彦根を拠点に、湖東三山を目指す旅二日目。
午前中は、彦根の井伊家の菩提寺龍譚寺を訪問。
ここは南庭の枯山水のふだらくの庭と書院東庭の二つをもつ。
特にふだらくの庭は、心落ち着く名園だ。
こういう庭が身近にある町は、心の拠り所がある気がする。
うらやましい。
作庭は、僧侶の修行の一部だったのだろうな。
ここは学僧たちの造園の発祥の地らしく、ここで学んだ僧侶たちが全国の禅寺の庭園を手がけたらしい。
四季折々の花や木を愛で、心の平穏をみつめてはじめて仏事の道を悟るのだろう。
こういう庭が何百年と守られていくことは、実は、難しい。
実際、湖東にあるいくつかの寺や庭も、火事で消失したり、また信長の焼き討ちにあっているらしい。
そうして焼き討ちにあった寺も庭も、信仰者の再興により、こうして当時に近いものを再び拝観できてると考えると感慨深い。
龍譚寺の次は、お多賀さんの愛称で呼ばれている縁結びの神様がいらっしゃる多賀神社に立ち寄る。
しっかりと祈願したあと、朱印帳を購入。
一番札所ということだから、朱印帳の書き下ろしにはふさわしい。
が、今までたくさん寺院まわってるので、もっと早く始めればよかったかな。
ちなみに、朱印帳にかいてもらうには拝観料以外に300円かかることも初めて知る。
さて、いよいよ、湖東三山のひとつ西明寺へ。
平安初期に開創された天台宗の古刹。
不断桜という秋に咲く桜の開花を探すがまだ咲いていなかった。
庭は名勝蓬菜庭。
さぞ、紅葉の季節は美しかろう。
山道の参道を登り、当時の僧侶が機転を利かしたことで信長の焼き討ちにあわなかった本堂と三重の塔を拝観した。
続いて金剛輪寺。聖武天皇と行基により741に開山された天台宗の古刹。
庭は桃山期から江戸に渡る作が順番に楽しめるようになっている。長い参道を登ると本堂がある。秘仏ほか十一面観音像がある。
昼飯は、境内にある蕎麦屋でざるそばをいただく。
山菜が添えられおいしかった。
ちょっと歩き疲れたこともあり、さらに山寺の百済寺を回るのを一瞬悩むが、せっかくここまできたのだからと思い直す。
百済寺は、606年に聖徳太子が渡来人のために創建された最古刹。特に庭がすばらしい。
湖東平野と比叡まで一望できるまさに天下遠望の名庭。
鎌倉時代からは1300人が居住する巨大寺院だったらしいが、ここも信長の焼き討ちにあったらしい。
再興され、山の中腹にこんなすばらしい庭があることに驚く。
近江の繁栄とその地にあった寺の勢力は相当のものだったんだろうな。
京都や滋賀はかつて日本の中心だったから当たり前にあちこちに立派な寺があり、まだまだ魅力的な寺がありそうだ。
彦根に戻る前に、ヒトミワイナリーに立ち寄り、軽い発砲のある白ワインを買いたかったが、まだ時期が早かったらしい。
11月中旬にでるとか。
仕方ないから、軽いタンニンが効いた赤ワインのDelic Rouge 1680円を3本購入した。
時期になったらウェブで白ワインを注文してみるつもり。
ヒトミワイナリーを過ぎ、その先にある池田牧場の人気のジェラートをいただいたあと、ホテルに戻る。
夜はホテル近くの餃子の王将だった。
夜道を歩きながら行ったが、すっかり涼しい秋の夜だった。
歩き疲れ、夜は逆になかなか寝付かれなかった。
午前中は、彦根の井伊家の菩提寺龍譚寺を訪問。
ここは南庭の枯山水のふだらくの庭と書院東庭の二つをもつ。
特にふだらくの庭は、心落ち着く名園だ。
こういう庭が身近にある町は、心の拠り所がある気がする。
うらやましい。
作庭は、僧侶の修行の一部だったのだろうな。
ここは学僧たちの造園の発祥の地らしく、ここで学んだ僧侶たちが全国の禅寺の庭園を手がけたらしい。
四季折々の花や木を愛で、心の平穏をみつめてはじめて仏事の道を悟るのだろう。
こういう庭が何百年と守られていくことは、実は、難しい。
実際、湖東にあるいくつかの寺や庭も、火事で消失したり、また信長の焼き討ちにあっているらしい。
そうして焼き討ちにあった寺も庭も、信仰者の再興により、こうして当時に近いものを再び拝観できてると考えると感慨深い。
龍譚寺の次は、お多賀さんの愛称で呼ばれている縁結びの神様がいらっしゃる多賀神社に立ち寄る。
しっかりと祈願したあと、朱印帳を購入。
一番札所ということだから、朱印帳の書き下ろしにはふさわしい。
が、今までたくさん寺院まわってるので、もっと早く始めればよかったかな。
ちなみに、朱印帳にかいてもらうには拝観料以外に300円かかることも初めて知る。
さて、いよいよ、湖東三山のひとつ西明寺へ。
平安初期に開創された天台宗の古刹。
不断桜という秋に咲く桜の開花を探すがまだ咲いていなかった。
庭は名勝蓬菜庭。
さぞ、紅葉の季節は美しかろう。
山道の参道を登り、当時の僧侶が機転を利かしたことで信長の焼き討ちにあわなかった本堂と三重の塔を拝観した。
続いて金剛輪寺。聖武天皇と行基により741に開山された天台宗の古刹。
庭は桃山期から江戸に渡る作が順番に楽しめるようになっている。長い参道を登ると本堂がある。秘仏ほか十一面観音像がある。
昼飯は、境内にある蕎麦屋でざるそばをいただく。
山菜が添えられおいしかった。
ちょっと歩き疲れたこともあり、さらに山寺の百済寺を回るのを一瞬悩むが、せっかくここまできたのだからと思い直す。
百済寺は、606年に聖徳太子が渡来人のために創建された最古刹。特に庭がすばらしい。
湖東平野と比叡まで一望できるまさに天下遠望の名庭。
鎌倉時代からは1300人が居住する巨大寺院だったらしいが、ここも信長の焼き討ちにあったらしい。
再興され、山の中腹にこんなすばらしい庭があることに驚く。
近江の繁栄とその地にあった寺の勢力は相当のものだったんだろうな。
京都や滋賀はかつて日本の中心だったから当たり前にあちこちに立派な寺があり、まだまだ魅力的な寺がありそうだ。
彦根に戻る前に、ヒトミワイナリーに立ち寄り、軽い発砲のある白ワインを買いたかったが、まだ時期が早かったらしい。
11月中旬にでるとか。
仕方ないから、軽いタンニンが効いた赤ワインのDelic Rouge 1680円を3本購入した。
時期になったらウェブで白ワインを注文してみるつもり。
ヒトミワイナリーを過ぎ、その先にある池田牧場の人気のジェラートをいただいたあと、ホテルに戻る。
夜はホテル近くの餃子の王将だった。
夜道を歩きながら行ったが、すっかり涼しい秋の夜だった。
歩き疲れ、夜は逆になかなか寝付かれなかった。