(11:00)山頂はもうすぐだと思います。
木の幹の下のほうの皮が剥がれています。
なにか動物が皮を剥いだのだと思います。
これでは木がダメになってしまいますよね・・・
こんな感じの糞があちこちに落ちています。
この糞は鹿の糞だそうです。
後で山頂で行きあった方に聞きました。
と言う事は上の木の皮を剥いだ犯人は鹿と言う事ですね。
(11:01)遠くに石楠花の花らしきものが見えました。
近づいて行ってみると、確かに石楠花が咲いていました。
周りには石楠花の木がたくさんあるようでした。
山頂から少し離れた所です。
でも、花はもう枯れかかっています。
それにそんなに咲いた様子もありませんでした。
がっかりしました。
見える範囲ではほんの数個だけでした。
ホントにショックでした
花の時期を合わせるのは難しいですね。
木に大きなキノコが付いています。
あれ、山頂に人がいるようです。
この人達が、後で話をした3人の男性の登山者です。
一人の方は見る限りすごく高級そうなカメラを持っていました。
もう一人の方の話では、その方は半プロなのだそうです。
私がやたらと写真を撮っていたらアドバイスもしてくれました。
足元にはギンリョウソウがたくさん咲いていました。
↑クリックで拡大します。
山頂に咲いていたサラサドウダンです。
(11:19)山頂の標識です。
写真を撮ったり、話をして遅くなったけれど、駐車場から35分位はかかったと思います。
サルオガゼが付いている木がありました。
アップで撮りました。
そろそろ下山をします。
登った時のルートとは違い、乙女高原に下りようと思います。
↑クリックで拡大します。 笹の花です。
下山し始めて、しばらくすると廻りは笹原になっていました。
その登山道にさっき山頂で行きあった高級そうなカメラを持った方が、一人座り込んで熱心に写真を撮っているようです。
側に行ってみると、笹の花が咲いていると教えてくれました。
この花は50年に一度くらいしか咲かない珍しい花だそうです。
めしべとおしべの説明もしてくれました。
そして咲けば、笹は枯れるそうです。
私たちも本当に珍しい花に出会えました。
笹の花は一度知り合いの山好きな方のビデオでみたことがありました。
その人も珍しい花だと言っていました。
縦長に撮ってみました。
私がまだ子供の頃、家に竹林がありました。
ある日、竹林を見周りに行って来た父親が「竹に花が咲いた」と言いました。
そして「竹に花が咲けば竹は枯れる」と言って沈んでいました。
その言葉通り、家の竹林の竹はいつの間にか全部枯れてしまいました。
今でも竹は生えて来ません。
あの頃、竹林には立派な竹が生えていたのを思い出します・・・
自然現象って、随分信じられないような事がおきますね。
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大窪山(1719m)~乙女高原③に続きます。