2019年「A&Kの菜園日記」夏野菜の準備(3) 苗の鉢上げ&播種
今年の夏野菜の栽培方法を、毎年行ってきたやり方を変えることにしました。種苗会社に「タキイ種苗」があり、野菜栽培には ゛必ず ゛と言って良いほど、毎期、何かしらで(種・苗など)お世話になっている(購入している)会社です。HP上で「家庭菜園野菜栽培マニュアル」という、初心者から中級者向けの指南サイトを設けています。1品種を要領よく2ページにまとめて、紹介していますので、プリントアウトしてファイルするには、大変便利です。今期は、そのマニュアルを取り入れて、夏野菜の概ねの品種を栽培することにしました。ただ、土作りの段階は、従来通り、有機肥料の牛ふん・鶏ふん・腐葉土、有機石灰質(カキ殻)を使用しています。
従来と違う栽培方法として
○水分・地温を確保、雑草を抑制するマルチフィルム(マルチング)を出来るだけ使用します。
○トマト・キューリについては、一条植え、一本仕立ての栽培。
○トマト・ピーマン・ナス、日光トウガラシなどの購入苗については、購入時のポリポットサイズ(8~9cm)より、13.5cmサイズへの「鉢上げ」を行い、「風除け」作業を省く。
○播種苗(10cmポリポット)についても、13.5cmサイズの「鉢上げ」を行う予定。
4月27日 資材と苗の購入
野田のホームセンターで、下記のものを購入しました。栽培方法を変えたために新たに購入した資材もあります。苗・資材共、1万数千円の出費です。
黒丸13.5cmポリポット 100p ×1
黒マルチ(穴無し)95cm×200m ×1
園芸支柱 20mm×210cm ×10
異形丸鋼(鉄筋) 13mm×1000mm ×10
FOREX ポット培土 40L ×2
トマト苗・ホーム桃太郎(接木) ×5
トマト苗・千果(接木) ×2
ピーマン苗 エース ×4
米ナス苗・くろわし ×2
とうがらし日光苗 ×6
ナス苗・千両二号(接木) ×7
キューリ苗・夏すずみ(接木) ×4
※「1本仕立て」については、補強として13mm鉄筋を打ち込んで、結束バンドにて210cm支柱を立てる予定。案外、強風もあるため、念をいれたもの。黒マルチについては、タマネギ用の5穴はあるが、無穴は持っていなかったので購入、200mは長すぎたが、他になかったため。
(今回特に購入した園芸資材)
4月28日 苗の鉢上げ&播種 10:30~14:30
昨日の曇天、少し寒い天気と違って、特大連休二日目の本日は、朝より陽射しも強く、これぞ大型連休という天気でした。自宅カーポートで、渋滞のニュースを聞きながら、のんびりした作業です。昨日購入した苗は、概ね8~9cmのポリポット入りですので、Aは二回りほど大きめの13.5cmのポリポットへ、トマト2種、ナス2種、ピーマン、キューリ、とうがらし日光を「鉢上げ」しました。
「鉢上げ」とは、播種した培養床より生長した苗を鉢に移すことですが、Aの場合は、購入したての苗を、定植適時期まで育苗するために、より大きめの鉢に植え替えることです。トマト苗などは、第1番花房の咲く頃までとのことです。育苗し過ぎて老化苗になると、苗勢が弱くなったり、着果が悪くなり、要注意とのことです。2時間半をかけ、4種26本の「鉢上げ」を終えました。
(「鉢上げ」作業中 A )
(購入時のトマト苗 9cmポット)
(4種26本ポット 13.5cmへ「鉢上げ」作業終了 )
播種は、今年購入種の「湯あがり娘(枝豆)」を30ポット、2018年の自家採種種として「ゴーヤ」9ポット、「オクラ」12ポット、「尾花沢スイカ」3ポットなどです。尾花沢スイカは、昨年同様に「お遊び」としての播種です。小玉ながら、表面模様や水分量は一丁前ですが、甘味は ゛まあまあ ゛でした。
(2018年9月9日「尾花沢スイカ」)
(4月28日自家採種種「ゴーヤ」)
(4月28日自家採種種「オクラ」「尾花沢スイカ」播種)
4月28日、「鉢上げ」と播種で作業したものは、下記になりました。
【「鉢上げ」 9cm→13.5cm】
トマト苗・ホーム桃太郎(接木) ×5
トマト苗・千果(接木) ×2
ピーマン苗 エース ×4
とうがらし日光苗 ×6
米ナス苗・くろわし ×2
ナス苗・千両二号(接木) ×7
【播種】
ゴーヤ(自家採種) ×9
オクラ(自家採種) ×12
尾花沢スイカ(自家採種) ×3
枝豆 湯あがり娘(購入種) ×30
4月29日 ポリポットに播種 14:00~17:30
昨日に続き、本日も晴れの良い天気ですが、関東地方は晩方より降雨で、一時は本降りの予報になっています。翌日の「平成最後の晩」から、改元「令和元年五月一日」にかけても日本列島は曇天もしくは雨で、初日の出が見られるのは、日本海側と瀬戸内のそれぞれ一部のようです。新時代より、暗雲垂れ込める……と、ならないようにお願いするだけです。
本日は、ポリポットへの播種作業です。先週初めに、コキア苗の植え替えで、前回購入の「培養土」をほぼ使い切っていましたので、27日に購入した「FOREX ポット培土 40L」を28日と本日に使っています。コキア苗に使った「花と野菜の培養土 25L」も肥料入りでしたが、今回の「ポット培土 40L」も肥料入りですが、但書きとして、「~肥効は30日前後で設定」とあります。老化苗を考慮しての事と推察できます。
(今回使用した「培養土」)
自宅軒先の狭い場所での播種作業、3時間半を要して、7品種60ヶ余りのポリポットへ播種しました。種は全て自家採種で、2018年のものですが、中には2017年の「日光トウガラシ」などもありました。
【ポリポット播種内訳】
シシトウ ×10
土佐文旦 ×4
日光トウガラシ(2017年) ×8
甘長トウガラシ ×8
ササゲ ×12
ピーマンエース ×8
赤皮栗カボチャ ×12
(7品種62ヶのポリポットへ播種完了)
※毎年2月、土佐の果樹園より購入している「土佐文旦」が美味しいので、お遊びで播種しました。