卓袱台の脚

団塊世代の出発点は、狭いながらも楽しい我が家、家族が卓袱台を囲んでの食事から始まったと思います。気ままな随想を!

2021年 紫苑のカタログいろいろ 吉貝機械金属

2021年08月29日 14時06分51秒 | 紫苑のカタログいろいろ

 

「旧社名「吉貝機械金属(株)」は、1996年社名変更で(株)ヨシガイになりましたが、私達や海外ではダイアーコンペ(DIA-COMPE)というブランド名のほうが馴染みます。

 

1930年大阪市天王寺区において自転車用リムブレーキの製造販売を開始、1949年[吉貝機械金属(株)」に名称を変更しました。1963年WEINMANN社(スイス)と業務・技術提携を結び、アルミ合金製キャリパーブレーキの製造販売を開始しました。米国(1975年・1996年)、台湾(1986年)、中国(2001年)と現地法人を設立、2005年に本店営業部を大阪府門真市に移転しました。

創業当初より、一般自転車向け製品として低価格帯が多かったので、市場での評価は高くはありませんでした。1963年WEINMANN社との提携により、本格的スポーツ車向け製品を市場に供給、上位ブランド名志向を重ねていきました。ダイア-コンペの製品群は型番で表記され、一部サブネームを持つものもありますが、個別の名称を持ちませんでした。

キャリパーブレーキを得意とする製品は、一般快走車で見られるサイドプル型が多く、スポーツ向けとしてはセンタープル型が1970年代よりAなどには馴染み深く、ファンも多くなりました。現在マウンテンバイクに使用されている国産カンティブレーキの先駆けは、DIA-COMPEより1968年頃に発売になったMAFAC・ドライバ型鍛造軽合金(型番不明)の製品かもしれません。キャリパーブレーキ専業業者として、ドラムブレーキ・バンドブレーキは製造しておりません。かつてはマエダ工業・サンツアーブランドの下、ダイア-コンペ/ワインマンのダブルネームを持つ製品が提供されたように、サンツアー/ダイアーコンペも提供されました。またOEM製品として米国・フランスのメーカーへも提供されています。

現在、ダイアーコンペの名称は、BMX界でステータスを築き上げ、最も信頼されている製品となっています。」

(「ウィキペディア」より、一部編集)

 

1970年代のカタログになります。WEINMANN社との特許・技術提携されたと思われるガイドピン/ガイド溝の「片効き防止機構」のページもあります。また、今回出品予定の「CLB型カンティレバーブレーキ#960」掲載のものもありますが、カタログ掲載のものはストラドルケーブル片端につまみが見られるので、少し新しい型番のものかもしれません。Aのものは、ストラドルケーブルの両端とも太鼓型のものになります。ついでになりますが、今回MAFAC・ドライバ型ダイアーコンペ カンティレバーブレーキの出品も予定しています。ブレーキ関連工具として「ブレーキ挟み」が載っておりますが、AはVAR#02のものを重宝して使っております。写真を掲載しました。

 

(2021.8.29)

 

 

※ 掲載のコピーカタログにつきましては、著作権制限対象物に当たるか否かは不明ですが、個人使用のみに限らせてもらっています。掲載物関係者の方で、御異議・苦情等があれば、ご連絡下さい。早期に削除等の対処をさせていただきます。

 

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(上 ダイアーコンペ  下 VAR#02)


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