卓袱台の脚

団塊世代の出発点は、狭いながらも楽しい我が家、家族が卓袱台を囲んでの食事から始まったと思います。気ままな随想を!

2018年 4年目今年も「風流コキア箒」の製作

2018年12月06日 16時37分11秒 | クラフト

 2018年 4年目今年も「風流コキア箒」の製作

 

 

5月から楽しませてもらった「コキア」も大分枯れて、刈り取りの時を迎えました。しっかりと12月のこの時期まで、道路と畑の境で ゛生け垣 ゛の役割を果たし、行き交う人達の目を楽しませて8ヶ月余り、「あと少し、一働きしてください」。

 

そのまま捨ててしまうには、忍びなく、思い付きのままに、形ある記念の物として、気紛れから作った箒でしたが、今年で4年にもなりました。趣味のものなので、゛欲しい人がいれば、差し上げて、喜んでもらう ゛ことに、密かに満足し、「売り物」と思ったことはありませんでした。11月3日に、お誘いを受け、初めて ゛コキア箒 ゛をフリマに出品、全部売り切って、「素人のこんなものでも、欲しい人がいるもんだ!」と、ちょっと気を良くしました。

 

今年の畑作業も一段落し、Aの趣味の ゛コキア箒作り ゛の始まりです。今年のコキアは、十二分に立派で、ボリュームもあり、暇潰しには打って付けの量がありました。

12月2日午前中、「道沿いの畑」にて掘り起こし、根や巻き付いた雑草などの不要物を取り除き、車載にて、自宅へ搬入します。゛枯れた ゛とは言え、直径1m以上のものは、根もしっかりして、スコップでないと掘り起こせません。泥の付いた根をノコギリで切り落とし、車に積み込みます。コキアの特徴である「丸み」は、箒製作の成形上、重要なポイントになりますので、大きなコキアを2つ、3つ積み込むときは、大きめのゴミ袋の両端を切り開き、円筒形になったもので、コキアを小さくつぼめ、細かい枝?を折らないように注意して収納します。

コキアの生育状況より、今年は昨年以上の製作数が、明らかに予想されましたので、軒先の物干し竿を1本増やしました。また、乾燥し、待機・保管しておく吊り下げ竿のスペースも広げました。

 

 

(12月2日「道沿いの畑」コキアの掘り起こし A )

 

 

(「道沿いの畑」コキアの根の切り落とし A )

 

 

(コキアの車載、ゴミ袋を利用して A )

 

 

(自宅にてコキアの乾燥・保管の竿)

 

 

12月2日の時点で、畑からコキアの自宅への搬入は4回にもなっています。箒を作っては、コキアの搬入と、繰り返し行っています。

箒の製作については、動画とブログにて説明しておりますので、そちらを参考にしてください。

各カテゴリー「クラフト」、「風流コキア箒(ほうき)」の作り方(blog 2015.12.4)、動画「2017年 風流コキア箒の製作」(https://vimeo.com/248443629/) 7分

 

今年も同じく、同じ物を製作していますが、4年目ともなるとマンネリ化現象が出てきました。箒の製作で出た廃物で、ちょっと考えていることがあります。乞う! ご期待!

 

 

(12月2日 今年も「風流コキア箒」の製作 A )

 

 

(今年もこんなに製作しました! )

 

 

障子の張り替え、換気扇周りの掃除などハウスクリーニングを頼むお店を、Kは以前から知っておりました。先日、ちょっとした用事をお願いする時に、気安く手土産代わりにコキア箒を持っていった時のことです。受け取った箒を見て、お店の方に言われたそうです。「しっかりした、面白い箒だから、お店に置いてみない?」。そこのお店は、手作りの拘(こだわ)った物(家庭菜園の野菜、趣味の小物)などを地元の方より預かり、店頭にて委託販売もしている所でした。Kは、ハッキリとは言わず、言葉を濁して帰ってきたそうです。

 

「シュロ縄や結束具代を、少しは稼いだらどう!」と、Kより言われて、今、Aは考慮中です。