宝屋（ラーメン）

イオンモールＨＡＮＡの北側、西小路五条の位置する。
宝屋は西小路五条店より京都駅ビル内「京都拉麺小路」店
の方が有名である。一応「京都拉麺小路」での京都代表である。
おそらく「京都拉麺小路」での一番人気であろう。

西小路五条店は京都らしく“鰻の寝床”ごとく奥に長い店内だ。
電球の明かりが柔らかく昭和初期の落ち着いた雰囲気がまこと　
いいお冷に関してもほんのりとレモンの香りがし
口当たりが実に爽快である。

宝屋創設に関してフレンチ関係のシェフが絡んでいたとのこと
であるがスープを口にすると、その、まろやかさは仏血”が
感じられる。豚骨と鶏のスープは濃厚であるがサラッと流せる
特質を持っている。
和製の小麦粉を使用した麺はやや粉っぽいが口当たりも良く
スルスル口内へ吸い込まれて行く。
チャーシューはホロホロ系で甘味が上品で美味しい！！
また「とろ肉チャーシュー」は一食の価値があり、豚のトロ
をご賞味してほしいものだ。

ごちゃごしゃしたものは無くラーメンの本質であるウマミを
バランスよく創り出したラーメンは日本一の激戦区である
京都において間違いなく上位である店である。

個人的にはもう少しスープの温度を上げてほしいのだが・・・
「京都市右京区西院西溝崎町33番地1」

PONY (喫茶）

イオンモールＨＡＮＡより西に１０分ほど
歩いた場所にある。準工業地帯の真ん中にあり
かなり分かりにくく、地元選科　的な店である。
店内は外観どうり落ち着いた雰囲気を持った店で
７０年代が色濃く残っている、アダルトな店内だ。
照明も薄暗く角地ということもあり結構広い広さで
これなら本来の喫茶店が持つ“ゆっくりする”が
達成される店であろう。

以前ランチ（６５０円）を頼むとランチそのもが
すぐ運ばれこれでいいのかと確認され、ＯＫなら
そのまま置いていかれてしまうこともあったが、
最近はそのようなことは無くなった。

その日のランチは“豚シャブ定食”で口当たりのいい
ブツ　であった。
ご飯は茶碗に盛られしっかりと量は確保されている。
メインの他に漬物と温野菜（かぼちゃ）と味噌汁がつく。
豚シャブは決して上質な豚ではないが湯で加減が良好で
スルスルと胃に収まりご飯以外はあっと言う間になくなった。
さすがにご飯は少しゆるめで水分がいくらか多く
口にのこってしまった。
常連の声を聞くとかなり味の、ばらつきはあるようだが
下町の喫茶として考えるならＯＫではないだろうか。
「京都市右京区西院月双町」

すし処 函館市場(回転寿司）

閉店しました

イオンモールＨＡＮＡ３Ｆにある回転寿司。
このごろ回転寿司と言えば１０５円とイメージが
あるが、こちらは１００円～５８８円と高め？？

店内はカウンターとテーブル席、大きなＬ字が
印象的である。
ショッピングモール内としてはまずまずの大きであるが
左側のスペースがあまり有効的に使用さえていないように
思う。北海道のイメージで網なども小物を置いているが
どうもしっくり行かない・・・中途半端な空間が開いて
しまっているようで是非、リニューアルのさいは
有効的な空間構成であってほしい。

さて味は正直言って最近の１００円寿司ＣＰには追いつかない。
ヒドイ！！わけではないがＯＶＥＲ１００円の値打ちが
見出せない。
残念だが店員のスキルもさほど高くなく“イオンモール内での
人気”は疑問が残る。期待した合鴨寿司もまるで一昔の
コンビニ寿司のように四角かった・・・
おそらくいい素材を使用しているのだろうが、なんとか
もう一歩先を歩いてほしい。

ＨＡＮＡ3Ｆは函館市場を含みサンマルクグループが３件もある。
さながらサンマルクアベニューのようだ。

「京都府京都市右京区西院追分町２５－１」

華祥(ラーメン）

移転しました

百万遍の北西ビルの２階にあるベテランといってもいい
ラーメン屋。
場所は京大の近くでコストパフォーマンスの高い店舗が
数多くある地域である。

店内は極めて狭いテーブル席もあるが
席を前にしないと後ろが通れないほどだ。
‘鶏ねぎ中華そば ’は６００円！今の感覚では安い！！
鶏ガラをベースにした澄んだ醤油味のスープはアッサリと
している。麺はツルツルした縮れ麺。少し京都では珍しい
部類に入る。この込み合わせにじっくり煮込んだホロホロ
チャーシューが加わる。
総括的に見て大変あっさりした内容となり学生が多い
この地域にはパンチ不足の雰囲気がする。
しかし１０年以上にわたり店の存続がなしえたことを
見ればこの味はこの地域に受け入れられていることを
物語る。
具の白ネギ,ネギ,メンマ,キクラゲと変わった組み合わせ
などが小さな個性となり食べた終わった人の心の隅に
残っているやもしれない・・・
あと私だけかもしれないがアーモンドの味が
したような気が・・・

「京都市左京区田中門前町32-2 百八ビル 2F」

ひゃくばん（居酒屋）

今回は少し京都から離れて大阪難波にある居酒屋「ひゃくばん」
３５０円均一のお店で大阪らしい価格設定だ。
京都にはなかなかこのシステムを採用するお店は少ない。
（最近チラホラは現れたが）

