出雲

親しい友人が出雲に行くという。

いっしょに連れて行っていただきたいが、遠すぎる



なんでも、旧暦10月10日、全国から参集する神々を迎える「神迎祭」があるらしい。

今年は11月23日がその神事にあたる。


出雲大社に神が集まるのは、一般には縁結びの相談のためとのこと。


10月を神無月と一般的に言うのに対して、出雲では、この月は神がいるから、神在月と呼ぶらしいが、出雲以外には神がいなくなると言われるのは、後付けの中世以降、出雲大社の御師が全国に広めた俗説とか。

それにしても、こういう話は実におもしろい。


神話の神というと、なぜか昔読んだ芥川龍之介の短編、素戔嗚尊（スサノオノミコト）を思い出す。

神を人格化して、魅力的な物語だったな。

たしかスサノオは、出雲の神話に登場する神。


伊勢同様、神話の世界に登場する地は、日本の文化の始まる場所だからだろうが、日本人のルーツはなにかというように、想像力を働かせてみると、底なしに惹かれるなぁ



ついでに、出雲そばもおいしいそうだなぁ。

さらに、ぜんざいも発祥の地らしく、魅力は尽きない。


連れて行って～