2019年「A&Kの菜園日記」タマネギの撤去
5月12日 タマネギの撤去 14:30~17:30
゛諦め ゛がつけば、早く次の作業にうつりたくなります。11日に続き、早速、畑に出ました。天気は良く、畑作業日和ですが、乾燥した空気は微風を受けて体感はひんやりとして、作業しても余り汗をかきません。
午前中に昨日残した7割のタマネギを引き抜き、被害の状態を一つ一つ確認しながら、廃棄処分と収穫分を分けていきます。概ね大玉に生長したものが発症し、酷い有様です。中玉以下のものは、案外、発症は見られませんでした。通常の時期よりも1ヶ月弱早い収穫ですので、ほぼ9割が中玉以下の生育途中の小タマネギですが、玉内に病源の厚膜胞子を抱え込んでいると思うと、抜き取る手にも力が入りません。ものの30分もしないで、引き抜き完了です。
(5月12日「中の畑」乾腐病に感染したタマネギ)
(午前中に引き抜き 乾燥中のタマネギ)
12日午後、乾燥したタマネギを改めて再確認しながら、茎や根を切り離して、袋詰めしやすくします。「手引書」には、……数日乾燥させて、干涸らびた茎を結び合わせ、風通しの良い日陰に吊して貯留……とありますが、Aのところでは「乾燥棚」で充分に乾燥させながら、調理毎に使い切っていくのが、毎年のタマネギの処理方法です。
今期は500本を定植しましたが、……例年であれば袋詰めの準備に1時間半以上、米袋5~7袋の量を収穫しますが……、1袋がせいぜいの結果になりそうです。
(5月12日 午後作業前の「中の畑」のパノラマ写真)
(「中の畑」タマネギの袋詰めのした処理中 A )
全滅を免れ、米袋1袋の収穫を得ました。感染の性質上、気温が上がるほどに発症の確率が今後ありますが、それはその時です。タマネギの残滓を片付け、展張のマルチを撤去、除草作業で2時間ばかりを費やしました。
(タマネギ展張のマルチを撤去 除草作業中 A )
除草作業の時でした、お仲間が噂していたと思われる「鳩」が、Aの廻りを徘徊して、餌をついばんで離れません。ここ数日、目にする一羽の鳩で、大変人慣れしているらしく、手の届く距離まで接近してきます。ちょっと威嚇しても、すぐ戻ってきて、うろつき回っています。「見かけないな、どこ行ったかな?」…と思っていると、雑草の間に身を隠すように、動き回っています。掘り起こした虫を投げてやると、可愛い気についばみました。
(大変人慣れした「鳩」です!)
(3時間の作業を終えた「中の畑」)
「仮収穫?」のタマネギ・米袋1袋を、午前中に用意した「乾燥棚」へ収納しました。
(見栄えは例年と同じようですが…?)