先日、某友人宅へ遊びに行った時、その友人は既に今年の苗を育てていると言う。「時期的に一寸早いんじゃね?」と言うと、「今温めている」と可笑しなことを仰る。
聞けば、種をサランラップで包みそれを腹に巻き体温で温めているそうだ。幾日温めるかは聞き漏らしたが、発芽がしたらポットへ植え付けるそうである。
ハウス内でトマト(桃太郎)の種蒔き
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/f6/d7a58b016c9bc6f26e8549b4a763847a.jpg)
「まるで鶏が卵を温める図だな」と笑うと、「直接種蒔きするよりこの方が発芽が良いんだ」と、笑われたことが癪に障ったのか、一寸ムッ!とした顔で答えた。
我が家では、例年野菜の苗はJAで購入しているが、この苗ってのは1本当たりはそれ程高いとは思わないが、いざレジで精算となるとその金額に驚いたりする。
特に、連作障害を避けるため接ぎ木苗を買うんだが、この接ぎ木苗ってのがかなり高価で、カミさんの言うがままにあれもこれもと欲張るとエライことになる。
そこで、今年は種を蒔き苗を育ててみようと、トマト、キュウリ、モロッコ(インゲンの一種)、坊ちゃん(カボチャ)の種を買い、ハウス内で種蒔きをしてみた。
キュウリ、モロッコ、坊ちゃんの種は未だしも、トマトの種ってのはピンセットでも使わなきゃと思うほど恐ろしく小さく、クシャミで根こそぎ舞い飛んでしまいそうだ。