻撃」を繰り返すしか、能が無いのではないか。
その時は前回の轍を踏まず、良識ある国民の総反撃で跳ね返さないと、寒い寒い「司法の冬」がまた到来することになるであろう。

五大事務所との 争奪戦の「A級戦犯」は 誰でしょう?

2024年02月06日 00時15分52秒 | 裁判
「五大法律事務所」とは何か、そして「争奪戦」とは何のことか、私が昨秋、裁判官弾劾裁判所で証言させてもらったところ。
さらに「A級戦犯」とは一体誰のことなのか、そう呼ばれているのはなぜなのか、これらについては「法と民主主義」最新号を購入すると読める。
(「だからお前は週刊文春か‼︎」とセルフツッコミを入れる)