2023年「A&Kの菜園日記」つるありいんげん苗定植と消石灰撒布
4月8日黒丸ポリポットに播種した「つるありいんげん」は、4月19日に発芽・順調に生育しました。同じように播種した他の夏野菜(ナス・キュウリ・トマト・ピーマン・オクラ)より遙かに生育が早く、播種後20日間で本日の定植日4月28日を迎えました。
《つるありいんげん アーリーグリーンKB》
約65日で収穫できる、支柱立てが必要なつるあり種。鮮緑色の丸さやで、柔らかく美味しいインゲン。収穫期間が長く楽しめます。インゲンは植物繊維が多く、β-カロテンやビタミンC、ミネラル類をバランス良く豊富に含む緑黄色野菜。
インゲン豆は、中南米が原産のマメ科の野菜。かつてヨーロッパを経由して中国に渡り、江戸時代に明の隠元禅師によって日本に伝えられたとされるのが、インゲン豆の名前の由来。
(「生産地 アメリカ 25ml」種袋)
(4月8日 「つるありいんげん」播種)
(4月19日 夏野菜の中でも発芽・生育が早い)
4月28日 つるありいんげん苗定植と消石灰撒布 13:30~16:30
順調に生育した「つるありいんげん」苗を本日定植します。
(4月28日 播種後20日目の苗)
夏野菜用の土壌中和材(消石灰・苦土石灰)を、まだ畑全面に撒布しておりません。本日は、先日使用した「配合肥料」にヒントを得て、自宅で事前に「自作混合肥料」を用意することにしました。中和材に苦土石灰と同時使用が可能な「カキ殻石灰」を準備しました。
《自作混合肥料》
天然有機質カキ殻石灰(5kg) 苦土石灰(10kg) 腐葉土(バーク入り)(45L)
油かす(5kg) 醗酵牛糞堆肥(40L) 細粒状醗酵鶏ふん(15kg)
(天然有機質カキ殻石灰(5kg))
(苦土石灰(10kg))
(腐葉土(バーク入り)(45L))
(油かす(5kg))
(醗酵牛糞堆肥(40L))
(細粒状醗酵鶏ふん(15kg))
6種類の肥料・堆肥を車載大型ゴムトレーに大雑把に目分量にて盛り、撹拌します。13Lポリバケツほぼ一杯分の「自作混合肥料」ができ、肥料・堆肥それぞれを畑に持ち込み撒布、また持ち帰る手間を省きました。全面撒布でなく、1畝や区画の限られた狭いエリアの撒布なら、この「自作混合肥料」方式が手間いらずで良いかもかもしれません。
(自宅庭先での「自作混合肥料」の撹拌 A )
(13Lポリバケツ約1杯分の「自作混合肥料」)
昼食後、畑に出ましたが雲一つない真っ青な快晴で、三々五々お仲間も集まります。昨日来風が3~4mあり、気温は昼過ぎより上がり始めますが、それほど汗をかかない家庭菜園日和です。
最西側の「サトイモ」の横に、耕起後「自作混合肥料」を撒布・すき込み、90cmマルチ幅に株間40cm片側4株ずつ2列の畝を立て、黒マルチ展張「つるありいんげん」苗を8株定植しました。畳一畳もない広さですので30分ちょっとで終わりました。
(4月28日 作業前の畑)
(4月28日 持参の「自作混合肥料」を撒布・すき込み A )
(「つるありいんげん」畝に黒マルチ展張 A )
(4月28日 「つるありいんげん」8株の定植 A )
前週の4月20日に中耕と追肥を行ったジャガイモ畝に1回目の「土寄せ」を実施しました。
(4月28日 ジャガイモ畝1回目の土寄せ A )
「絹さやえんどう白花」棚に僅かに残った莢をKが最後の収穫を行い、枯死し始めた蔓を引き抜き撤去しました。引き続きAが棚を解体、資材を撤去しました。
(4月28日 「絹さやえんどう白花」最後の収穫 K )
(莢を収穫しながら蔓を引き抜き撤去 K )
(蔓の撤去を見計らって棚を解体する A )
季節毎の播種や苗定植前には畑の土壌中和(酸度調整)のため苦土石灰を全面に撒布していましたが、今回は、強力で播き量に気を遣う「消石灰(こな)」を本日撒布予定で持参していました。しかし、お仲間がいる中での撒布は、3~4mの風向きによっては吸い込んだり皮膚に触れてただれる可能性もありますので、今日の使用はやめました。予報によれば明日早朝には、風が弱まる見込みなので改めることにしました。
翌4月29日、早朝より弱い風力(2mほど?)らしく、5時過ぎに畑に出ました。これくらいと思われる量を目分量で撒布、全体のすき込みを終えたのは1時間後でした。「消石灰は同時使用の肥料分と化学反応を起こしアンモニアガスが発生する」と言うことなので、1週間ほど馴染ませてから元肥を投入予定です。明日30日は、降雨予報なので好都合かもしれません。
(4月29日 土壌中和に使用した「消石灰」)
(4月29日 早朝無人の畑でグローブ・マスクで撒布中 A )
(「消石灰」全面撒布後 すき込み中 A )
(2023年4月29日の畑)