店内は居酒屋らしい造りで大きなカウンターあり
余裕のテーブル席ありの、老いも若きも落ち着ける
場所である。

３５０円のお勧めメニューは、おつまみにもってこいの
するめ天ぷら”ざるとうふ　食が進む
明太とじゃがいものハリハリサラダ”そして
おこげあんかけ”は、あんかけのまとわりつく
芳醇にカリッとしたおこげがナイスなミスマッチ
を生み実にウマイ！
他にもナスとエビのグラタン”などいい感じで食できる。

京都のように居酒屋からの脱皮をうたったメニューもなく
安い居酒屋に徹している所が実に気持ちいい
微妙なニュアンスを求める方には不向だあるが
メリハリの効いた味つけで、自身の立ち位置をわきまえた
真っ当な居酒屋である。
ただ注意すべきは３５０円といって安心してガンガン
行っているとレシートが長くなってしまう点である
「大阪市中央区難波3丁目5-17 北極星ビルＢ1Ｆ」

來々亭 四条葛野大路店(ラーメン）

今や関西だけではなく全国に進出するラーメン屋となった。
年商１００億円超えるラーメン屋としマスコミにも
多く取り上げられることになった來々亭も初めは京都の
１店舗であった。
ご存知の方も多いかと思うが元は「ますたに」のお弟子さん。
当然ラーメンも背油醤油のますたに（銀閣）ラーメンである。

比較的どこへ行っても味の変化は少なく安心できる。
今回、四条葛野大路店の暖簾をくぐったが、いつもの
いつものように元気のいい掛け声で出迎えてくれる。
初めての来店なら少し面くらう位に元気がいい！！

來々亭はなぜかテーブルの色は青が多い、なにかこだわりでも
あるのだろうか？
味は今さらながらに見た目よりアッサリとして食べやすい！
本家ますたに”より麺が細くスルスル食できる。
チャーシューも程よい塩と油が同居する食べやすい味である。
誰にでも画一的にかつすんなりと京都醤油ラーメンが楽しめる、
これが成功の秘訣であろう。

通常のラーメン以外にも名物ネギラーメンもチェックしたい。
当然ながら本筋の味の同一ベクトル下しあるから大きな
癖など無くやはり食べやすい。

家族団欒で彼女と楽しく１人でたっぷりと！
ここは“ラーメン屋の王将”のような存在だ
「京都府京都市右京区西院東貝川町36-1」

Kitchen むく(洋食）

閉店しました

光華女子学園の五条通を越え、二つ目の通りを右へ
５０ｍの右側と、かなりわかり難い場所にある。
京都ロイヤルホテルでの経験を活かしての出店とのこ。

ガラス張りで明るく落着いた雰囲気、清潔感が感じられる
店内は小さいながらも１５人位の収容能力はある。

やはり地域がらランチが中心となるが７５０円の値打ちは十分にある。
スパニッシュオムレツやホタテのムニエルなどお値打ち
料理があるがランチはこれらメイン料理に引けをとらない
美味しさがある。
キノコあえオリジナルソースに身を包んだハンバーグは
中身ふんわり歯を入れてやると中から肉汁が
あふれ出てくるサブに添えられている
かしわ（鶏肉）は皮の甘味と肉身のアッサリ感が良くあい
大変食べやすい。
ライスもタップリと入っていて割り得感は高い。
女性だとやや多いとの印象を持つがランチ時に
来店するお客さんの半分は女性でかつ！ライス完食する
人も結構多いように思う。ついつい箸が進んでしまうのだろう。

全体的に見てどれを頼んでも“美味しい　と言えるレベルに
ある店である。
少しマイナーな場所ではあるが是非ともチェックしてほしい
お店の1つだ

「京都市右京区西院月双町58-1」

直（喫茶）

“なお　と読む。
以前紹介したラーメン屋ぽっぽや”の２件隣となる。

ここ１０年で２～３件オーナーが代わっている店舗で、
地元の者しか行かない「ランチ専門サ店」と
言っても過言ではない。

店内は意外と広くテーブル席６席、カウンター５席
あるが昼時はいっぱいになってしまう盛況ぶりだ。
メニューはカレーなり焼きソバなりあるが
メインはランチ！！見てのとうり・・・かなりキツイ

ミディアム気味の内容を誇るオムレツは食欲を抑え
アンマッチな煮干魚が卵と絡む。
ヘルシー路線と言えば聞こえはいいが・・・
確かに、このおかずなら食は抑えられる。

とどめはトンガッタホウレン草のおひたし。
必要以上に量が多量でかつ！かなり柔らか目のライスを
口内が湿地帯のごとく直接的な味付けのおかずと共に
占拠する。

かなりハズレな時に行ってしまったことは間違いないが
普段でも微動だにしないキツさは変わらないようだ。

こちらの常連さんの寛容さに私は拍手を送りたい。
「京都府京都市右京区西院清水町」

K＆K（喫茶）

i閉店しました

西小路高辻を西に入ったところにある喫茶店。
右京郵便局の隣となる。夜はパブにもなる。
店内はほとんどがガラス張りとなり透明性が高い。
店内は右手にテーブル席ゾーンと左手に
カウンターゾーンに分かれていてカウンターゾーン
に奥の棚にはズラリとスコッチ、コニャックなどが
整然と陳列されていてパブであることが再認識できる。

ランチのメニューはやはりセット！飲み物をつけると
１０００円を少し超える価格である。
比較的コッテリとした内容が多くハンバーグなどが
多く採用されている。
こちらのハンバーグはなかなか食べ応えがあり特に
デミグラスソースとのマッチングが良好である。
ライスは多いがやや柔らか目もう少し飯粒がしっかりすればな・・・
とおもってしまう。
ただ全体的に見てランチとしては（店内の雰囲気を含み）
合格点はだしたい店舗である。

「京都市右京区西院清水町」