2018年 新倉山浅間公園 桜まつり(1)
運動不足の解消とダイエット、そして、Kとの適度な距離を保つために、゛Kの勧め ゛で、4月から近くのフィットネスクラブのジムへ通い始めました。自身でも興味があったので、継続して体調管理が出来るなら、「生ゴミ扱い」される前の、一石二鳥の好機と捉えました。
これはKのお声掛かりの「ジム通い」なので、私のお小遣いは大助かり、これは三鳥に値するかもしれません。
「37の会」のゴルフ仲間のSM氏の別荘でゴルフを楽しんだのは、昨年5月の富士レイクサイドCCでした。富士吉田市内の゛富士山、桜と五重塔゛の三位一体の素晴らしい景勝の場所である「新倉山浅間公園」の事は、知っておりましたが、当時は、すでに時期は外れておりましたので、アクセス等の情報をチェックして、翌年に持ち越しました。
今年も、SM氏より別荘での同様のゴルフのサゼッションがありましたが、昨年来の観桜の事がありましたので、そのままになっております。
今年の桜は、1週間から10日間ほど早くなっていましたので、開花状況を逐一伝えている「ふじよしだ観光振興サービス」のHPを、2月後半くらいからチェックしていました。富士吉田市は、富士山麓の標高650mから850mに広がる高原都市ですので、その分、開花は遅く、「桜まつり」の開催期間は、今年は4月7日~22日に設定されていました。
開花時期をギリギリまで見極め、4月9日にターゲットを絞り込み、高速バスの往復切符(「バスタ新宿」発08:45)を購入したのは、4月4日でした。
しかし、決定的なミスを犯してしまった事が分かったのは、購入二日後でした。
2年前に新宿周辺の高速バスの停留所を集約した「バスタ新宿」なるものを、是非、見たいと思っていました。
「新宿周辺の高速バスは、うんこうかいしゃの違いにより19ヶ所の停留所に分散、乗り換えなども含め利用者に分かりづらいとされていた。新宿駅の東西を結ぶ数少ない道の内、新宿南口・新南口とされ、一般国道20号線でもある新宿跨線橋は、タクシーの客待ち、一般車の乗降場所として、渋滞や接触事故が起こりやすかった。また、首都直下型地震に対応した「交通結節点」の整備が要望されており、国土交通省がJR東日本へ工事を委託し、工事起工より10年を要した愛称「バスタ新宿」、正式名称「新宿南口交通ターミナル」が、2016年4月4日に共用を開始した。」(ウィキペディア「バスタ新宿」)
4月9日午前8時半過ぎ、天気は快晴、「バスタ新宿」4階の発券・乗車エリアは、中国系外国人(それも若者が多い)の往来・雑踏、待合で混んでいました。「河口湖駅」行き45分発・「中央道下吉田」着10時20分のバスは、ほとんど満席でした。私の隣は、ソロツーリストのやはり中国系外国人でした。
(JR東日本の線路上に建てられた「バスタ新宿」)
(「バスタ新宿」4階の乗車ターミナル)
(「バスタ新宿」4階の発券・乗車待合エリア)
「中央道下吉田下りバス停」に定刻10:20に到着。降車客は数人と、意外に少ないです。
新宿→大月→下吉田の電車利用(JR・富士急)では2時間20分(¥3,210)、新宿→下吉田の高速バス利用では片道1時間40分(¥1,700)となり、桜見物だけのアクセス手段としてみれば、バス利用が最も有効に思えます。但し、゛事故等が無ければ ゛の話ですが!
高速道の高架下を10分で、新倉富士浅間神社参道の入口に着きます。扁額(へんがく)に「三國第一山」と掲げられた朱色の鳥居を幾多の老若男女が拝礼して、急な「咲くや姫階段(398段)」を休み休み、10分~それ以上を掛けて、絶景の展望デッキ「新倉山浅間公園 忠霊塔」を目指して上がっていきます。階段に代わる、車で通行出来る(期間中は制限)スロープもありますので、足腰に自信の無い方は、そちらを回っていました。Aは、下りでそちらを使いました。
忠霊塔は、やはり中国系外国人を中心に、白人・黒人、東南アジア人、日本人・観光客に参拝客、ありとあらゆる人で溢れておりました。はやる気持ちで、ベスポジの展望デッキへノロノロと順番を待ちます。゛桜まつりの期間中は、展望デッキ周辺での三脚・一脚使用は禁止゛と、立て看板があります。皆さん、スマホやコンデジ、一眼レフを構え、係員に促されての見物・撮影です。そう長くは留まれません。後から続く人並みに押されて、移動せざるを得ません。
この場に立って「決定的なミス」の意味を、再確認しました。チケットを購入した後の事前の「口コミ」には、「撮影は、7時~9時頃までが良い。それ以後になると逆光気味になる」と、ありました。
展望デッキに立った時はすでに11時近く、陽射しは高く光線としては、逆光近くになっておりました。また、生憎の気象状態で、山頂には雲がかかり、世界的に素晴らしい「富士山の稜線」は、隠れたままでした。自然の天気は如何にし難く、帰りのバス停で、乗車寸前に ゛やっと頭を見せてくれました! ゛、「次、また来いよ!」と言うことでしょうか?
(4月9日 なかなか残念な忠霊塔からの富士山)
(忠霊塔裏の展望デッキの混雑)
山頂の雲が晴れるのを、散策路を巡って時間を潰しましたが、結局、次々に湧き上がる雲は、切れませんでした。風は、時折、強く吹きますが、暖かい陽光が燦々と差す東斜面の桜並木散策路には、あちこちに人溜まりができ、それぞれに「春の一日」を楽しんでいました。
(東斜面の桜並木の散策路を楽しむ人たち)
(東斜面より南東方向の杓子山と富士吉田市街)