大分地裁部総括時代に2代目の左陪席を務めてくれた任官9年目の特例判事補の違憲審判。
「臼井さん 性別変更認められる
適合手術なし、家裁津山支部決定」山陽新聞デジタル|さんデジ
https://www.sanyonews.jp/article/1512760
SNSでは匿名のLGBT差別者から、先の最高裁判例に従っただけの「ヒラメ裁判官」などという的外れな非難も浴びているようだが、私は疑いも無く立派な審判だと思う。
そもそも、最高裁が判断を留保して高裁に差し戻した論点について、先行した静岡家裁浜松支部審判に続いて果敢に違憲判断した審判だから、むしろ「ヒラメ」の逆の「カレイ」な裁判官だと思う。
正にこういう場合にこそ、あの問題の元最高裁長官の迷言「雑音に耳を傾けるな」が妥当する。
彼は、私が前任裁判長から引き継いだうち唯一解決できなかった長期未済事件のトンネルじん肺集団訴訟を粘り強い説得により和解に持ち込んでくれたと聞いている。
大したことは教えられなかったが、「カレイ判事」の先輩として、立派な裁判官に育ってくれて嬉しい。
「臼井さん 性別変更認められる
適合手術なし、家裁津山支部決定」山陽新聞デジタル|さんデジ
https://www.sanyonews.jp/article/1512760
SNSでは匿名のLGBT差別者から、先の最高裁判例に従っただけの「ヒラメ裁判官」などという的外れな非難も浴びているようだが、私は疑いも無く立派な審判だと思う。
そもそも、最高裁が判断を留保して高裁に差し戻した論点について、先行した静岡家裁浜松支部審判に続いて果敢に違憲判断した審判だから、むしろ「ヒラメ」の逆の「カレイ」な裁判官だと思う。
正にこういう場合にこそ、あの問題の元最高裁長官の迷言「雑音に耳を傾けるな」が妥当する。
彼は、私が前任裁判長から引き継いだうち唯一解決できなかった長期未済事件のトンネルじん肺集団訴訟を粘り強い説得により和解に持ち込んでくれたと聞いている。
大したことは教えられなかったが、「カレイ判事」の先輩として、立派な裁判官に育ってくれて嬉しい。